2024年04月09日

ポレポレ島仲間がやって来た 4月4日(木)~4月6日(土)

何か特別に楽しいことがあると、かえってブログを書く余裕がなかったりします。
ブログに書き残したい事なのに、書いていない内容の方がずっと楽しかったり記憶に残る出来事だったりするのです。
4月4日(木)~6日(土)の3日間もそんな充実の日々でしたが今回は何としても記録に残したかったのでした。


このブログを始めたのは2007年の3月末。それ以前に書いていたのがコミュニティサイト『ポレポレ島』でした。
まだモデムを使って電話線でインターネットを接続していた頃で、ネット上に偶然見つけました。バーチャル空間にある架空の島『ポレポレ島』に住み着いて(小さな個人HPを作成して発信)島民の交流をおこなうというものでした。
このサイトの参加者は音楽関係者やアウトドア関係者、小説家やアーティストなど興味深い人達の小さな集まりでした。その中で知り合い意気投合したメンバーが東京に集まってオフ会をやったりしていました。私も島のサーファーを集めて静岡県内で何度かサーフィンをしたことがありました。
最後に開催したのは2011年7月でしたからもう13年前のことです。そんなサーフィン仲間で東京に住むdaiju君が静岡に行くと連絡してくれたのでした。


4月4日(木)

この日は前日の雨で早朝の波が良くなりそうだったので、daijyu君と7時に静波スイングビーチ前の静波海岸で待ち合わせ。
私は早めに着いたので、写真撮影をして待つことに。







かなり良い波でした。
でも混むであろう静波を避け、鹿島、片浜とチェックして



いつもの定位置へ。かつてロングボードだったdaijyu君はミッドレングスのフィッシュ乗りになっていました。



風は東に変わる予報なので写真撮影はほどほどに急ぎエントリーしました。

中央が一番波数もあり7~8人がいましたが、私はいつものように左端から30m~50mほど離れて波待ち。
左端は波数は少ないものの大きい波は中央でワイドになるので左端が丁度良くなるのです。
普段、千葉のリーフ波でしか入らないdaijyu君はどうしてもピークへ行ってしまいますが、だんだんビーチブレイクの特徴を掴んだようで左端に移動してきました。サイズもあり、ロングライドできるいい波でした。



やがて風が出てきて1時間半ほどで修了となりました。東京から来てくれているので初日から波があってとりあえずホッとしました。



ランチはもう定番のCurry fornia hug。いつもinstaの波動画を参考にさせてもらっている天野君にも会えました。



今回はハンバーグ。リーズナブルなのにとても美味しいお店は、誰かを連れて来るには安心のお店の筆頭です。

今回の宿は、当然のことながらパグラス鹿島。チャゲさん達スタッフの心配りに感謝です。

今回の旅は唐突でしたが、理由がありました。
daijyu君はドローン免許である国家資格の一等無人航空機操縦技能証明を先日取得しました。
同じドローンを仕事としてこれからやっていこうという共通の目標があるのでドローン関連の情報を共有するためもありました。
そのため、サーフィンの話だけでなく、ドローンの今後の話など話題は尽きることがありませんでした。



夕方、相良子生まれ温泉に行き夕食も。

宿に戻ってのんびりしていたら、疲れていて寝てしまいました。
daijyu君はチャゲさん達や泊りに来ていた茅ケ崎のケヴィンさんたちとビールを飲みながら話し込んでいたようです。


4月5日(金)

朝のチェックをするも波はサイズダウンして風も少し入っているのであちこちチェックするも断念。
無理して入らなくても良いかなというのが我々のスタンスです。



ランチは静波の老舗T&Tで。
しょうゆピラフ&ハンバーグを頼んだのですが、daijyu君は大盛を頼んじゃった。
気付いてどうしようかと思いましたが、daijyu君は私よりずっと若いし、大丈夫かなと思ったのでそのままにしました。
完食していましたが、お腹きつかったようです。

午後はクルマ1台で、各ポイントの案内をしながらのドライブ。
御前崎は風強く波も大き過ぎでクローズ。
大東方面も同じとは思いましたが、各所を巡りました。
そういえば、15年くらい前にはポレポレの皆で毎年のように大東の千浜や豊浜、舞阪でも集まってサーフィンしたものでした。

さて掛川まで来たので、お茶の大村園に行ってケンちゃんと波乗り談義。



お茶を買うなら大村園でと思っていたのでやっと買うことができました。いつも楽しい大村園。

パグラスに戻り、のんびり。
するとチャゲさんがストレッチやりましょうとYoutube



いろいろ気配りしてくれます。



私がサーフィンを始めて数年目のサーフィン雑誌。雑誌のなかの懐かしい静岡や湘南にケヴィンさんとも話が盛り上がります。



高下駄の体験も。

そうこうしていたら、佐藤李ちゃんとお母さんの素子さんがやってきてオーストラリア遠征のご報告。
この後プールへ行くというので、我々も見に行くことにしました。






李ちゃんの流石のパフォーマンス。スプレーの上がり方・量が凄いです。
プールの波がもの凄い波に見えてきます。



テイクオフも及川コーチに教えてもらったことが完璧にできています。



それにしてもボトムターンの安定感が凄いですね



今日はこの子のアシストをしていました。この子もこの年齢でコレですから有望ですね。
daijyu君はプロのサーフィンを目の前で見れて良かったと言っていました。

この後はコンビニでおつまみを買いパグラスへ戻りました。



目的はこちらのテントサウナ。



中の様子はdaijyu君のinstaから写真頂きました。
すっかりととのったところで夜のビールタイムに突入しました。


4月6日(土)

最終日は5時起きしてビーチへ。




せっかく鹿島に泊まっているので鹿島ビーチでサーフィンすることに。



波はお手頃。たくさん乗れて笑顔のサーフィンで締めくくることができました。



〆はコメダ珈琲でモーニング。
今回はいろんな話ができ、いろんな人とも交流できてしかも波も良かったという大満足な3日間でした
次は私が千葉に行ってポレポレ島のみんなに会いたいと思います。

daijyu君、静岡に来てくれてありがとう。ではまた次回。


おわり・・・ではないんです。daijyu君は帰りましたが、今宵は静岡まつり。




家に戻ったらすぐに行動開始です。今夜は静岡まつりでドローンショーが行われるからです。
静岡市街の殆どは国土交通省の許可が無ければドローンを飛ばすことができないDID(人口集中地区)です。



国土交通省のホームページにあるDIPSと呼ばれているドローンのサイト
ここは各種の申請や登録を行うサイトなのですが、国土交通省に申請された飛行計画を閲覧することができます。
これにより、葵小学校の運動場を立ち入り禁止にして墜落などの事故に備えた安全確保をしていることが確認できます。
葵小学校は私の母校(旧城内小学校)ですから、どこから見れば離着陸の作業が良く見えるのかわかります。



夕飯を済ませて内堀の土手に上がりました。



整列し小型ドローンが一斉に点灯しました。



いよいよ離陸。プログラムされた飛行経路を飛ぶとはいえ、風などで隣と衝突する恐れもあると思うのですがGNSS(アメリカ・中国・欧州・ロシアなど複数の国のGPSの電波を補足して精度を高めるシステム)が威力を発揮しているのでしょう。








わずか7分弱のドローンショーでしたが、昨年のディズニーのショーよりも進化していました。

これを見ながらdaijyu君と議論したかったですが、いろいろ参考になりました。
  


2024年02月10日

伊豆ミニトリップ2日目 2月10日(土)

昨夜は敢えて目覚ましをかけず、カーテンを少し開けて寝ました。
海へ行くために無理に目覚ましで起きるのではなく、自然に目を覚まして出掛けるようにしたかったからです。
朝6時20分、自然に目が覚めたので海に向かいました。
波情報では白浜の方が波のサイズがあるようでしたが、ライヴカメラを見たところ風が止んだばかりで波質がイマイチでした。
そこで多々戸浜まで行ってみることにしました。



波は時々セットが入るとブレイクしますが、かなり小さ目。
4人ほど入っていましたが、なかなか乗れない感じ。しばらく写真を撮りながら波を観察しました。




風は無風で面はきれいで、少ないながら乗れる波はあるので周りの人も着替えて入る準備を始めていました。





インサイドのギリな波でした。



早めに貸別荘に戻り、この風景を見ながら



展望バスルームで長風呂。



サスケハナ号や海上保安庁の巡視船が通り過ぎていきました。

快適な貸別荘の1泊2日でしたが、自分で別荘を持ちたいと思っているわけではありません。
安くなっているとは言え別荘はかなりの高額商品。毎日ここで過ごしたい訳ではありませんし、毎月の管理費だけで今回の宿泊費くらいかかります。
貸別荘なら、部屋の掃除も庭の手入れも不要です。冬の平日は宿泊代も安いので月一で来ても良いなと思っています。



このヴィラの唯一の弱点は、隣接する駐車場が狭いので、大き目のクルマは離れた駐車場に止めなくてはならない事でしょうか。
伊豆の別荘は駐車場が狭いところが多いので、クロスビーの小ささは伊豆に向いています。
  


2023年09月02日

続・伊豆トリップ 8月30日(水)・31日(木)

今週は日曜日のSBS学苑の救急法講座の後、月曜日の鹿島ビーチから5日間連続でSURFしていました。
とはいえ、講座の準備や教材作り、打ち合わせや講演会会場の現地チェック、様々な事務処理など仕事もいろいろでブログを書く時間が無いばかりか、食事は毎食お弁当で炊事の時間をカットするなど分刻みのスケジュールでした。

さて、前回のブログの続きです。



堂ヶ島の乗浜での1棟貸しは快適で、帰るのが嫌になります。今後、西伊豆に来るときはココが定宿になりそうです。
今日の仕事は土肥の伊豆総合高校土肥分校の教職員の皆さんが対象です。開始1時間前に現地入り。
学校の校舎は基本的にエレベーターが無いので講習用の器材を運ぶのが大変なのです。案の定、会場になる大きな教室は5階でした。
そんな事だと思い、Tシャツ・短パンの海に行く時と同じ格好で行って正解でした。Tシャツは汗でびしょびしょになったので着替えましたが、講座は短パン姿でやらせてもらいました。




このような教職員対象の講座に来ると、先生方が全員私よりも若いことに気づかされて違和感を感じてしまいます。自分も歳をとったのだなと実感させられます。
救急法の講座もハイテンションで乗り切り楽しかったです。今回は1時間の講座でしたが、最低でも1時間半、できれば2時間は欲しいところです。
ギャラは同じで良いので実技を繰り返しおこなって満足度を高めたいのです。



講座が終わり、先生方全員で見送っていただき、私は一路松崎へ。
妻は松崎の教育委員会へご挨拶に行っていたのです。



ランチは松崎町役場近くの『久遠』さん。
私は『久遠』さんが松崎で最も美味しいお店だと思っているのですが、昨年度までの5年間の松崎健幸教室の間には数回しか来れなかったのです。
教室が開催された日曜日は大人気でとても入店できなかったのです。今日は平日なので待つことなく食べることができました。
『久遠』のマスターはサーファーです。



食後は花の三聖苑にちょっと寄ってから下田に向かい、東急ストアで夕飯の買い出し。



そして今夜はこちらの下田プリンスホテルにチェックインしました。



部屋に入って海を見るとサーファーの姿が10名ちょっと。



満潮時間を少し過ぎた時間帯。ロングボードに向いたいい波です。
すぐに黄色のボードショーツに着替え、クルマからJAZZBO 7'6"を取りに行き、エントランスホールを通り抜けビーチへ。
ここの海岸はほぼリーフで干潮になると岩だらけでサーフィンができません。しかし今日は大潮の満潮時間なのです。
波も胸くらいある長周期の良い波が入っていて満潮のため岩を避けられる水深がありました。
なかなか無いタイミングの良さです。

妻がホテルの部屋からスマホで私の動画を撮ってくれましたので切り出し写真載せます。





ロングライドできるご機嫌な波でした。



辺りが暗くなり始めると、東の空に月が昇り始めました。



デッキの照明が点灯し幻想的な絶景に。



ムーンロードもきれいに現れました。


8月31日(木)

朝は暗いうちの目が覚めました。目覚ましが鳴る10分前でした。
辺りが見え始めるとサーファーが1人海に入っていきました。
私もすぐに海へ。



最初の30分くらいは3名だけでしたので、昨日以上に乗ることができました。
ほぼ昨日と同じメンバー。
たくさん乗れたので、後半は左寄りで大物狙い。
1時間半ほどで疲れ切って上がりました。







下田プリンスホテルはこの目の前のビーチでサーフィンができる時はハワイを越える快適さです。
デッキでチェアに寝そべってサーフィンを眺められますし、
デッキの側には更衣室と温水シャワーがあります。白砂のビーチはほぼハワイ並みの美しさ。
改めてこのホテルの凄さを感じることができました。



汐が引き始めると、こんなかんじですけどねface08

  


2023年07月01日

SURF 伊豆へ 6月30日(金)~7月1日(土)

久々の伊豆行きでした。
金曜日の朝5時に起きて5時半に出発。



時々小雨が降ってくる新東名を沼津で降りて、伊豆縦貫道へ。
まだ早い時間帯なので渋滞はありませんでした。大仁から亀石峠を越えて宇佐美へ。



朝食はコメダ珈琲 伊東店。



もうお判りでしょう、Gakuさんと合流しました。
会うのは4月に行われた新潟県柏崎市ののビーチグラスコンテスト以来でしょうか。
私のクルマにボードを積んで下田に向かいました。

さて、この日は風の合う白浜は波が小さく、多々戸浜は夏の駐車場整備で駐車場に入れません。
サーファー達は波がイマイチな入田浜等に流れていました。
でも、これはラッキーと言えばラッキーな事。
多々戸浜の海岸の駐車場は全面立ち入り禁止なのでサーファーは2名のみ。
波がある多々戸浜でこんなことは滅多にあるはずもありません。
そこで、地元の人が自分の土地でやっている有料駐車場へ入れることにしました。



駐車車両は3台のみ。



着替えて早速入ることにしました。




南西の弱い風で、タル早いブレイク。風に押されピークが急に掘れる難しい波でした。
ただ、私は23日・24日にパグラス鹿島で開催された及川コーチの講座に出ていて、以前指導してもらったテイクオフの修正点をもっと改良しようと考えていました。
及川コーチの指導は、自分がこれまで良かれと思って磨いてきたやり方をひっくり返してしまう理論的な裏付けに基づいた視点に驚かされます。
その方法でテイクオフを修正したところ、すぐにいつもより簡単に波に乗れることに気づきました。
これまでも「エディさんはテイクオフ早いですね」と言われることが多い私でしたが、新しいやり方の方が確実に簡単に早くテイクオフができて、普段以上の本数に乗ることができました。
おかげで1時間ちょっとで脚が疲れてしまい、Gakuさんよりも一足先に上がり写真を撮ることにしました。
駐車場の作業が終わり、人も増えてきたので丁度良かったです。






Gakuさんも上がってきました。Gakuさんは新潟で一緒にSURFした時以来の久々のサーフィンでしたので疲れたのではないでしょうか。





最大でもバラケて10名ほどで多々戸浜を満喫できるという奇跡的な時間でした。
駐車場代1000円も価値ある1000円になりました。
お昼になったのでランチはこちら



外浦の国道沿いにある上の山亭です。


魚料理が人気のお店ですが、先週歯の治療で上の前歯を1本抜いていて嚙み切ることができないので焼肉定食にしました。
20年以上前にバイク事故で折れた前歯を差し歯にしていましたが、残った歯の根っこと義歯の接続が折れてしまい、治療中なのです。



食後は宿のチェックインまで時間があったので南伊豆の道の駅「湯の花」に行ってみました。
私はいつもの磯海苔、Gakuさんは愛飲しているハーブティを手に入れました。



宿にチェックインする前に弓ヶ浜を見てみました。



風が強まり明日はもっと波が上がりそうですが、そうなると2カ月半のブランクがあるGakuさんには厳しいかなと思っていました。
すると、弓ヶ浜には2人のサーファーが入っていて、なかなか乗れていませんでしたが、明日はもっとサイズが上がって乗れる波が増えるのではないかと思いました。



完全に我らの定宿となっている『らいずや』にチェックイン。
テレワークに使えるフリースペースのソファでコーヒーを飲んだ後、



温泉へ。やっぱり温泉は露天風呂が最高です。
濡れた顔を手で拭ったら、温泉がしょっぱいことを思い出しました。弓ヶ浜の温泉は塩分が濃いです。

そして部屋へ戻り落ち着いたら、10畳間のGakuさんの部屋へ行き



持ってきたトイドローンのTelloで操縦の練習をしました。
Gakuさんは3月末の福井県でのドローン講習以来ドローンを飛ばしていないので、操縦の感覚を思い出した方が良いと思ったからです。
Gakuさんは既に伊東の仕事で広く活躍していて忙しい身ですからね。



これは飛行中のドローンから撮影した写真です。



夕飯は下加茂のスーパーで買い、テレワークスペースのソファーで食べて、
食後はまたドローンの操縦練習。
本格的なドローンと違い、小さいから部屋の中で飛ばせるし、制御用のセンサーも直下の障害物を感知する画像センサーしか搭載されておらず、自動操縦のためのセンサー類のGNSSや地磁気センサーなどは搭載されておらず、風が吹けはマニュアル操作で流されないように微調整する技術が必要で、操縦訓練には最適なのです。


7月1日(土)

朝は5時に起きて5時半から行動開始。
やはり多々戸は強風のため波が大きくジャンクぎみなようです。



弓ヶ浜に出てみると、雨が降る中2人のサーファーが入っていました。風はかわしていました。
すぐに入ることにしました。
癖波で難しいコンデションなのでみんながあまり乗れていない中、結構コンスタントにテイクオフして乗れました。
乗れているので、サーファーがみるみる増えて10人くらいになりましたが、私たちは得意の左外れ。人が一番いない場所で一番乗れていました。
私は昨日と今日の2日で、新しいテイクオフのやり方が効果が高い事を確信しました。
テイクオフが早いと、苦手のバックサイドも余裕をもってフォームを正すことができ、視界も広がりスピードも出るので良い循環になりました。
何だか、以前のようにパフォーマンス系のショートボードに乗れるような気がしてきました。

雨の中、着替えるのはたいへんなのでウェットスーツのまま宿に戻り温泉に直行。
極楽でした。
朝食後もドローンの操縦練習をし、10時にチェックアウト。
早めのランチに



稲取の南にあるカレーハウス向山へ。
以前から通るたびに満車なので気になっていたお店だそうで、先日Gakuさんの奥様が伊東に来た時に行ってみたら当たりだったようです。



野菜いっぱいの野菜カレーをいただきました。美味しかったです。

そして伊東市内に入りました。
海岸線の国道の渋滞を避け、伊豆高原の細い道を抜けて



ベーカリー&ランドリー『MASAAKIs&TOSHIAKIs』へ
以前にも連れて行ってもらったお店ですが、店全体がハワイアンのグッズで溢れています。




パンも安くて美味しくてリーズナブル。



でも、一番のお薦めは注文が来てから揚げてくれるマラサダです。
お店の前に置いてあるエアストリームの中がイートインスペースになっています。


今回の伊豆プチトリップ。いっぱい積もる話ができましたし、今後のプランや仕事に関するアイデアの話、SURFにドローンと実に内容充実の2日間でした。

次は、牧之原で会いましょう。



  


2023年03月08日

SURF 多々戸浜 3月5日(日)~3月6日(月)

3月6日に遂に65歳の誕生日を迎えました。
自営業に定年は無いのでまだまだ仕事は続けますが、大幅に減らしてセミ・リタイア生活に入ろうと思います。
とはいえ今でも年間130日くらいサーフィンをしているので既にセミ・リタイアのようなものですけどね。

先月から1日勤務したら5~6日休みというスケジュールですが、それ以外の仕事も多いし、波も大したことは無いのでサーフィンは1週間行っていませんでした。
3月末で全国旅行支援も終了なので、最後に妻と二人で伊豆の貸別荘に泊まりに行くことにしました。



下田湾を望む須崎半島の貸別荘『ベイ・コースト・ヴィラ 須崎』です。
実はこの貸別荘、以前泊まったことがあることに到着してから思い出しました。
その時とオーナーが変わったようで名称変更していたのでした。



我が家よりも立派なフルキッチンも景色の良いリビングも快適でした。



チェックイン前に東急ストアで食材を買い、到着と同時にビールタイムに突入。
夜は小さなバースデーケーキ。65歳は人生の一区切りだと感じます。
今回は次の生き方への転換点という意味でも自宅を離れて泊りに来たと言えます。

さて、雨が降り出した日曜日はサーフィンしなくてもいいやと思っていました。
セミ・リタイアで時間に大幅な余裕が生まれたので気持ちに余裕ができました。
今までは毎日サーフィンに行くというライフスタイルを目指していましたが、今では行きたい時に行けばいいという気持ちに変わってきました。



月曜日の波予報はごらんのとおり「かなり良い」エクセレントな予報でした。
静岡ではmagicseaweedで★が2つも並ぶことは滅多にありませんから。



朝は真っ暗な5時起きしました。月が東の空に沈もうとしています。
波予報がかなり良いので人が増える前の夜明けの多々戸浜に狙いを絞っていました。



貸別荘でセミドライスーツに着替えてクルマで向かったので最初に砂浜に降りたファーストペンギンは私でした。でも準備運動をしている間にもう一人に先を越されてしまいました。
無風・面ツル、形の良い波が適度に入ってきます。ただ、予報ほどのサイズはありませんでした。
最初のうちは4人だけで乗り放題。最初に浜に立った私に遠慮して一番良いピークを乗らせてくれましたが、何本か乗った後は他の方たちにピークを譲り、わたしはいつものようにラインナップの左端でアウトサイドのセット待ち。
このエディシフトが意外と成功していい思いができました。



1時間ほど経つと人が14人まで増え、1時間半ほどで疲れて上がりました。
今回いつものカメラのSDカードを忘れてしまい、スマートフォンのカメラで撮りました。



今日もこのボードのおかげで沢山ロングライドすることができましたが、カラダのバランスが悪く、ボードにしっかり体重が乗らないのかターンが流れたりスピードが乗らなかったりでちょっと反省でした。



そしてセミドライスーツを着たままで、クルマで貸別荘に帰り、展望バスに直行。ホテル泊ではウェットスーツのままでお風呂には入れませんが、貸別荘ならこれができるのです。

のんびり快適なミニトリップでした。

  


2023年02月21日

SURF 伊豆下田 2月18日(土)~20日(月)

2月18日 土曜日 白浜



先週金曜日は5連休後の勤務日が1日あり、週末土曜日からは再び5連休でした。
牧之原方面の波はスネ~ヒザの予報だったので、こんな時には伊豆へ行くという選択です。



windyで調べたら、金曜まで吹いていた東風が収まり西寄りに振れてくるという予報でした。
ウネリも南東から70cm、周期9秒で続いていく予報なので白浜を目指すことにしました。

白浜に到着してみたら、まだ東風の影響が少し残っていてボヨついた波なので、多々戸浜を見て時間を調整し白浜に戻るというプランを考えました。




土曜日ですが駐車場はガラガラで、海には数名が入っているだけ。
面も形もきれいな波ですがボヨつく感じ。写真を撮りながらの朝食を食べました。





こちらでも充分できるなと思いましたが、土曜日ですからこの後は混んでくると思われますし、風が西に変われば白浜の方が良くなりそうです。



波情報も白浜の方が良いようなので、白浜に移動することにしました。
さすがに白浜は人が増えていました。ビーチ沿いの観光協会の駐車場にクルマを入れました。
駐車料金1,000円がかかりますが、今日は良い天気で風も弱いのでビーチでのんびりするつもりだったのです。



風は弱いものの安定せず、面ツルにはならず、期待していた△40点には届かず期待外れでしたが充分楽しめました。
海から上がってクルマに戻ったら、両隣のクルマの方たちとご挨拶。
椅子に座ってのんびり昼食を食べたりしながらお話をすることができました。
右隣は1人で神奈川県から来ていたきれいな女性で、楽しくお話しできてラッキーでした。



この日は一旦静岡へ帰りました。


2月19日 日曜日 南伊豆

この日は雨と強風の中、妻と南伊豆へ。
白浜は面ツルのコシ~の感じで出来る感じでしたが今日は海に入る予定はありませんでした。
今回はボードも明日の波を想定して久々にfurrow 5'10エッジボードを持ってきました。
多々戸浜は予想通りアタマ~アタマ半の大波でした。



今夜は弓ヶ浜の定宿『らいずや』に泊まるので、下加茂の道の駅湯の花とマックスバリューに寄って食材の買い出し。




ミナミの桜はほぼ満開。見頃でした。



誰も来なかった温泉で独り長湯をしてしまいました。
やっぱり私はサウナよりもひんやりとした風の中で入る露天風呂の方が好きですね。


2月20日 月曜日 多々戸浜

海の近くなのでいつものように早く起きなくても大丈夫。
アラームを6時にセットしたのですが5時半にはを目を覚ましました。まだ真っ暗。
お風呂場でポリタンクにお湯を入れ、多々戸浜に向かいました。



アウトサイドからアタマ近い強い波がブレイクしていました。
駐車場には数台のクルマがありましたが、着替えを始めたのは2名のみ。
アウトに出るのが大変そうな波なので、その2名が出ていくのを見てから着替えを開始しました。
セット間が長いので何とか出られそうでした。



駐車場は弱い北東風ですが、海の上はやや強めの北西風。




その後5名くらいになりましたが、上手いローカルばかりで、波を良く読んで選んでいるのでインサイドまでロングライドしていきます。





今朝はまだ波が落ち着かないのでロングボードの人は来ないだろうと思い5'10エッジボードを持ってきました。数か月ぶりに7'6以外のボードに乗りましたが、波が波だけにちょっと苦戦しました。
右肩の痛みと左膝の違和感のため思い通りにはカラダが動かせなかったです。
でも、波とタイミングがあれば乗れたのでOKとします。




ビーチに上がったら、日の出に合わせて写真を撮っている人たちがいました。




上手いローカルさん達が出勤のため帰ったら、3人だけになりましたが、
私もチェックアウト前に温泉に入るために急いで弓ヶ浜に戻りました。



ごめんよ、食べるもの何も持ってないから。



弓ヶ浜のらいずや、最高です。
  


2023年01月03日

出雲トリップ2022 その3 10月23日(日)

旅は3日目。今日はこの旅の本来の目的である「ゆっくり休む」の日です。



天気は良いし風もない穏やかな日です。
朝は前日よりも起きるのを30分遅らせて、少し明るくなり始めるころに海岸に下りました。日曜日なのにサーファーはゼロです。ウェットスーツはサウナに干しておいたので余熱ですっかり乾いていました。秋冬のトリップでは翌朝まだ乾いていないウェットスーツを着なくてはならない時があって苦痛ですが、サウナが乾燥機の役をしてくれるので快適です。



波はまだ腹くらいのサイズが残っていました。場所は昨日とは反対に左側の沖で割れる波にしました。
砂浜を歩いて向かっている最中にSUPが1人だけ入っていきました。
今日は日曜日だから人は多いかなと思いましたが、見渡す限り私とその方だけでした。SUPはピークの中央からグーフィーへ。私はピークの左端からレギュラーに滑りました。タルいブレイクでしたがカットバックで繋げば道の駅前のテトラの離岸堤まで乗っていけました。
1時間ほどでアウトサイドが割れなくなったので、右側に移動して昨日の場所へ。
3名ほど入っていました。ロングの皆さんが苦戦する中で、短いボードの私がひとりコンスタントに乗っていましたが、だんだん人が周りに集まってきてしまったので上がりました。朝食前の運動にはちょうど良い波でした。



この厚いエッジボードは短くてもタルい波をするすると進んでいきます。
感覚的にはフォイルのように浮き上がって抵抗なく進んでいく不思議な感覚なのです。昨年はここで「何でそんな所から乗っていけるんですか」と話しかけられたことがありました。変わり種のボードは長所も欠点も特徴が大きく現れがちになります。



そしてサウナに直行です。
軽く暖まったところで軽く冷水浴
そして



海を眺めながら外気浴。



そして再びサウナへ。

家にもサウナが欲しくなる気持ち良さですが、日々の掃除やメンテナンスの面倒を考えると、やっぱりサウナ付きの宿に泊まるのが楽ですね。



サウナの後はベランダで海を見ながら朝食です。
波はサイズダウンしてしまいました。やはり日本海の波は急にサイズアップしますが、消えるのも早いですね。
いつの間にか下の駐車スペースにサーファーのクルマが10台ちかく来ていました。



皆さん朝はそれほど早くないんですね。波のある日曜の朝で10台程度ですから、そんなに早起きして来なくても混んでしまうことは滅多に無さそうです。




ベランダでコーヒーを飲みながらサーフィンが眺められるのは最高です。
願わくば、ベランダにソファかデッキチェアがあったらなあと思います。



今日はできるだけログハウスでのんびりするつもりなので、朝のうちにスーパーで食材を買っておこうと思い、出かけました。



食材とともにもう一つのお目当てはこちらの新しいお店です。



今年オープンしたばかりの出雲多伎ブルワリーです。
コロナの影響で店呑みはできませんが、試しに買って帰ることにしました。

スーパーは朝から地元のおばちゃんたちの社交場になっていました。
結構賑わっていました。
出てきたついでにこちらへも寄ってみました。



JR山陰本線 多伎駅です。
何故かというと、今日で3日目なのに近くを通る山陰本線に列車が走っているところを見たことがないことに気づいたからです。山陰本線は豪華列車も走る基幹路線です。ローカル線とは言っても山陰地方を貫いて走る交通の大動脈ですから、どれくらいの列車が走っているのか駅を見てみたいと思ったのでした。



古い郵便ポストが残る鄙びた駅に止まる列車は1時間に1本程度でした。
高速道路はまだ整備途上にあり全線開通はまだ先の事。
島根県の人口は71万人ほどです。静岡市ほどの人口なんですね。
島根県は意外と広くて静岡県の面積の9割くらいの広さの土地なんです。そこに静岡県の人口の2割ちょっとくらいの人しか住んでないのですね。それなら海にもサーファーが少なくて当然です。
そんな中でソフトウエア系のIT産業に注力して移住者が増加しているのだそうです。冬の季節は厳しいかもしれませんが、それ以外なら島根県はとても良い生活環境ではないかと思います。リモートワークが可能なら島根はとても良い場所だと思います。



キララコテージに帰り、午前中からビールとサウナ、そして昼寝とテレビ。
時には1日グダグダ過ごすのも良いですね。



美しい夕陽をぼーっと眺めながら



今日も穏やかに暮れていきました。

  


Posted by エディ タチカワ at 18:49Comments(0)旅行サーフトリップEdge Board島根・鳥取

2023年01月02日

出雲トリップ2022 その2 10月22日(土)

昨日ここ出雲市多伎のキララコテージに到着した時点で、波は全くありませんでした。
でも、夜中にそよ風程度でしたが北風が吹いていたのでもしかしたらという思いがありました。



真っ暗いうちに目が覚めました。静岡よりも日の出が30分近く遅いのです。
なんとなく波が立っているようにも見えますが、どのくらいのサイズなのかはわかりません。
窓越しに海を見ながら明るくなるのを待ちました。




明るくなって波がはっきりしてきました。まだ昨夜の風の影響でぼよついていましたが、風はオフショアなので整ってきそうです。
昨年も入った右奥のポイントが良い形にブレイクを始めていました。
ウェットスーツ(3mmのフルスーツ)に着替え、大急ぎで海岸に降りました。まだ誰も居ませんでした。
腰~腹くらいに見えた波は、強い風が収まった時に出来るピークだけ掘れ掘れになるぼよついた三角波で、テイクオフするピークは胸~肩ありました。腹~胸の小さめの波はタルくてダラダラ。胸~肩のセットは掘れ掘れ。稀にアウトから頭オーバーの掘れ掘れが入ってきましたが、果敢にチャレンジするも吹き飛ばされるような展開。初日から日本海の荒波の洗礼を受けた感じでした。
波数は多いので結構な本数には乗れて、1時間ほどで体力の限界となりました。




ビーチ上の駐車場に止めたクルマから見た今回5泊するログハウス。歩いてもすぐの距離ですが、坂道が急なのでクルマで移動しました。



熱いシャワーを浴びて、波を見ながら朝食を食べました。
波は次第に整いつつサイズを落としていました。左側の沖にSUPが2人出ていました。

さて、今回はログハウスでサウナに入ってのんびり過ごすことをメインに考えていて、観光をするのは2日間だけの予定です。今日は観光の予定の日。実は昨年出雲に来た時に浜田市で土曜の夜に神楽の公演があることを知りました。伝統の出雲の神楽は是非見てみたいと思っていました。
また、昨年は日本の怪談を世界に紹介した松江の『ラフカディオ・ハーン記念館』とゲゲゲの鬼太郎で有名な境港の『水木しげる記念館』に行ったのですが、中国地方にはもう一つ妖怪の博物館があると知りました。それが広島県三次市の『もののけミュージアム』です。出雲市から三次は県境を越えて1時間ちょっと、三次から浜田も1時間ちょっと、浜田から出雲も1時間ちょっとという距離感だとわかったので一気に廻ろうと思ったのです。



出雲から浜田に向かう途中にスサノオノミコトが自らの名をこの土地につけたと『出雲国風土記』に記されている場所に建つ須佐神社に寄りました。




シンプルな造りの神社です。ここは日本一のパワースポットと言われています。



その隣にはアマテラスの天照社がありました。
最高権力者のアマテラスは自分が治める高天原で弟のスサノオの横暴がひどいので高天原から彼を追放しました。
神話の世界ですが、鎌倉殿みたいな権力争いは神代の昔から続いているのですね。鎌倉殿をイメージすると神々の権力争いのゴタゴタをリアリティをもってイメージできますね。
北条政子も弟の義時に引導を渡しちゃいましたからねicon10

さて、須佐から山越えで松江自動車道に出て広島県の三次市へ。



『三次もののけミュージアム』へ到着。
今年は水木しげる関連のテレビ番組が多かったと思います。その水木しげるは創作に当たり膨大な量の資料を集めて作品を描いています。このミュージアムにはそういった資料の基になったような貴重な歴史的資料が収められています。



現在の企画展は「予言獣のチカラ」。コロナ禍で日本国中で知られるようになったアマビエやアマビコ等の歴史資料が展示されていました。



思いの外本格的な歴史資料が集められています。
三次もののけミュージアムは愛称であり正式名称は湯本豪一記念日本妖怪博物館です。
三次市は江戸時代の妖怪物語『稲生物怪録』の舞台です。湯本氏は30年以上前から『稲生物怪録』の研究をされていて私財をつぎ込んで5000点以上の資料を収集していました。
湯本氏は「町おこしのために博物館を開設したい」との三次市からの申し出を受け、後世に保存する適切な博物館を作るならと妖怪資料を寄贈をしてこの博物館が作られたのです。






百鬼夜行から始まり、こんな資料まで。
後鳥羽上皇は鎌倉殿の13人のとおりストレスいっぱいの人生だったんでしょうね。





アマビエの原型から時代とともに変遷してきた様も見られます。
貴重な資料もいっぱいの博物館でした。



博物館の一角で、あのチームラボによるデジタルテクノロジー アートのワークショップが行われていました。妖怪の塗り絵を参加者が着色して、スクリーンに投影すると、描いた妖怪が歩き回り踊りだすというもの。なかなか楽しかったです。



庭に出てアマビコ君と記念写真。
これで3大妖怪博物館制覇です。

そして本日の最後は浜田市へ。



ほとんどクルマが通っていない自動車専用道をひたすら走り道の駅ゆうひパーク浜田へ到着しました。
ここも夕陽の名所で、日没時間には間に合いましたが雲が厚く夕陽は見られませんでした。
ここで食事休憩をして、神楽見物に備えました。



時間になったので予約してあった神楽を見るために石見國三之宮 大祭天石門彦神社(三宮神社)へ向かいました。
ここでは毎週土曜日の夜に神楽が披露されています。
浜田に来て調べて驚いたのですが、石見地方は人口減少でわずか19万人が住む地域なのですが、神楽団体(社中・保存会)が130以上あり伝統を守っているとのことです。
そのため三宮神社で行われる神楽も毎週違う社中が出演するとのこと。先ほどの道の駅などでも神楽が披露されるそうです。



さて、社中の代表の方のごあいさつの後、始まりました。
前半の演目は『天神』。菅原道真の怨霊のエピソード。激しい剣舞でした。これをプロの役者ではない一般の社中の人たちが踊れてしまう技量に驚かされました。どれほどの稽古を積んできているのか。
そして衣装も豪華でした。これも地元の伝統工芸技術を使って作られたもの。それが地域でしっかりと伝承されていることにも驚かされました。



後半の演目はお目当ての『大蛇』です。午前中に詣でた須佐神社に祭られているスサノオがやまたのおろちを退治する物語です。クシナダヒメと老夫婦も登場




やまたのおろちが登場しました。これも和紙を使った伝統工芸で作られているのですが、激しい舞にも柔軟に追随し壊れない強度で驚かされます。




激戦の末、スサノオが大蛇を退治しました。

このエピソードが書かれた古事記や日本書紀を深読みすると、大陸からやってきた製鉄技術を持った渡来人による支配とそれを打ち破る先住の農耕民族の戦いともとれるし、アマテラスやスサノオも天皇家の祖先とも、日本支配を目論んだ大陸からの渡来人ともとれます。国際問題は歴史観に大きく左右されるものですが、どんなに研究が進んでも真実の歴史は「これだ」と皆が信じられる日は永遠に来ないのではと思います。
ウクライナとロシアの紛争も、遡れば双方様々な歴史があります。いつまでもそれに拘っていたら永遠に不幸の連鎖は続きます。
平和を望むならば、現在に生きる我々の融和でしか平和と繁栄は生まれないと思います。


  


2023年01月01日

出雲トリップ2022 その1 10月21日(金)

2023年 元日  
皆さまあけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

さて、お正月はテレビも特番だらけということで、このお正月は波もないし、ブログも特番でいきます。
昨年の10月に行った恒例の出雲旅も3回目。まだブログに書いていなかったので今日から3日連続でアップします。
じっくり腰を据えての出雲5泊6日の旅のブログです。

出雲トリップ2022 その1 10月21日(金)

秋の恒例行事となった妻と2人で島根県出雲へのトリップ。今年は10月21日(金)~10月26日(水)までの5泊6日となりました。



富士山静岡空港から飛んでいるFDAの出雲便に予約を入れたのは8月3日のこと。割引料金の座席数は限られているため早めに予約をと思っていました。この時点で半分ほどの座席が既に埋まっていて、団体が入っているのではないかと思われました。そこで、一番安い『シニア割』の発売前でしたが次に安い『ドリーム割』で席を確保しました。結果、出発日の便はほぼ満席でのフライトでしたから、早めの予約で良かったです。



空港には珍しく3機のFDA機が待機中で出雲便はこちらの赤い1号機でした。
手荷物は普段通勤に使っているデイパック1個とボードケースに入った軽量のEPSカーボンエッジボード5'10"1本です。ボードだけ預けて搭乗しました。短くて軽いボードですが小波でもOK、最近の数年間のトリップは全てこのボードです。



今回も大きな荷物はヤマトの往復宅急便で既に出雲へ到着しています。できるだけ楽に行動できるようにするために送れる荷物はできる限り宅急便です。海外旅行用の大型のスーツケース1個に二人分の荷物やウェットスーツ、ビデオや三脚などの撮影機材などを詰めこんであります。
宅急便は大きさで極端に値段が変わることはないですし、往復宅急便は片道よりも割引されます。また、スーツケースで送る場合は既定の宅急便のような重さの超過料金がないのです。クルマに積むのが大変なくらいの重さでした。



風もなく晴天のこの日、飛行は順調でした。いつもサーフィンを楽しむ海岸がよく見えます。
波は小さいですね。



機はあっという間に名古屋を越えて琵琶湖。そして若狭湾の上空へ。
きれいに『天橋立』を撮影することができました。



そして1時間15分で宍道湖に突き出している出雲縁結び空港へ着陸しました。
もしも新幹線を使ったら最短でも6時間ちょっと(17,170円)。クルマで行くとしたら休憩なしで7時間30分(Google map)(高速代13,900円+燃料代)ですからいかに飛行機が早くて安くて楽ちんかわかります。

空港で待っていたレンタカー会社のクルマでオフィスへ。
今回はレンタカーもかなり早い時期に予約していました。コロナ禍の旅行客の減少で各レンタカー会社が動かさなくても税金等の経費の掛かるクルマを減らしているため、シーズン中は不足するだろうと思っていたからです。




先ずは今回の行動範囲内の波チェック。
基本は宿泊先からウェットスーツを着たままで移動ができるクルマで15分以内の範囲をチェックしましたが、波が無いことはわかっていましたので、西の石見方面までポイントチェックをすることにしました。



今回の誤算はこのレンタカー。いつも通り車種指定なしのコンパクトクラスということで予約したのですが、だいたいはフィットかノートになります。アクアやヴィッツの場合もありますが、室内がフィットやノートよりも狭く荷物が積み切れないのでフィットかノートに交換してもらっていました。
それが今回はもっと小さなブーン。交換をお願いしたのですが希望車種が出払っていて交換してもらえませんでした。今回は全国旅行支援も始まりレンタカー需要が激増し、こんなこともあるかと思いボードを屋根積みできるようにタイダウンベルトも用意しておいてよかったです。



お昼前に太田市にさしかかったところでお腹が減ってきました。
そんな時にこの幟が目に入りました。以前テレビの電動スクーターの旅番組で大あなご丼を食べていたことを思い出しました。ここがそうだったのか!



美味しくいただけました。



その後、約40年前に広島県の福山に住んでいた友人のヒロ君(現在は高知在住)とサーフィンに訪れた波子まで行ってみました。波はさざ波でした。
約40年前のその時は福山からヒロ君のクルマで波子に向かったのですが、途中で海は真っ平という情報が先発隊から入ってがっかりでした。夜中に中国山脈を越えたところで弱い北風が吹いていることに気づきました。
ひょっとしたら波上がるんじゃないかなと話をしていたら、翌朝日が昇ると頭オーバーの波が立っていて仰天したものです。



波子から出雲市多伎へ戻り、スーパーで食材を買い込んでから宿へ。
去年に引き続きキララコテージのログハウスで5泊です。
今回は斜面の中腹にある4人用の『ライヴァ』です。フィンランド語で『船』の意味です。去年はもっと低い位置に建つ『カラ』(魚)でした。間取りは全く同じなので使い勝手が良いです。



こちらが玄関側から見たリビング。



リビング側から見たキッチンです。
この背中側にトイレ・バス・そしてそして



サウナがあるのです。このサウナで汗かいて、
隣のバスルームで水風呂浴びて、



海を見ながら外気浴。
というのが今回の一番の目的かもしれません。

さて、今回の旅のプランニング時点では予想していなかったのがものが、全国旅行支援の開始でした。
このコテージは人気があるので7月のうちに予約を入れてありました。全国旅行支援が突然始まったので宿泊費が4割引き。そのうえ地域クーポン『しまねっこクーポン』が一人当たり平日は3,000円土曜は1,000円が付いてきました。



5泊なのでちょっとビックリな金額。嬉しいキャンペーンです。



早速、夕陽が海に沈みゆく絶景を見ながら乾杯です。
海はまだ真っ平ですけどね。


  


2022年12月24日

SURF 下田白浜 & 伊東旅 12月17日(土)・18日(日) その2

伊東の旅2日目



ホテルの窓から見える朝の景色はこんな感じ。山・海・空、そして朝日を浴びた雲がきれいです。



今朝も昨日と同じく宇佐美海岸でGakuさんと待ち合わせました。
先ずは朝食をということで伊豆高原へ向かいました。
伊東市内には残念ながらコメダ珈琲はないのですが、



別荘地の真ん中に建つこちらのカフェへ。『珈琲屋美豆』です。



美味しいコーヒーに凝った造りのトースト他。
コーヒー代600円でこのモーニングが楽しめるのです。
こちらのオーナーは愛知県からの移住者なのだそうで、納得ですね。



店内もとても洗練されたグッズで溢れていて気持ち良い朝がもっと気持ち良くなるお店です。
こんなお店が近くに遭ったら通ってしまうだろうなと思いました。

そして今日の最初の目的地へ



城ケ崎海岸の有名店『ぼら納屋』の駐車場が集合場所。
有料駐車場もビーチクリーンの参加者には無料の対応をしてくれています。

店前の海岸がこちら。



今日はこの海岸のビーチクリーンの日です。
ビーチクリーンというと、我々は砂浜というイメージがありますが、ゴロタ石の海岸もビーチですからね。



今日のビーチクリーンは昨日寄った城ケ崎文化資料館りんがふらんか内の白いスペース『ITOまなびやStation』の薄羽さんの主催です。この日はビーチクリーンの後、りんがふらんかに移動してGakuさんのシーグラスのワークショップを行うイベントなのです。



子供達にSDGsで地球の未来を考えてもらう活動をしている薄羽さんのお話とビーチクリーンの説明でスタート。



市役所からゴミ袋の提供や、ごみ処理の協力を頂いているそうです。
私も自前のトングを持参して、気合を入れてきました。





強い西風が吹く予報でしたが、富戸の海岸は風裏になっていたのでゴミを拾っているうちに汗をかいてきました。
今回は子供対象のワークショップがあるので、家族での参加者がほとんどでした。子供たちの参加は大事ですね。

ビーチクリーンが終わり、りんがふらんかに移動してGakuさんのワークショップとなりました。
あのシロクマの部屋です。



この日は伊豆新聞の取材も入りました。




シーグラスアートはまだまだ見かけることも少なく、子供たちにとって初めて見るものだったと思いますが、



最初から素晴らしい作品を作ってしまう子もいて、子供の発想力に驚かされました。
短時間のワークショップだったので、ガラスを並べて接着するところまででしたが、色とりどりのきれいなガラスのアートを楽しんでくれたようです。
早速第2回目を要望する声がたくさん聞こえました。

さて、お昼を過ぎてしまったので、ランチは八幡野港の近くのこちらへ。



伊豆のジビエ屋『Bistro KEN』さんです。
Gakuさんが伊東で真っ先にお薦めしてくれたのがこのお店。
自ら狩猟に出る料理人→『猟利人』である健(たけし)さんのお店です。
Gakuさんは市役所に訪ねてくる伊東への移住希望者への説明会で健さんにお話をしてもらっていたりしているようです。



そしてこちらが評判のジビエカレー。鹿肉と猪肉が選べます。
私はジビエが苦手な人なのですが、硬くて癖があると思っていた猪肉が、とろとろに柔らかくて癖が無い。
カレー自体もコクがあり、これまで食べたカレーの中でもAランクでした。
静波の『Carryfornia hug』のケンケンカレーとも『きしばた』のドラカツとも違う美味しさ。『Bistro KEN』のジビエカレーも最高です。しかし、カレーっていろんな味の美味しいカレーがあるものですね。

ということで、1回目の伊東の旅はここまで。

1回目ということは、これから第2回目、第3回目があるだろうということです。
Gakuさんが伊東に移住すると聞いた時点では、どんなところか漠然としていましたが、伊東には面白い人たち、面白いコミュニティが存在していることをGakuさんを見ていて実感できました。

さて、次回の伊東の旅が楽しみです。