2017年01月19日
マレーシア チェラティン トリップ④
1月17日~1月19日
本日朝、無事に成田到着しました。
マレーシア航空MH0088便、月面着陸にならずに済みました(笑)
チェラティンの最後の2日間は波も少し持ち直してラッキーでした。

17日の朝もワニさんと2人きりで貸し切り。
滞在が1か月になるワニさんの情報では、この週末にマレーシア国内の大会がランカウイ島で行われたため、上手いローカルの面々はそちらに行っていて不在なのだそうです。
そんな中なのでいい波を選んで乗ってほとんどが100m超のライディングとなりました。
左太腿の筋肉痛をカバーするためスタンスを極限までクローズドに狭めてトリムポジションで乗りましたが、2時間が限界でした。

エッジボードを平水面に浮かべた状態。
レール部分はかすかに水と触れる程度に浮いています。

汐が引くとこんな模様に。
ビーチというよりはやっぱり干潟というイメージですね。
朝食後は誰もいないホテルのプールサイドで読書と昼寝。
午後になって急に雲が出てきたと思ったら、今回初の雨が降ってきました。
はじめて雨季らしい天候になりました。
今回、あまりサーフィンの写真が多くないのですが、それには理由があるのです。
初日の日に刺されて猛烈に痒かった虫。
どうやらサンドフライという虫らしいのです。
フライということなので、ブヨ(ブユ)の仲間だと思います。
サンドと名前がついてるとおり、砂浜に居るのです。
海の上にいる限り滅多には刺されませんが、浜辺で写真撮影なんかしてようものなら恰好の標的となってしまうのです。
5~6年前に安倍奥の真富士山に登りブヨに刺されて病院に行った経験があるのでブヨは私の天敵です。
チンクイ以上に必痒みが続きます。
そして最終日。

明らかに昨日よりもサイズアップで腹~セット胸も来ます。
そしてやっぱりワニさんと二人だけ。

本当にミラクルな波で200mは確実に乗れます。
今日は最終日なのでガンガン乗らせてもらいました。
そして、そろそろ限界かなと思ったころ、
ローカルの子たちが次々にやってきました。
最後なので写真を少し撮りましたが、サンド・フライは容赦なくやってきました。







まだまだ粗削りでワイプアウトが目立ちますが、思い切った切れのいい技を持っています。
体が柔軟でスリムなので波のどこからでも軽々と乗ってきます。
そしてなにより最高なのが、みんなフレンドリーで笑顔なのです。

以上でチェラティンのトリップは終了です。
無事に静岡に帰ってきました。
今回は観光もせずゆっくりと寛ぐことを主眼としたので本当にストレスのない旅でした。
波は予想以上にミラクルな波でしたし、何よりもローカルサーファーの皆が笑顔でフレンドリーに接してくれたこと。
競い合うようなストレスが無いサーフィンは乗ることに集中できますね。
ホテルも安いのに最高にキレイで従業員もとても丁寧でフレンドリー。
迎えに来た運転手も良かったし、現地で出会った日本人サーファーの二人もいい人でした。
サンドフライに刺されたあちこちが痒くてタマランですが、それ以外は大満足でした。
「何でも見てやろう」という考えを封印し、波乗り以外何にもしない旅でしたが、それもまたひとつの旅のスタイルなのかなと思います。
本日朝、無事に成田到着しました。
マレーシア航空MH0088便、月面着陸にならずに済みました(笑)
チェラティンの最後の2日間は波も少し持ち直してラッキーでした。

17日の朝もワニさんと2人きりで貸し切り。
滞在が1か月になるワニさんの情報では、この週末にマレーシア国内の大会がランカウイ島で行われたため、上手いローカルの面々はそちらに行っていて不在なのだそうです。
そんな中なのでいい波を選んで乗ってほとんどが100m超のライディングとなりました。
左太腿の筋肉痛をカバーするためスタンスを極限までクローズドに狭めてトリムポジションで乗りましたが、2時間が限界でした。

エッジボードを平水面に浮かべた状態。
レール部分はかすかに水と触れる程度に浮いています。

汐が引くとこんな模様に。
ビーチというよりはやっぱり干潟というイメージですね。
朝食後は誰もいないホテルのプールサイドで読書と昼寝。
午後になって急に雲が出てきたと思ったら、今回初の雨が降ってきました。
はじめて雨季らしい天候になりました。
今回、あまりサーフィンの写真が多くないのですが、それには理由があるのです。
初日の日に刺されて猛烈に痒かった虫。
どうやらサンドフライという虫らしいのです。
フライということなので、ブヨ(ブユ)の仲間だと思います。
サンドと名前がついてるとおり、砂浜に居るのです。
海の上にいる限り滅多には刺されませんが、浜辺で写真撮影なんかしてようものなら恰好の標的となってしまうのです。
5~6年前に安倍奥の真富士山に登りブヨに刺されて病院に行った経験があるのでブヨは私の天敵です。
チンクイ以上に必痒みが続きます。
そして最終日。

明らかに昨日よりもサイズアップで腹~セット胸も来ます。
そしてやっぱりワニさんと二人だけ。

本当にミラクルな波で200mは確実に乗れます。
今日は最終日なのでガンガン乗らせてもらいました。
そして、そろそろ限界かなと思ったころ、
ローカルの子たちが次々にやってきました。
最後なので写真を少し撮りましたが、サンド・フライは容赦なくやってきました。







まだまだ粗削りでワイプアウトが目立ちますが、思い切った切れのいい技を持っています。
体が柔軟でスリムなので波のどこからでも軽々と乗ってきます。
そしてなにより最高なのが、みんなフレンドリーで笑顔なのです。

以上でチェラティンのトリップは終了です。
無事に静岡に帰ってきました。
今回は観光もせずゆっくりと寛ぐことを主眼としたので本当にストレスのない旅でした。
波は予想以上にミラクルな波でしたし、何よりもローカルサーファーの皆が笑顔でフレンドリーに接してくれたこと。
競い合うようなストレスが無いサーフィンは乗ることに集中できますね。
ホテルも安いのに最高にキレイで従業員もとても丁寧でフレンドリー。
迎えに来た運転手も良かったし、現地で出会った日本人サーファーの二人もいい人でした。
サンドフライに刺されたあちこちが痒くてタマランですが、それ以外は大満足でした。
「何でも見てやろう」という考えを封印し、波乗り以外何にもしない旅でしたが、それもまたひとつの旅のスタイルなのかなと思います。
2017年01月16日
マレーシア チェラティン トリップ③
1月15日~1月16日
日曜日。
夜明け前から岬に行ってみました。

遠くからでも規則正しいブレイクが確認できます。
普通のビーチブレイクは乗っていくにつれどんどん水深が浅くなりますが、
ここはショアラインに沿ってブレイクするので200m乗ってもほとんど水深が変わらないのです。
そのため9インチの長いシングルフィンのエッジボードでもフィンを折る心配なしにロングライド出来るのです。

毎日毎日同じ場所から同じ形の波が同じラインをブレイクしていくマシンウェイブ。
ほとんど掘れ方も一定なので、ロングボードの人なら100mノーズライドができちゃうと思います。
混雑覚悟で朝一から行きましたが、既にシンガポール人の一団が入っていました。
まだ全員初心者レベルで一本の波に一斉にパドリングを始めるので奥で波待ちしていると進路を塞がれて乗れないので、皆が並んでいる一番端のインサイドで待ちました。
どうせ誰かがそこまで乗ってこれる事は稀なので、みんながコケて誰もいなくなった波にテイクオフしてその先100mのロングライド。

さすがに日曜日ともなるとすぐに大混雑になったので1時間弱で上がりました。
まあ、左太腿が限界ということもあるんですが。

大げさに書いていると思うかもしれませんが、既に左の太腿が筋肉痛で階段を降りる時に痛いんです。
以前、膝を痛めて階段が辛いということがあって歳はとりたくないなと思いましたが、
今回は純粋な筋肉痛で、うさぎ跳びをやった後のような感じです。
それほど長く乗れてしまう波なのです。

イスラム圏なのですが、意外と女の子も多いです。

この街には小さな売店以外コンビニもなければちゃんとしたレストランもほとんどないので、自然とそんなに食べたいと思わなくなりました。
今回のホテルは朝食付きなので、終了ギリギリの時間に行って思いっきり沢山食べて、1日1食にしています。そしてお腹が空いてきたら売店で買ったナッツくらいですね。
これで少しは体を絞れればいいんですが。

ビーチサイドにはコテージがたくさん並んでいます。
ゲストハウスよりもこんなコテージが多いです。

町の感じはこんなふうです。




サーフショップらしき店もありましたが、いつもシャッターが閉まっていて営業しているのでしょうか。

ホテルのネコ

町の散歩ネコ

町の散歩トリ

町の散歩トリ

町の散歩サル

町の散歩サル
夜はこの町に滞在している日本人サーファー3人で川の畔の中華屋で夕食を共にしました。
大阪から来ているセミリタイアのワニさんと、横浜から来ている佐山君。
ワニさんがビールを用意していてくれて、久々のアルコール。
イスラム圏ですが中国系の経営者の店なら売っています。
ホテルでも売っていますが、ホテルの女性スタッフは全員イスラムの黒い頭巾を被っているので、注文しづらいんです。
こういう場所にトリップに来るサーファーは普通のサーファーと比べると生き方がワイルドで逞しいんですよ。
旅の話から世界情勢、政治や経済の裏話まで話題は広がって楽しかったです。
またきっと何処かの国でバッタリ出会ったりすることもあるかと。
静岡にも遊びに来てくださいね。
そして夜が明けて、

月曜日。
サイズはダウンしてまたヒザ波へ。
それでも100mライドはギャランティ。
途中でやってきたシンガポール人がクラゲにやられたのを見て、今日も1時間くらいで退散しました。
それでも太腿の筋肉痛がやわらいできたので、午後にもう一度入りました。
少しオンショアが入っていましたが、誰もいなかったので好きな波を選んでのりましたが限界小波。
オンショアではやはりブレイクが続かす50mライドがせいぜい。
そのうちにサーフィンスクールのグループが来たのでやはり1時間ほどであがりました。
サーフィンができるのもあと2日となりました。
どうやら波が上がるのは来週からのようで、今回は小波でしかできそうもないです。
日曜日。
夜明け前から岬に行ってみました。

遠くからでも規則正しいブレイクが確認できます。
普通のビーチブレイクは乗っていくにつれどんどん水深が浅くなりますが、
ここはショアラインに沿ってブレイクするので200m乗ってもほとんど水深が変わらないのです。
そのため9インチの長いシングルフィンのエッジボードでもフィンを折る心配なしにロングライド出来るのです。

毎日毎日同じ場所から同じ形の波が同じラインをブレイクしていくマシンウェイブ。
ほとんど掘れ方も一定なので、ロングボードの人なら100mノーズライドができちゃうと思います。
混雑覚悟で朝一から行きましたが、既にシンガポール人の一団が入っていました。
まだ全員初心者レベルで一本の波に一斉にパドリングを始めるので奥で波待ちしていると進路を塞がれて乗れないので、皆が並んでいる一番端のインサイドで待ちました。
どうせ誰かがそこまで乗ってこれる事は稀なので、みんながコケて誰もいなくなった波にテイクオフしてその先100mのロングライド。

さすがに日曜日ともなるとすぐに大混雑になったので1時間弱で上がりました。
まあ、左太腿が限界ということもあるんですが。

大げさに書いていると思うかもしれませんが、既に左の太腿が筋肉痛で階段を降りる時に痛いんです。
以前、膝を痛めて階段が辛いということがあって歳はとりたくないなと思いましたが、
今回は純粋な筋肉痛で、うさぎ跳びをやった後のような感じです。
それほど長く乗れてしまう波なのです。

イスラム圏なのですが、意外と女の子も多いです。

この街には小さな売店以外コンビニもなければちゃんとしたレストランもほとんどないので、自然とそんなに食べたいと思わなくなりました。
今回のホテルは朝食付きなので、終了ギリギリの時間に行って思いっきり沢山食べて、1日1食にしています。そしてお腹が空いてきたら売店で買ったナッツくらいですね。
これで少しは体を絞れればいいんですが。

ビーチサイドにはコテージがたくさん並んでいます。
ゲストハウスよりもこんなコテージが多いです。

町の感じはこんなふうです。




サーフショップらしき店もありましたが、いつもシャッターが閉まっていて営業しているのでしょうか。

ホテルのネコ

町の散歩ネコ

町の散歩トリ

町の散歩トリ

町の散歩サル

町の散歩サル
夜はこの町に滞在している日本人サーファー3人で川の畔の中華屋で夕食を共にしました。
大阪から来ているセミリタイアのワニさんと、横浜から来ている佐山君。
ワニさんがビールを用意していてくれて、久々のアルコール。
イスラム圏ですが中国系の経営者の店なら売っています。
ホテルでも売っていますが、ホテルの女性スタッフは全員イスラムの黒い頭巾を被っているので、注文しづらいんです。
こういう場所にトリップに来るサーファーは普通のサーファーと比べると生き方がワイルドで逞しいんですよ。
旅の話から世界情勢、政治や経済の裏話まで話題は広がって楽しかったです。
またきっと何処かの国でバッタリ出会ったりすることもあるかと。
静岡にも遊びに来てくださいね。
そして夜が明けて、

月曜日。
サイズはダウンしてまたヒザ波へ。
それでも100mライドはギャランティ。
途中でやってきたシンガポール人がクラゲにやられたのを見て、今日も1時間くらいで退散しました。
それでも太腿の筋肉痛がやわらいできたので、午後にもう一度入りました。
少しオンショアが入っていましたが、誰もいなかったので好きな波を選んでのりましたが限界小波。
オンショアではやはりブレイクが続かす50mライドがせいぜい。
そのうちにサーフィンスクールのグループが来たのでやはり1時間ほどであがりました。
サーフィンができるのもあと2日となりました。
どうやら波が上がるのは来週からのようで、今回は小波でしかできそうもないです。
2017年01月14日
マレーシア チェラティン トリップ②
1月13日~1月14日
前日より若干早めに起きて海へ向かいました。
ここは日本から飛行機で直行できたとしても7時間以上かかる距離なのに、時差はなぜか1時間だけ。
よって日の出は7時20分と遅いのです。

今日はマンダラ アークテールエッジボード5'11"を持ち出しました。
小波に強いDTスコーピオン6'4"と小波性能を比べようと思いました。

エッジボードと言えば、成田空港で買ったBlue.の最新号に10ページにわたる記事がありましたね。
メジャーな専門誌でエッジボードの特集は初めてではないでしょうか。
マーク・アンドレイニとジョージグリノー、そしてラスタビッチがメインで出てましたね。
まさしくあの記事の通りの乗り味です。
びっくりの乗り味なので、他の人には乗ってほしくないのが正直なところ。
流行らないで欲しいと願っています(笑)

波はヒザからのスタートでしたが、だんだんモモ~たまにコシと上がってきました。
風は無風。えり好みしなければコンスタントに波は来ます。
昨日のセミリタイアの日本人の方が先に入っていて、二人でいろんな話をしながらのんびり波待ちしました。
この方は11月~12月にかけてバンダアチェに滞在していたとのことでした。シーズンインしたばかりの11月でもそれなりに混雑はあったようです。

モモ以上のサイズの波はとても形よく、とても乗りやすかったです。
少しサイズアップしているためとブレイクの仕方を覚えてきたこともあると思いますが、昨日のスコーピオンよりもすんなりロングライド出来ました。テイクオフはスコーピオンがやや有利かもしれませんが、走り出したらエッジボードの方がスピードが出て落ちません。波のパワーが今一つなので、クローズドスタンスで前に乗るよりも、ショートボードのようにテールを踏み込んでアップスをかけた方がスピードが出ることが分かりました。
エッジボードのエッジの内側はショートボードのようなボトム形状ですからね。まだまだどう乗ったら最善なのか試行錯誤しています。

チェラティン岬の波は凄いポテンシャルです。
このブログに良いことを書いて、バンダアチェの混雑の一因になってしまった過去があるので書くかどうか悩みましたが、正直なところを書きましょう。
グーフィーオンリーでテイクオフ位置は岬の岩場のすぐ横の1点のみのポイントブレイク。
そこからヒザ~モモの波でも200m乗れてしまいます。ほぼ一定速度のブレイクなのでカットバックしなくても200m乗れてしまいます。

それはこの地形のなせる業でしょう。
今のシーズンは北東からモンスーンの風が吹き(台湾や海南島、ベトナムのダナンも同じ)遠いチェラティンでは波は小さくなるのの波長の長い波となって到達します。
北東からの波はチェラティン岬の東側にぶつかると、いわゆる波の褶曲現象を起こして西側の湾に回り込みます。
この湾内は砂浜というよりは干潟と言った方が良いくらいのフラットで変化のない地形なので、褶曲のみで規則正しいブレイクが延々と続くことになるのです。
十数本乗っただけで太ももがパンパンになり痛めてしまいそうなので2時間弱で上がりました。

朝食は宿泊費に含まれていたので10時の終了ギリギリの時間にレストランへ。
今回は体を絞りたいのでギリギリ遅い朝食の1食だけにして、あとはナッツかアンパンをちょっとかじる程度にするつもりです。
食後はプールサイドで持ってきた文庫本を読みふけり、
眠くなったら昼寝。

そうそう、ベランダの手摺にボードショーツを干しておいたら、ホテルの人が物干し台をセットしてくれていました。
気が利きますね。
チェラティンの人はおおむねいつもニコニコで平和です。

夕方は散歩に出て水やナッツの買い出し。

チェラティンの中心街はこんな感じ(笑)
バリなんかよりネイティブでいいでしょ。
良いことづくめのチェラティンですが、一つだけ悩ましいことが・・・。
蚊のような虫なのですが、1~2ミリほどのほんとうに小さな虫が刺して血を吸うんです。
普通の蚊なら羽音で気づくのですがあまりに小さいので気が付くとあちこち刺されているんです。
これがチンクイ並みに痒くなるのです。

外出時(サーフィンに行くときも)これを肌身離さず持ち歩く羽目になりました。
さて、今回の宿泊先、レジデンス イン チェラティンの部屋です。



さすがに昨年新築になったばかりですから、これまでにサーフトリップで泊まったホテルの中で最もキレイです。
値段も従来通りのようなので非常にリーズナブルに感じます。
ガラス張りのシャワーブースがちょっとムフフですね。
ダブルベッドですが、絶対に一人旅ですからね(笑)
さて、翌14日土曜日
さすがに今日はローカルサーファーもたくさん来るだろうと思い、先ずは夜明け前の暗いうちに海へ。
1時間程はセミリタイアの人と昨日来たという横浜の人と日本人3人だけで楽しみました。
サイズも少し上がってコシ~ハラのセットも入ります。
そうなるとますますロングライドが可能となりました。
アップスとカットバックを入れていくと200m超のライディング。
乗り終えると息がゼイゼイ。パドルで戻るのも一仕事でした。
やがて続々と地元の人たちがやってきて20人超。
レベルもバラバラです。
そんなに上手い人はいませんでしたので、乗ろうと思えばいくらでも乗れそうでしたが、ローカルの皆はワイワイといかにも楽しそう。
そんな人たちの波を取ってしまうのは忍びないので、土日は朝の1時間だけにすることにしました。



まだまだ粗削りなサーフィンなのでロングライドには至りません。
もったいないなあと思いつつローカルたちのニコニコサーフィンを微笑ましく見物しました。
朝食終了時間ギリギリにホテルへ戻り朝食。
その後はプールサイドで読書と昼寝。
昨日まで私しか居なかったプールサイドも土日なので数人おりました。
午後に散歩がてら海を見に行ってきました。
朝は満潮だったので干潮の時間帯の情報収集です。

干潮になると朝は海だった場所が広大な干潟に。
朝はこの写真左上のホテルの石垣のところまで海でしたから。
つまりは朝サーフしていた場所の海底がごく緩い傾斜でほぼフラットだとわかります。

オンショアが吹いて波質は落ちていましたが、皆さん乗っていました。
上の写真「なんだ岸までちょっとしか乗れてないじゃん」と思うかもしれませんが、違うんです。
この人、この先100mは乗っていきました。

こんな風にブレイクしているんですよ。
岬の岩の所からテイクオフして、岸に沿ってブレイクし100m以上乗れるのです。
そう、あのケリー・スレーターのウェイブプールみたいにブレイクしていくのです。
まさしくマシンブレイクという感じです。
日本ではまずこんな波には会えませんよね。
まさしくアルガムベイやバトゥカラスのグーフィー版と言えそうです。
ただし、波はたいてい小さいようです。

ローカルさんたちは干上がった砂浜にクルマを乗り入れて休みつつ、かわるがわる入っていきました。
まあ、よそ者は、空いている平日に入ればいいですから。

ポイントの目の前に建築中の高級リゾート。
若い美人のオネエチャンと来られるのなら、こういう所に泊まっちゃうよね(笑)。
前日より若干早めに起きて海へ向かいました。
ここは日本から飛行機で直行できたとしても7時間以上かかる距離なのに、時差はなぜか1時間だけ。
よって日の出は7時20分と遅いのです。

今日はマンダラ アークテールエッジボード5'11"を持ち出しました。
小波に強いDTスコーピオン6'4"と小波性能を比べようと思いました。

エッジボードと言えば、成田空港で買ったBlue.の最新号に10ページにわたる記事がありましたね。
メジャーな専門誌でエッジボードの特集は初めてではないでしょうか。
マーク・アンドレイニとジョージグリノー、そしてラスタビッチがメインで出てましたね。
まさしくあの記事の通りの乗り味です。
びっくりの乗り味なので、他の人には乗ってほしくないのが正直なところ。
流行らないで欲しいと願っています(笑)

波はヒザからのスタートでしたが、だんだんモモ~たまにコシと上がってきました。
風は無風。えり好みしなければコンスタントに波は来ます。
昨日のセミリタイアの日本人の方が先に入っていて、二人でいろんな話をしながらのんびり波待ちしました。
この方は11月~12月にかけてバンダアチェに滞在していたとのことでした。シーズンインしたばかりの11月でもそれなりに混雑はあったようです。

モモ以上のサイズの波はとても形よく、とても乗りやすかったです。
少しサイズアップしているためとブレイクの仕方を覚えてきたこともあると思いますが、昨日のスコーピオンよりもすんなりロングライド出来ました。テイクオフはスコーピオンがやや有利かもしれませんが、走り出したらエッジボードの方がスピードが出て落ちません。波のパワーが今一つなので、クローズドスタンスで前に乗るよりも、ショートボードのようにテールを踏み込んでアップスをかけた方がスピードが出ることが分かりました。
エッジボードのエッジの内側はショートボードのようなボトム形状ですからね。まだまだどう乗ったら最善なのか試行錯誤しています。

チェラティン岬の波は凄いポテンシャルです。
このブログに良いことを書いて、バンダアチェの混雑の一因になってしまった過去があるので書くかどうか悩みましたが、正直なところを書きましょう。
グーフィーオンリーでテイクオフ位置は岬の岩場のすぐ横の1点のみのポイントブレイク。
そこからヒザ~モモの波でも200m乗れてしまいます。ほぼ一定速度のブレイクなのでカットバックしなくても200m乗れてしまいます。

それはこの地形のなせる業でしょう。
今のシーズンは北東からモンスーンの風が吹き(台湾や海南島、ベトナムのダナンも同じ)遠いチェラティンでは波は小さくなるのの波長の長い波となって到達します。
北東からの波はチェラティン岬の東側にぶつかると、いわゆる波の褶曲現象を起こして西側の湾に回り込みます。
この湾内は砂浜というよりは干潟と言った方が良いくらいのフラットで変化のない地形なので、褶曲のみで規則正しいブレイクが延々と続くことになるのです。
十数本乗っただけで太ももがパンパンになり痛めてしまいそうなので2時間弱で上がりました。

朝食は宿泊費に含まれていたので10時の終了ギリギリの時間にレストランへ。
今回は体を絞りたいのでギリギリ遅い朝食の1食だけにして、あとはナッツかアンパンをちょっとかじる程度にするつもりです。
食後はプールサイドで持ってきた文庫本を読みふけり、
眠くなったら昼寝。

そうそう、ベランダの手摺にボードショーツを干しておいたら、ホテルの人が物干し台をセットしてくれていました。
気が利きますね。
チェラティンの人はおおむねいつもニコニコで平和です。

夕方は散歩に出て水やナッツの買い出し。

チェラティンの中心街はこんな感じ(笑)
バリなんかよりネイティブでいいでしょ。
良いことづくめのチェラティンですが、一つだけ悩ましいことが・・・。
蚊のような虫なのですが、1~2ミリほどのほんとうに小さな虫が刺して血を吸うんです。
普通の蚊なら羽音で気づくのですがあまりに小さいので気が付くとあちこち刺されているんです。
これがチンクイ並みに痒くなるのです。

外出時(サーフィンに行くときも)これを肌身離さず持ち歩く羽目になりました。
さて、今回の宿泊先、レジデンス イン チェラティンの部屋です。



さすがに昨年新築になったばかりですから、これまでにサーフトリップで泊まったホテルの中で最もキレイです。
値段も従来通りのようなので非常にリーズナブルに感じます。
ガラス張りのシャワーブースがちょっとムフフですね。
ダブルベッドですが、絶対に一人旅ですからね(笑)
さて、翌14日土曜日
さすがに今日はローカルサーファーもたくさん来るだろうと思い、先ずは夜明け前の暗いうちに海へ。
1時間程はセミリタイアの人と昨日来たという横浜の人と日本人3人だけで楽しみました。
サイズも少し上がってコシ~ハラのセットも入ります。
そうなるとますますロングライドが可能となりました。
アップスとカットバックを入れていくと200m超のライディング。
乗り終えると息がゼイゼイ。パドルで戻るのも一仕事でした。
やがて続々と地元の人たちがやってきて20人超。
レベルもバラバラです。
そんなに上手い人はいませんでしたので、乗ろうと思えばいくらでも乗れそうでしたが、ローカルの皆はワイワイといかにも楽しそう。
そんな人たちの波を取ってしまうのは忍びないので、土日は朝の1時間だけにすることにしました。



まだまだ粗削りなサーフィンなのでロングライドには至りません。
もったいないなあと思いつつローカルたちのニコニコサーフィンを微笑ましく見物しました。
朝食終了時間ギリギリにホテルへ戻り朝食。
その後はプールサイドで読書と昼寝。
昨日まで私しか居なかったプールサイドも土日なので数人おりました。
午後に散歩がてら海を見に行ってきました。
朝は満潮だったので干潮の時間帯の情報収集です。

干潮になると朝は海だった場所が広大な干潟に。
朝はこの写真左上のホテルの石垣のところまで海でしたから。
つまりは朝サーフしていた場所の海底がごく緩い傾斜でほぼフラットだとわかります。

オンショアが吹いて波質は落ちていましたが、皆さん乗っていました。
上の写真「なんだ岸までちょっとしか乗れてないじゃん」と思うかもしれませんが、違うんです。
この人、この先100mは乗っていきました。

こんな風にブレイクしているんですよ。
岬の岩の所からテイクオフして、岸に沿ってブレイクし100m以上乗れるのです。
そう、あのケリー・スレーターのウェイブプールみたいにブレイクしていくのです。
まさしくマシンブレイクという感じです。
日本ではまずこんな波には会えませんよね。
まさしくアルガムベイやバトゥカラスのグーフィー版と言えそうです。
ただし、波はたいてい小さいようです。

ローカルさんたちは干上がった砂浜にクルマを乗り入れて休みつつ、かわるがわる入っていきました。
まあ、よそ者は、空いている平日に入ればいいですから。

ポイントの目の前に建築中の高級リゾート。
若い美人のオネエチャンと来られるのなら、こういう所に泊まっちゃうよね(笑)。
2017年01月13日
マレーシア チェラティン トリップ①
例年1~3月は救急講座の仕事が少ないので今年も冬の日本から逃げ出す計画を立てていました。
今年はSPLのジミーN澤の息子さんがメルボルンへ留学中で、それを口実にしてジミー夫妻は全豪オープン・テニスを観に行くと言うのです。
私もそれに便乗して、シドニーで合流しようかということになり計画していました。
ところが全豪オープンの時期はオーストラリアは夏休みであり海外からの観光客も殺到するというのです。
混雑が嫌いな私としては「無理!」ということで断念したのです。
その代替えとして考えついたのが今回のデスティネーションのマレーシアのチェラティン。
はっきり言ってあまり知られていないデスティネーションです。
でも、それが私の狙い。
あまり知られていなかった4年前のバンダ・アチェは大成功で自分たちだけでポイント独占の日も何度もあり、2回行きました。
スリランカのミリッサもほとんど日本人には会わないトリップで、これもスリランカは4回となりました。
そろそろ新しいデスティネーションを開拓したいところです。
実は今一番行きたい場所はセントラル・ジャワのバトゥカラス。まったりレギュラー小波の超ロングライドのポイントです。でも、既にロングボードの聖地となっているので我々ショートボーダーにはちょっと厳しい部分もあります。少し長いボードが用意できてからのトリップにしたいと思っています。
台湾は短期でも行ける場所ですし、フィリピンのモナリザも行っているし、できれば全然知らない場所ということで、候補地はベトナムのダナンとマレーシアのチェラティンに絞りました。
最後の決め手は、
①雨季で観光客はほとんどおらず静か。
②サーフィンシーズンでもサーファーが少ない。
③宿が快適で、静かに読書がたっぷりできるような環境。
④住民が穏やかで安全、清潔であること。
ただし、その代わり波は期待できません。
毎日何時間でもサーフィン出来るので、チャレンジする波ではなく、ちょっと水浴び程度にできる波で充分なのです。
何よりも今回重要なテーマにしたいのは
1972年に杉田二郎が歌った『人力飛行機のバラード』(1972年)にでてくるフレーズ
「誰もぼくを知らない、そんな国へ行きたい」
という感覚でしょうか。
仕事関連の人からも遊び仲間の友人たちからも、できる限り世間のしがらみから遠く離れる10日間。
ですから今回はサーフィンよりも出来るだけ自分を見つめる時間をつくることが重要だったのです。
1月11日~1月12日
1月10日に成田に泊まったのは新勝寺に初詣もありましたが、この季節は突然の雪で交通機関が乱れることも考えられ、その心配をするくらいなら前泊した方がいいじゃないかという発想からでした。

宿泊したのはアパホテル。理由は値段も安く宿泊者無料の温泉の大浴場があったからです。
海外に行くとゆっくり温泉に浸かることがありませんからね。
ホテル前から無料のシャトルバスで空港へ。

マレーシア航空のエアバスは98番ゲートから出発しました。
隣に99番ゲートもありましたから、成田も大空港になったものですね。

7時間半の長いフライトでマレーシアの首都クアラルンプールへ。
ここもアジアのハブ空港。非常に巨大な空港です。ここで入国審査。
マレーシアは入国カードを廃止したので飛行機の中でカードの書き込みをしなくてよくなりました。

ここからは国内線で東海岸の地方都市クアンタンへ

場所はこんな感じです。KL(クアラルンプール)からはバンダ・アチェも近いです。

クアンタンの空港はボーディングブリッジも無い小さな空港でした。
ホテルからの迎えの車も来ていて、すぐにホテルへ向かいました。ホテルまでは約50分。
ここで一つミスが発覚。
小さな空港なので両替所がありません。マレーシアのお金リンギットに両替することができませんでした。
ホテルのスタッフにお願いしたところ、ホテルの先にあるチュカイの街の両替所に連れて行ってくれました。
ホテルはレジデンス・イン・チェラティン。
Trip Adviserの評価では安くて親切と評価は上々ですが、部屋は古いというマイナス点。
ところが昨年春に完成した新館に泊まることが出来ました。
ここ数年のトリップの中では一番きれいな部屋に泊まることができました。

翌朝、ホテルはこんな感じですが、プールに面している建物は古い方で、新館は駐車場横。景色はありません。
早速夜明けのビーチへ散歩に出てみました。

砂浜ですが、ビーチというよりも干潟という感じ。汐の干満で海岸線が大きく変化します。
それだけ海底がフラットだということです。

予想の範囲内でしたけど、波はヒザ程度の限界小波。
サーファーもショートボーダーが一人入っているだけでした。
でも、敢えてここに来た理由はこれ↓なんです。

ここのポイント名はタンジュン・チェラティン。タンジュンとはマレー語で岬の意味です。
つまり岬の先端から地形に沿って波が崩れるポイント・ブレイクなのです。
上の写真は岬の先端のテイクオフの場所の横の岩の上から撮ったもの。
ブレイクしていく波を画面右の方へ追っていくとずっと先まで規則正しくブレイクしていくのがわかりますね。
そうなんです、ひょっとしたらここはグーフィー版のバトゥカラスと言えるのではないかと思ったのです。
グーフィースタンスのロングボーダーの天国になるのかもしれません。
今回はこの長いグーフィーだけに乗ってバックサイドサーフィンを研究しようという意図なのです。

一旦ホテルに戻り朝食を摂りました。一人旅なのですが、ダブルの部屋なのでミールクーポンが2枚付いてきましたが2人前は食べられません(笑)

食後は少しゆっくりした後、ボードを持ってビーチへ。ホテルから徒歩5~10分くらいです。
こんなバナーが出ていました。ここはマレーシアのベストサーフポイントと言われていまして、国際大会も開かれます。

マレー半島の雨季は猛烈な雨と湿気というイメージがありましたが、結構普通で、良く晴れました。

今回は小波を想定して、楽ちゃんに貸してあったDTスコーピオンを返してもらって持ってきました。
ポイントには先ほどのサーファーがまだ一人で入っていました。
挨拶をしたら、なんと日本人。
セミリタイアして冬は12月から3月までインドネシアなのだそうですが、ビザなしでは30日が限度なので一回マレーシアに出国してきているのだそうです。
さて波は限界小波のヒザですが、ほぼパーフェクトで岬に沿ってブレイクしていきます。
ヒザ波なのに走っていく速さに合わせてくれているかのようにフラットだった海面が盛り上がりショルダーが張っていきます。ヒザ波なのに50mは乗って行けるミラクルな波。
こんな波は初めてでした。
決まった場所でブレイクし始めるので来る乗る来る乗るの繰り返し。
ショートボードではセットの大きめの波しかテイクオフできませんが、スコーピオンは乗り放題。
やがてその人が帰り、別の上手いショートボーダーが一人入りましたが、ほとんど私一人で乗りまくり。
今日は2時間半くらいでしたが、50本以上乗ってしまいました。
何のアクションもできない小波で、物足りないことは確かでしたが、今回の旅には充分すぎると思います。
期間中はたいしたサイズアップはなさそうですが、これだけ乗れれば充分です。
今回は、体を動かし、食事の量と回数も自然な形で減らしてカラダを絞りたいと思っています。
今年はSPLのジミーN澤の息子さんがメルボルンへ留学中で、それを口実にしてジミー夫妻は全豪オープン・テニスを観に行くと言うのです。
私もそれに便乗して、シドニーで合流しようかということになり計画していました。
ところが全豪オープンの時期はオーストラリアは夏休みであり海外からの観光客も殺到するというのです。
混雑が嫌いな私としては「無理!」ということで断念したのです。
その代替えとして考えついたのが今回のデスティネーションのマレーシアのチェラティン。
はっきり言ってあまり知られていないデスティネーションです。
でも、それが私の狙い。
あまり知られていなかった4年前のバンダ・アチェは大成功で自分たちだけでポイント独占の日も何度もあり、2回行きました。
スリランカのミリッサもほとんど日本人には会わないトリップで、これもスリランカは4回となりました。
そろそろ新しいデスティネーションを開拓したいところです。
実は今一番行きたい場所はセントラル・ジャワのバトゥカラス。まったりレギュラー小波の超ロングライドのポイントです。でも、既にロングボードの聖地となっているので我々ショートボーダーにはちょっと厳しい部分もあります。少し長いボードが用意できてからのトリップにしたいと思っています。
台湾は短期でも行ける場所ですし、フィリピンのモナリザも行っているし、できれば全然知らない場所ということで、候補地はベトナムのダナンとマレーシアのチェラティンに絞りました。
最後の決め手は、
①雨季で観光客はほとんどおらず静か。
②サーフィンシーズンでもサーファーが少ない。
③宿が快適で、静かに読書がたっぷりできるような環境。
④住民が穏やかで安全、清潔であること。
ただし、その代わり波は期待できません。
毎日何時間でもサーフィン出来るので、チャレンジする波ではなく、ちょっと水浴び程度にできる波で充分なのです。
何よりも今回重要なテーマにしたいのは
1972年に杉田二郎が歌った『人力飛行機のバラード』(1972年)にでてくるフレーズ
「誰もぼくを知らない、そんな国へ行きたい」
という感覚でしょうか。
仕事関連の人からも遊び仲間の友人たちからも、できる限り世間のしがらみから遠く離れる10日間。
ですから今回はサーフィンよりも出来るだけ自分を見つめる時間をつくることが重要だったのです。
1月11日~1月12日
1月10日に成田に泊まったのは新勝寺に初詣もありましたが、この季節は突然の雪で交通機関が乱れることも考えられ、その心配をするくらいなら前泊した方がいいじゃないかという発想からでした。

宿泊したのはアパホテル。理由は値段も安く宿泊者無料の温泉の大浴場があったからです。
海外に行くとゆっくり温泉に浸かることがありませんからね。
ホテル前から無料のシャトルバスで空港へ。

マレーシア航空のエアバスは98番ゲートから出発しました。
隣に99番ゲートもありましたから、成田も大空港になったものですね。

7時間半の長いフライトでマレーシアの首都クアラルンプールへ。
ここもアジアのハブ空港。非常に巨大な空港です。ここで入国審査。
マレーシアは入国カードを廃止したので飛行機の中でカードの書き込みをしなくてよくなりました。

ここからは国内線で東海岸の地方都市クアンタンへ

場所はこんな感じです。KL(クアラルンプール)からはバンダ・アチェも近いです。

クアンタンの空港はボーディングブリッジも無い小さな空港でした。
ホテルからの迎えの車も来ていて、すぐにホテルへ向かいました。ホテルまでは約50分。
ここで一つミスが発覚。
小さな空港なので両替所がありません。マレーシアのお金リンギットに両替することができませんでした。
ホテルのスタッフにお願いしたところ、ホテルの先にあるチュカイの街の両替所に連れて行ってくれました。
ホテルはレジデンス・イン・チェラティン。
Trip Adviserの評価では安くて親切と評価は上々ですが、部屋は古いというマイナス点。
ところが昨年春に完成した新館に泊まることが出来ました。
ここ数年のトリップの中では一番きれいな部屋に泊まることができました。

翌朝、ホテルはこんな感じですが、プールに面している建物は古い方で、新館は駐車場横。景色はありません。
早速夜明けのビーチへ散歩に出てみました。

砂浜ですが、ビーチというよりも干潟という感じ。汐の干満で海岸線が大きく変化します。
それだけ海底がフラットだということです。

予想の範囲内でしたけど、波はヒザ程度の限界小波。
サーファーもショートボーダーが一人入っているだけでした。
でも、敢えてここに来た理由はこれ↓なんです。

ここのポイント名はタンジュン・チェラティン。タンジュンとはマレー語で岬の意味です。
つまり岬の先端から地形に沿って波が崩れるポイント・ブレイクなのです。
上の写真は岬の先端のテイクオフの場所の横の岩の上から撮ったもの。
ブレイクしていく波を画面右の方へ追っていくとずっと先まで規則正しくブレイクしていくのがわかりますね。
そうなんです、ひょっとしたらここはグーフィー版のバトゥカラスと言えるのではないかと思ったのです。
グーフィースタンスのロングボーダーの天国になるのかもしれません。
今回はこの長いグーフィーだけに乗ってバックサイドサーフィンを研究しようという意図なのです。

一旦ホテルに戻り朝食を摂りました。一人旅なのですが、ダブルの部屋なのでミールクーポンが2枚付いてきましたが2人前は食べられません(笑)

食後は少しゆっくりした後、ボードを持ってビーチへ。ホテルから徒歩5~10分くらいです。
こんなバナーが出ていました。ここはマレーシアのベストサーフポイントと言われていまして、国際大会も開かれます。

マレー半島の雨季は猛烈な雨と湿気というイメージがありましたが、結構普通で、良く晴れました。

今回は小波を想定して、楽ちゃんに貸してあったDTスコーピオンを返してもらって持ってきました。
ポイントには先ほどのサーファーがまだ一人で入っていました。
挨拶をしたら、なんと日本人。
セミリタイアして冬は12月から3月までインドネシアなのだそうですが、ビザなしでは30日が限度なので一回マレーシアに出国してきているのだそうです。
さて波は限界小波のヒザですが、ほぼパーフェクトで岬に沿ってブレイクしていきます。
ヒザ波なのに走っていく速さに合わせてくれているかのようにフラットだった海面が盛り上がりショルダーが張っていきます。ヒザ波なのに50mは乗って行けるミラクルな波。
こんな波は初めてでした。
決まった場所でブレイクし始めるので来る乗る来る乗るの繰り返し。
ショートボードではセットの大きめの波しかテイクオフできませんが、スコーピオンは乗り放題。
やがてその人が帰り、別の上手いショートボーダーが一人入りましたが、ほとんど私一人で乗りまくり。
今日は2時間半くらいでしたが、50本以上乗ってしまいました。
何のアクションもできない小波で、物足りないことは確かでしたが、今回の旅には充分すぎると思います。
期間中はたいしたサイズアップはなさそうですが、これだけ乗れれば充分です。
今回は、体を動かし、食事の量と回数も自然な形で減らしてカラダを絞りたいと思っています。
2017年01月10日
2017年 始動!
皆さま、あけましておめでとうございます。
今年も『来たよ!いい波』をよろしくお願いいたします。
連休続きでしたので、今年は今日から本格的に仕事が始動という人も多いのではないでしょうか。
私は昨日(1月9日 祝)今年最初のSURF、7日はSPLの新年会に行ってきましたが、それ以外の年末年始は大忙しでした。
大晦日も志願して勤務、元日も初日の出から勤務に入れてもらいました。2日と7日、年末の30日は月末からスタートする東海道五十三次ウォーキングツアーの下見などで、ブログもFacebookも書く時間があったら寝たいと思うほどスケジュールをびっしり入れてみました。
年末年始は何処へ遊びに行っても人混みで、何をするにも時間がかかってお金もかかり効率が悪い。そんな時は他人とは違う行動パターンをとるのが快適に過ごす秘訣です。
昨日は久々に波が上がりそうな予報でしたがタイミングよくスケジュールが空きました。
西風が強い予報でしたし、波は急速にサイズダウンしていたので大急ぎで夜明けの湾内へ。

直行した須々木は風ビューのうえ大ダンパー大会。ひどい寒さでカメラを持つ手が震えて動画が撮れない。
そこにタイミングよくSPLのcharから「静波に到着、いい波です」との連絡があり静波へ急ぎました。
不思議と風がほとんど無く、波もまったり。
アウトでブレイクするセットの波はまずまずの大きさで、間隔が長く沖へ出るのも簡単。
ピークから突っ走って切れたところで大きなカットバックを入れてインサイドにつなげられる波。
時間とともにどんどん人が増えていくので大急ぎで着替えてcharと沖へ。

ボードはマンダラ・スーパースタビー7'3"だけしか持って行きませんでした。
他のボードはある理由のため梱包しちゃったのです。
写真はcharが撮ってくれましたが、私は撮るのを忘れましたので写真は無しです。
2か所ほど良いピークがあり上手いロングボードには超ご機嫌なブレイクでしたが、そこしか乗れないので人が集中していてショートボードには厳しそうでした。波情報では△50点!
大きなセットが入り、アウトのロングの人たちが我先にとパドルを始めるので、私はセットの3本目4本目だけを狙いました。7feet台の長いボードだったのでかなりいい波に乗らせて貰いましたが、周りのショートの人たちは上手い人たちでもあまり乗らせてもらっていないのを見て、なんとなく不公平感を感じすっきりしない気持ちでした。
皆がハッピーになれるシェアの気持ちが溢れるSURFでありたいのですが、連休中の混雑するSURFでは無理なのでしょうね。
妬まれるのも嫌なので1時間もやらず7本乗っただけで上がってしまいました。
そして続々と到着したSPLメンバーと共に須々木方面へ移動。
ジミーのニューボードが完成し、進水式です。

ムネオ君プロデュースの通称どらえもん。浮力たっぷりの厚いボードでスーパーファンなボードです。
シェイプはJAZZBOの関さん。

いい波に乗っていました。余裕があるのでライディングのフォームも改善されます。

今日はSPLの中では一番たくさん乗っていたのではないでしょうか。
ここに集まる錚々たるメンバーに交じっての初乗りでした。
ブレイクはちょっと早めで乗りしろは静波ほどありませんでしたが、満ちてくれば良くなりそうな波でした。
私も1時間ほど入りましたが、休日の混んでいる中では遠慮して皆が狙わない小さめの波を専門に乗りました。



やはり平日の空いている時に入ることができる人は休日はサンデーサーファーに譲ってあげないとね。
波待ちしていて声を掛けられたので振り向いたらピッペンさんでした。
やっぱりエッジボードの話になりました。
他のボードとはちょっと違う感触なので、上手い人に乗ってもらって感想を聞きたいと思っています。
もうすぐ7feetのエッジ・スタビーが届くのでピッペンさんには是非試乗してもらいたいですね。

波は良くなりそうな感じでしたが、翌日の準備があるのでお先においとましました。
さて、本日。
今は千葉県成田市にいます。
せっかく成田に行くので、成田山新勝寺に初詣に行きたいなと思っていたのです。
昨年中に京成成田駅近くのアパホテルを予約してあったのですが、お正月にNHKテレビの『ぶらタモリ』で成田山新勝寺を放送したのでびっくりしました。
それにしても、日本では江戸時代まで初詣の習慣は無く、明治になり鉄道が普及してからできた習慣だとのこと。
チョコレート業界がバレンタインデーをチョコレートの日にしてしまったように、初詣は鉄道会社と神社仏閣が作り出した習慣なんですね。
現在のJR成田線は参拝客を増やすために新勝寺が出資して作られた私鉄だったと聞いてびっくりでしたね。

表参道はなかなかの賑わい。さすが参拝者数全国一位のお寺ですね。

十数年前に家族で行った覚えがありますが、記憶以上に大きなお寺。


多くの人が集まる大人気の超メジャーなお寺ではありますが、なんだかだだっ広くて違和感を感じます。
臨済寺や清見寺のような禅寺に一歩踏み入れた時に感じられる凛とした空気感が欠けているような感じがします。
私にはやっぱり多くの人が集まる人気ポイントは合わないのかもしれませんね。
ということで、初詣を済ませ、参道を戻っていくとウナギを焼くいい香りがしてきます。
せっかくだから有名な川豊本店に寄ろうかと悩みましたが、どうせうなぎを食べるのなら浜松の『曳馬野』に食べに行った方が良いなと思いやめました(笑)
そんな成田だったのですが・・・
そうなんです。明日の午前の便で成田空港から高飛びなのです。
厳冬の日本を離れ、南に向かい
あまりサーファーが行かないアジアのマイナーなサーフポイントの探査に行ってきます。
お楽しみに。
今年も『来たよ!いい波』をよろしくお願いいたします。
連休続きでしたので、今年は今日から本格的に仕事が始動という人も多いのではないでしょうか。
私は昨日(1月9日 祝)今年最初のSURF、7日はSPLの新年会に行ってきましたが、それ以外の年末年始は大忙しでした。
大晦日も志願して勤務、元日も初日の出から勤務に入れてもらいました。2日と7日、年末の30日は月末からスタートする東海道五十三次ウォーキングツアーの下見などで、ブログもFacebookも書く時間があったら寝たいと思うほどスケジュールをびっしり入れてみました。
年末年始は何処へ遊びに行っても人混みで、何をするにも時間がかかってお金もかかり効率が悪い。そんな時は他人とは違う行動パターンをとるのが快適に過ごす秘訣です。
昨日は久々に波が上がりそうな予報でしたがタイミングよくスケジュールが空きました。
西風が強い予報でしたし、波は急速にサイズダウンしていたので大急ぎで夜明けの湾内へ。

直行した須々木は風ビューのうえ大ダンパー大会。ひどい寒さでカメラを持つ手が震えて動画が撮れない。
そこにタイミングよくSPLのcharから「静波に到着、いい波です」との連絡があり静波へ急ぎました。
不思議と風がほとんど無く、波もまったり。
アウトでブレイクするセットの波はまずまずの大きさで、間隔が長く沖へ出るのも簡単。
ピークから突っ走って切れたところで大きなカットバックを入れてインサイドにつなげられる波。
時間とともにどんどん人が増えていくので大急ぎで着替えてcharと沖へ。

ボードはマンダラ・スーパースタビー7'3"だけしか持って行きませんでした。
他のボードはある理由のため梱包しちゃったのです。
写真はcharが撮ってくれましたが、私は撮るのを忘れましたので写真は無しです。
2か所ほど良いピークがあり上手いロングボードには超ご機嫌なブレイクでしたが、そこしか乗れないので人が集中していてショートボードには厳しそうでした。波情報では△50点!
大きなセットが入り、アウトのロングの人たちが我先にとパドルを始めるので、私はセットの3本目4本目だけを狙いました。7feet台の長いボードだったのでかなりいい波に乗らせて貰いましたが、周りのショートの人たちは上手い人たちでもあまり乗らせてもらっていないのを見て、なんとなく不公平感を感じすっきりしない気持ちでした。
皆がハッピーになれるシェアの気持ちが溢れるSURFでありたいのですが、連休中の混雑するSURFでは無理なのでしょうね。
妬まれるのも嫌なので1時間もやらず7本乗っただけで上がってしまいました。
そして続々と到着したSPLメンバーと共に須々木方面へ移動。
ジミーのニューボードが完成し、進水式です。

ムネオ君プロデュースの通称どらえもん。浮力たっぷりの厚いボードでスーパーファンなボードです。
シェイプはJAZZBOの関さん。

いい波に乗っていました。余裕があるのでライディングのフォームも改善されます。

今日はSPLの中では一番たくさん乗っていたのではないでしょうか。
ここに集まる錚々たるメンバーに交じっての初乗りでした。
ブレイクはちょっと早めで乗りしろは静波ほどありませんでしたが、満ちてくれば良くなりそうな波でした。
私も1時間ほど入りましたが、休日の混んでいる中では遠慮して皆が狙わない小さめの波を専門に乗りました。



やはり平日の空いている時に入ることができる人は休日はサンデーサーファーに譲ってあげないとね。
波待ちしていて声を掛けられたので振り向いたらピッペンさんでした。
やっぱりエッジボードの話になりました。
他のボードとはちょっと違う感触なので、上手い人に乗ってもらって感想を聞きたいと思っています。
もうすぐ7feetのエッジ・スタビーが届くのでピッペンさんには是非試乗してもらいたいですね。

波は良くなりそうな感じでしたが、翌日の準備があるのでお先においとましました。
さて、本日。
今は千葉県成田市にいます。
せっかく成田に行くので、成田山新勝寺に初詣に行きたいなと思っていたのです。
昨年中に京成成田駅近くのアパホテルを予約してあったのですが、お正月にNHKテレビの『ぶらタモリ』で成田山新勝寺を放送したのでびっくりしました。
それにしても、日本では江戸時代まで初詣の習慣は無く、明治になり鉄道が普及してからできた習慣だとのこと。
チョコレート業界がバレンタインデーをチョコレートの日にしてしまったように、初詣は鉄道会社と神社仏閣が作り出した習慣なんですね。
現在のJR成田線は参拝客を増やすために新勝寺が出資して作られた私鉄だったと聞いてびっくりでしたね。

表参道はなかなかの賑わい。さすが参拝者数全国一位のお寺ですね。

十数年前に家族で行った覚えがありますが、記憶以上に大きなお寺。


多くの人が集まる大人気の超メジャーなお寺ではありますが、なんだかだだっ広くて違和感を感じます。
臨済寺や清見寺のような禅寺に一歩踏み入れた時に感じられる凛とした空気感が欠けているような感じがします。
私にはやっぱり多くの人が集まる人気ポイントは合わないのかもしれませんね。
ということで、初詣を済ませ、参道を戻っていくとウナギを焼くいい香りがしてきます。
せっかくだから有名な川豊本店に寄ろうかと悩みましたが、どうせうなぎを食べるのなら浜松の『曳馬野』に食べに行った方が良いなと思いやめました(笑)
そんな成田だったのですが・・・
そうなんです。明日の午前の便で成田空港から高飛びなのです。
厳冬の日本を離れ、南に向かい
あまりサーファーが行かないアジアのマイナーなサーフポイントの探査に行ってきます。
お楽しみに。