2024年06月20日

SURF 遠州灘 6月20日(木)

昨日はクローズ気味で避けた御前崎ですが、今朝は丁度良いサイズになるのではないかと思い木曜休みの桑江君と坂下で7時の待ち合わせ。





6時半には到着できたのでしばらく写真を撮りながら桑江君を待っていたら、真美ちゃんを発見。
いい波にサクッと乗りますね。

桑江君が来る頃には出勤前サーファーが上がり空いてきました。




今日は波も良いし、風も無いのでフライデー君(SOLOSHOT3+)を海岸に設置しました。



今日の1本目は桑江君でした。脚のパワーがあるから横っ走りのスピードが出ますが、課題は波のパワーを利用できる縦方向へのコントロールですね。





私は今日も一番端っこで突発的に入ってくる大きいセット狙い。
このサイズでロングライドできる波は脚に負担がかかるので10本が限度。だからできるだけ少数のいい波を狙うようにしています。
良いサイズの波を捉えましたが、画像は前の波の陰に足元が隠れてしまい写真としてはちょっと残念。



今日は桑江君がいい波に乗っています。





ちょっとパワーの無い波でしたが、形の良い波に恵まれました。
カットバック、カラダの捻りが甘いですね。



ここまで沖に出て14分。
実はここでフライデー君が電池切れface07
バッテリーの充電が不十分だったうえにモバイルバッテリーの接続を忘れていました。

今日はこの後、知り合いだけでなく知らない人たちからも「今のいい波でしたね」と声を掛けてもらえるいい波に乗っていたのですが、撮れていませんでした残念でした。



後半はGPSタグを桑江君にバトンタッチしたのですが、動画が撮れなかったので記念写真で勘弁を。
でも満足そうな顔でした。

駐車場に戻ると品川・成田ナンバーのレンタカーに乗った外国人サーファーが続々とやってきました。
桑江君が勤務しているウェーブプールで今週末開催されるSTAB HIGH JAPANに参加する世界のトップサーファー達が家族帯同で来ているのです。
昨日は桑江君もプールのアトラクション・ナビゲーター(プール内に浮かんでテイクオフのタイミングを教える人)で超有名な世界一のパイプライナーの弟やお母さんを担当したそうです。

凄いサーファー達が来ているのでしばし見学をすることにしました。










一般のサーファーと混じって入っているのでその差が歴然です。スピードも切れも全く別次元。
それと、一般サーファーと彼らとで波待ちの場所が違うことにも驚きました。
一般のサーファーは見た目で波がたくさん来る目立つピークに集中していましたが、プロの皆さんはそこを外して人から離れていながら時々いい波が入ってくる場所を選んでいたように感じました。なんだか私の「エディシフト」のような位置取りのように思いました。



今朝はショートジョンでは肌寒いかと思いましたが、全然平気で快適でした。



ランチは早い時間にいつもの相良の池田屋さん。

今週末はGakuさん、桑江君と伊東の『伊豆の空』で3人揃ってドローンの指導に入ります。楽しみです。


  


Posted by エディ タチカワ at 19:02Comments(0)お気に入り・お楽しみSOLOSHOT3SURF STADIUMJAZZBO 7ft.6in.

2024年04月09日

ポレポレ島仲間がやって来た 4月4日(木)~4月6日(土)

何か特別に楽しいことがあると、かえってブログを書く余裕がなかったりします。
ブログに書き残したい事なのに、書いていない内容の方がずっと楽しかったり記憶に残る出来事だったりするのです。
4月4日(木)~6日(土)の3日間もそんな充実の日々でしたが今回は何としても記録に残したかったのでした。


このブログを始めたのは2007年の3月末。それ以前に書いていたのがコミュニティサイト『ポレポレ島』でした。
まだモデムを使って電話線でインターネットを接続していた頃で、ネット上に偶然見つけました。バーチャル空間にある架空の島『ポレポレ島』に住み着いて(小さな個人HPを作成して発信)島民の交流をおこなうというものでした。
このサイトの参加者は音楽関係者やアウトドア関係者、小説家やアーティストなど興味深い人達の小さな集まりでした。その中で知り合い意気投合したメンバーが東京に集まってオフ会をやったりしていました。私も島のサーファーを集めて静岡県内で何度かサーフィンをしたことがありました。
最後に開催したのは2011年7月でしたからもう13年前のことです。そんなサーフィン仲間で東京に住むdaiju君が静岡に行くと連絡してくれたのでした。


4月4日(木)

この日は前日の雨で早朝の波が良くなりそうだったので、daijyu君と7時に静波スイングビーチ前の静波海岸で待ち合わせ。
私は早めに着いたので、写真撮影をして待つことに。







かなり良い波でした。
でも混むであろう静波を避け、鹿島、片浜とチェックして



いつもの定位置へ。かつてロングボードだったdaijyu君はミッドレングスのフィッシュ乗りになっていました。



風は東に変わる予報なので写真撮影はほどほどに急ぎエントリーしました。

中央が一番波数もあり7~8人がいましたが、私はいつものように左端から30m~50mほど離れて波待ち。
左端は波数は少ないものの大きい波は中央でワイドになるので左端が丁度良くなるのです。
普段、千葉のリーフ波でしか入らないdaijyu君はどうしてもピークへ行ってしまいますが、だんだんビーチブレイクの特徴を掴んだようで左端に移動してきました。サイズもあり、ロングライドできるいい波でした。



やがて風が出てきて1時間半ほどで修了となりました。東京から来てくれているので初日から波があってとりあえずホッとしました。



ランチはもう定番のCurry fornia hug。いつもinstaの波動画を参考にさせてもらっている天野君にも会えました。



今回はハンバーグ。リーズナブルなのにとても美味しいお店は、誰かを連れて来るには安心のお店の筆頭です。

今回の宿は、当然のことながらパグラス鹿島。チャゲさん達スタッフの心配りに感謝です。

今回の旅は唐突でしたが、理由がありました。
daijyu君はドローン免許である国家資格の一等無人航空機操縦技能証明を先日取得しました。
同じドローンを仕事としてこれからやっていこうという共通の目標があるのでドローン関連の情報を共有するためもありました。
そのため、サーフィンの話だけでなく、ドローンの今後の話など話題は尽きることがありませんでした。



夕方、相良子生まれ温泉に行き夕食も。

宿に戻ってのんびりしていたら、疲れていて寝てしまいました。
daijyu君はチャゲさん達や泊りに来ていた茅ケ崎のケヴィンさんたちとビールを飲みながら話し込んでいたようです。


4月5日(金)

朝のチェックをするも波はサイズダウンして風も少し入っているのであちこちチェックするも断念。
無理して入らなくても良いかなというのが我々のスタンスです。



ランチは静波の老舗T&Tで。
しょうゆピラフ&ハンバーグを頼んだのですが、daijyu君は大盛を頼んじゃった。
気付いてどうしようかと思いましたが、daijyu君は私よりずっと若いし、大丈夫かなと思ったのでそのままにしました。
完食していましたが、お腹きつかったようです。

午後はクルマ1台で、各ポイントの案内をしながらのドライブ。
御前崎は風強く波も大き過ぎでクローズ。
大東方面も同じとは思いましたが、各所を巡りました。
そういえば、15年くらい前にはポレポレの皆で毎年のように大東の千浜や豊浜、舞阪でも集まってサーフィンしたものでした。

さて掛川まで来たので、お茶の大村園に行ってケンちゃんと波乗り談義。



お茶を買うなら大村園でと思っていたのでやっと買うことができました。いつも楽しい大村園。

パグラスに戻り、のんびり。
するとチャゲさんがストレッチやりましょうとYoutube



いろいろ気配りしてくれます。



私がサーフィンを始めて数年目のサーフィン雑誌。雑誌のなかの懐かしい静岡や湘南にケヴィンさんとも話が盛り上がります。



高下駄の体験も。

そうこうしていたら、佐藤李ちゃんとお母さんの素子さんがやってきてオーストラリア遠征のご報告。
この後プールへ行くというので、我々も見に行くことにしました。






李ちゃんの流石のパフォーマンス。スプレーの上がり方・量が凄いです。
プールの波がもの凄い波に見えてきます。



テイクオフも及川コーチに教えてもらったことが完璧にできています。



それにしてもボトムターンの安定感が凄いですね



今日はこの子のアシストをしていました。この子もこの年齢でコレですから有望ですね。
daijyu君はプロのサーフィンを目の前で見れて良かったと言っていました。

この後はコンビニでおつまみを買いパグラスへ戻りました。



目的はこちらのテントサウナ。



中の様子はdaijyu君のinstaから写真頂きました。
すっかりととのったところで夜のビールタイムに突入しました。


4月6日(土)

最終日は5時起きしてビーチへ。




せっかく鹿島に泊まっているので鹿島ビーチでサーフィンすることに。



波はお手頃。たくさん乗れて笑顔のサーフィンで締めくくることができました。



〆はコメダ珈琲でモーニング。
今回はいろんな話ができ、いろんな人とも交流できてしかも波も良かったという大満足な3日間でした
次は私が千葉に行ってポレポレ島のみんなに会いたいと思います。

daijyu君、静岡に来てくれてありがとう。ではまた次回。


おわり・・・ではないんです。daijyu君は帰りましたが、今宵は静岡まつり。




家に戻ったらすぐに行動開始です。今夜は静岡まつりでドローンショーが行われるからです。
静岡市街の殆どは国土交通省の許可が無ければドローンを飛ばすことができないDID(人口集中地区)です。



国土交通省のホームページにあるDIPSと呼ばれているドローンのサイト
ここは各種の申請や登録を行うサイトなのですが、国土交通省に申請された飛行計画を閲覧することができます。
これにより、葵小学校の運動場を立ち入り禁止にして墜落などの事故に備えた安全確保をしていることが確認できます。
葵小学校は私の母校(旧城内小学校)ですから、どこから見れば離着陸の作業が良く見えるのかわかります。



夕飯を済ませて内堀の土手に上がりました。



整列し小型ドローンが一斉に点灯しました。



いよいよ離陸。プログラムされた飛行経路を飛ぶとはいえ、風などで隣と衝突する恐れもあると思うのですがGNSS(アメリカ・中国・欧州・ロシアなど複数の国のGPSの電波を補足して精度を高めるシステム)が威力を発揮しているのでしょう。








わずか7分弱のドローンショーでしたが、昨年のディズニーのショーよりも進化していました。

これを見ながらdaijyu君と議論したかったですが、いろいろ参考になりました。
  


2022年09月22日

多忙な1週間でした 9月13日(火)~21日(水)

この1週間ほどは仕事もプライベートも大忙しでブログを書いている時間がありませんでした。
そこで、1週間分をまとめました。


SURF 9月13日(火)

14時勤務の翌日はゆっくり目に外海へ。ずっと通っている場所に直行しました。



この日も絵にかいたようなギャランティな波。





防波堤の上からチェックすると、形良い波でSUPの人が超ロングライドを決めていました。
申し分ない波なので防波堤の外側のビーチの近くまでクルマを移動して



フライデー君(SOLOSHOT3)をセットしました。



ボードは久々にfurrow 6'4"クアッドエッジボードを持ってきました。
このところ短い5'10"か長い8'1"ばかりに乗っていて中間サイズのこちらに乗っていなかったのでミッドレングスの感覚を思い出しておこうと思いました。最近は出番が無いボードですが、実は大波も小波もこなせる一番の万能なスーパーサブとなっています。

波は最初の1時間半くらいは理想的でしたが、潮が引き過ぎて風も出てきたらレギュラーがダンパーになってしまい終了でした。



Gakuさんが伊東へ移住してしまってからは、ランチはコンビニで済ませることが多くなりましたね。


SURF 9月14日(水)

南東にあった台風が沖縄方面に移動していき一時的に波のサイズが落ちました。
前日の波のコンディションを参考に、同じ場所に早朝から出かけました。
常連さんが上がってきてチンクイが酷いと教えてくれたので、今年初の長袖ラッシュにロングトレンカに着替えました。暑いからウェットスーツは無理ですね。



早朝の常連さんが上がったら、フォイルサーフィンの人たちばかり4人と私だけ。



セット間が長かったですが、小波でもフェイスが次々に現れる波でロングライドできました。
波が小さくなっても人が少ないのは最高です。



この日は波が小さい予報だったので8'1"だけを積んできました。
汐や風のコンディションが悪化する前に乗ることができて良かったです。


静岡市保育士会の小児救急法講演会 9月16日(金)

今年で4回目となった保育士会のセミナーでの講演。
今回は広い会場に人を集めて開催される予定でしたが、7~8月のコロナ感染急拡大のため今年もリモート開催となりました。内容は昨年と同様の基本的な救急対応についてのお話をする予定でしたが、9月5日に牧之原で起きたバスに置き去りにされた園児の死亡事故を受けて、急遽内容を変更しようと思いたちました。
新しい内容を考えて、資料を作り替え、リハーサルをやってみる。
恐ろしく忙しい日々となってしまいました。
事故を受け、各種報道番組でも様々な対策が紹介されていましたが、基本的にどんな対策を施してもヒューマンエラーは必ず起きます。事故をゼロにすることはできません。
そこで、救急手当は事故が起きてしまった時でも子供を救うことができる最後の手段だということで、実際にどんなことを練習しておけばよいのかを実演することにしました。
ただの実演ではなく、保育士会の数人の先生に手伝ってもらい、私が行っている講習会を再現してリモートの画面を通じて見てもらいました。



子供の命を救うには、簡単に覚えられる、「これとこれとこのスキルの実習を受けることが重要ですよ」というプロモーションビデオのような内容にしました。
まあ、これも作戦でしたが、会場へ来ていた役員のほぼ全員から「是非、今のような講習会をうちの園でやってもらいたい」というお話をいただけました。
私としてはこれが商売でもありますが、ひとのお役にたてることができると「やって良かった」と幸せを感じることができるありがたいことだと思っています。

そんな新しいプログラムやレジュメを作る作業で大忙しな日々がやっと完了してホッとしました。


SURF 鳥人祭り 9月18日(日)

17日(土)は台風の接近で外海はクローズ、湾内はオンショアびゅーびゅー。
天気も不安定だし昨日までの疲れもあり海はお休みして仕事をしました。

そして18日(日)はムネオ君主催で大勢の個性派サーファーが集結する鳥人祭りでの救急法講座の予定の日。



会場は御前崎マリンパーク。私の出番は午後2時から予定されていましたが、午前中は天候が不安定で鳥人祭りのスタートが午後からとなりました。御前崎へ向かう高速道は牧之原台地にさしかかったあたりで猛烈な豪雨に遭いました。



会場に着いたら、何故か晴れ間が出てきました。今年もムネオマジックでしょうか。









普段は全く波が立たない海水浴場であるマリンパークに波が立っていました。
それも4年前の鳥人祭りの時のような奇跡のスーパーロングライドができる波になってきました。
皆さん嬉々として海に向かい思い思いのスタイルで波に乗りました。
皆さん海で遊ぶのに夢中なので敢えて救急法の機材は降ろさずに流れに任せました。
結局、波に乗り疲れたころ、雨が降ってきて子供たちの体調のことも考えて救急法は次回に回すことになりました。御前崎・牧之原周辺だけでなく、浜松の人も多かったようですし、県外の人たちも多かったです。
イベントの参加者が増えて盛り上がるのは良いことですが、イベントが大きくなるとムネオ君の力だけではまとめきれなくなるので、私としてはこじんまりとした集まりの方が参加者同士のコミュニケーションがとれて良いのかなと思いました。


SURF 9月20日(火)

本来は、19日(月)に伊東からGakuさんが来て静波スウィングビーチへ泊りでサーフィンをする予定でした。しかし、19日は台風が最接近するということで安全策を取りキャンセルしていました。
楽しみにしていただけに残念でしたが暴風雨のリスクもあったから仕方なかったでしょう。

そして連休明けの9月20日(火)はGakuさんが来るならと休暇を取った桑江君とサーフィンに行くことになりました。天気予報を見ると、午前中に風向きが変わり湾内の波が整う感じでした。
本来はGakuさんが来ているはずのこの日はコメダ珈琲のモーニングからスタートしようと考えていましたが、居ないので朝一からにしようかとも思っていました。
でも、風向きと潮位を考えると朝一よりも9時くらいの方がよさそうに思えたので、Gakuさんは居ないけど、桑江君とコメダで7時に合流することにしました。コメダ珈琲へ入るのは、Gakuさんが伊東へ移住する前以来です。

そして9時過ぎてから波チェックに行きました。
しかし、予想よりも風が変わる時間が遅れているようで、静波も片浜も乱れた波。坂井港は面は良いもののロングボード向きのサイズに下がっていました。須々木へ行ってみたら常連の名人たちがエントリーするところでした。風は無いものの干潮時の波は大きくてややハードな早い波。名人でないと抜けられそうもない波でした。
そこで、桑江君を某所に連れて行きました。普段はほとんど波が立たない場所です。



行ってみたらここの常連の○○丸さん以下数名のみ。
なかなかブレイクしないので諦めて上がる人も。

私はここの波が大好きなのでダメ元で桑江君と入ることにしました。
我々以外にサーファーはピークに居る2名のみ。
私はたまに入るであろうセットの大きい波に狙いを定めてピークよりもアウトサイドでエディシフトで波待ちしました。
狙いは的中して、大きなセットは私の位置からでないと乗れない波が何本か入ってきて岸のテトラ前までロングライドできました。
なかなか乗れない桑江君を近くに呼んで、のんびり二人で平和な波待ち。
台風が遠ざかりつつあるので、波が消える前にと急いで入ったので写真は撮りませんでした。
波が入りだすと何本も乗れましたが、セット間隔は長かったです。
2時間ほど楽しめましたが、波はどんどんサイズダウンしてセットが入らなくなったので私は上がりました。
桑江君はもう少し粘り、最後は海の中に一人。
私は何とか写真を撮ってあげようとスタンバイ。



まれに入る波を追いかけ



面ツルの波にテイクオフ。






師匠である私よりもカッコ良くカットバックを決めていました。



そりゃあ、満面の笑みで上がってくるでしょうface02
良い1日でした。Gakuさんが居ないのが残念でした。



その日の夕焼けは見事でしたね。
この日と前日、Gakuさんは住んでいる宇佐美でサーフィンできたそうです。
なかなか良い波に出会えなかった宇佐美で乗れて良かったです。



SURF STADIUM SHIZUNAMI 9月21日(水)

静波のSSJ(サーフスタジアム ジャパン)で及川コーチのパドリングレッスンが開催されました。
パドリングはサーフィンを始めるとき最初に学ぶこと。それができないとサーフィンはできません。
私も40年近く海でパドリングしてきました。同年代の中ではパドリングもテイクオフも早い方だという自負もあります。これまでもいろいろ自分なりに研究して改良してきたつもりです。でも、正しい理論の元に誰かに教えてもらったという経験はありません。多分ほとんどのサーファーがきちんと教えてもらったという経験が無いのではないかと思います。
インスタで流れたSSJのプロモ動画では地元の三輪プロが及川コーチのパドル指導を受けてパドリングが早くなったと話していました。私とは段違いの力のあるプロサーファーが上達するという指導なのですから、期待が膨らみます。これまで私も及川コーチの指導を2回受けていますが、理にかなった指導には納得です。



プールは若干水温が下がって半袖スプリングが丁度よいそうです。



初心者と思える人は居らず、皆そこそこ上手そうな人たちばかり。それにSSJのスタッフも交じって総勢20人弱。その中にはSSJ幹部のシュン君もいました。



波を止めての止水でのパドリング練習。



内容は詳しくは書けませんが、無理なくバランスを重視した無駄のないパドリングでしょうか。
バタ足をしたり早くパドルをしたりするのはバランスを崩し、ロスが多くなりスピードを殺します。
プロがやっている裏技をやるには柔らかな肩関節であるとかそれを支える強い筋などがあって初めてできることが多いようです。普通のサーファーが早く進むためのパドルはカラダに無理のない理にかなったやり方があるとわかりました。



水しぶきがほとんどあがってないと思いますが、全速力で漕がなくてもしっかり漕げば同じ速度で進むことを実感できました。



及川コーチと記念写真撮ってもらいました。




パドリングレッスンが終わった後は、地元の三浦プロのセッション。
やっぱりプロはスピードが違いますね。素晴らしい。



その回でプールに入り、波が来るタイミングのアドバイスをするアトラクション・ナビゲーターとして勤務していた桑江君。
お客さんが上手く波に乗れるかどうかアドバイス次第だと思うと、責任重大な仕事だよね。
お疲れさまでした。

また海に行きましょう。

  


2022年09月01日

SURF STADIUM SHIZUNAMI 8月31日(水)

前回のウェーブプールでのコーチング セッションから約1か月半。



及川コーチから受けていたアドバイスを意識してSURFしてきました。
パドルの仕方から、得意のテイクオフのやり方まで修正のアドバイスを受け、ちょっと心外でしたが、言われたとおりに修正できると、確実にスムースにSURFできることが分かりすっかり及川コーチに心酔しました。この8月の終わりに再度コーチングを受けに来たのは、卒業試験のつもりでもありました。



この日は桑江君もウェーブプールの勤務に入っていたし、スタジアムの幹部社員?でもあるシュン君もアトナビにも入っていました。社長ともプールサイドでご挨拶できて良かったです。

さて、サーフィンの方ですが、今回で多分5回目になるのですが、やっぱり緊張しますね。ミスったらもったいないのでミスらないようにしようという意識が働いてしまいます。でも、失敗を恐れてチャレンジしなかったら今以上に上達することは不可能なのです。失敗から何が原因か、どうしたら良くなるのかを学ぶことが大切です。そのための最も効率の良いシステムがコーチングだと思います。





今日の9本の波は全てテイクオフできてターンはできましたが、指示通りに上手く修正できていたのは2回に1回くらいでしょうか。でも追加のアドバイスで何が原因かを自分で気づくことができました。普段タルい波に乗っているのでパドルする時にボードの前の方に加重し過ぎてバランスが崩れていたのです。2㎝後ろに体を移しただけでスムースにカラダが動くようになりました。





ターンで右腕は使えるようになりましたが、どうもキレがありません。
コーチのアドバイスは、「2つ目のターンはビッグカービングをしてみましょう。」というものでした。
何故そう言われたのか考えてみました。
このプールでは上手いショートボードの人はテイクオフから3発リッピングに当て込むターンができます。そのための波のデザインがされているのだと思います。だから自分も3発当てるライン取りを考えてターンしていました。でも、私の技術と私のボードのデザインではそのライン取りはターンを小さくしてスピードが死んでいたのでしょう。後半は大きなターンを2発に考えを変えることができました。
一つ一つのアドバイスで修正を入れてのライディングは、9本の波数では全部は修正しきれませんでしたが、本当に良い勉強になりました。

卒業試験と思い臨んだ今回のプールでしたが、卒業と言える目標は、近づけば近づくほどもっと遠くに現れます。
1つの課題が克服できると次の課題が見えてくる。

私はサーフィンが大好きです。できることならもっと上手くなりたい。上手くなればもっとサーフィンが楽しくなるでしょう。
そんな夢に最短距離で近づける合理的な道はウェーブプールでのコーチングだと確信しました。
日本初の本格的なサーフィン用ウェーブプールが幸運なことに私のホームグラウンドに建設されました。
その波で遊ぶのも楽しいですが、波に乗ってすぐにプールサイドでビデオで見て、コーチのアドバイスを聞いてすぐに次に来るほぼ同じ形同じ大きさのの波で反復練習をする。こんな合理的な練習方法が他に存在するでしょうか。
ウェーブプールの活用法は、「みんなでわいわい遊ぶ」「チャレンジ」「波が無い日の練習」などありますが、
コーチングこそウェーブプールの最も有効な活用方法ではないかと思います。
今回同じ1時間で波をシェアした10名のうち、コーチングを受けたのは2名のみ。こんな素晴らしいコーチが来てくれているのに受けないのはもったいないとすら思いました。
サーフィンが上手くなりたいと思っている人は、絶対にプールでのコーチングを受けるべきだと思います。でも、みんな上手くなっちゃったら、私が乗る波が無くなっちゃうのでほどほどにしてくださいね。

8月の及川コーチのコーチングはこの日まで、9月1日(木)からは御前崎で行われる大会に参加するトッププロたちのコーチングをするために滞在を伸ばしているそうです。

  


Posted by エディ タチカワ at 11:50Comments(2)お気に入り・お楽しみEdge BoardSURF STADIUM

2022年08月20日

SURF 遠州灘 8月20日(土)

ずっと続いていた南西風がようやく弱まってきました。
今日は夜明けの時間帯ならほぼ北の微風の予報と干潮なので、大東方面へ行ってみました。
御前崎方面に行った時はできるだけ大東方面もチェックはするようにしているのですが、今年も地形が良い場所は限られています。




先ずはここからチェック。ブレイクしている場所が遠いポイントですが2名がエントリー。サイズは満足なのですが他もチェックしてみることにして袋井市の手前まで走りました。人も少なくできる場所は何カ所かありましたが引き返しました。



ロングが2~3人とSUP1人。ショートが6~7人といったところ。
外海ということで短い5'10カーボンエッジを持ってきましたが、波は掘れないので8'1で入ることにしました。
無理して短いのに乗らなくてもいいかな。
その代わりピークはショートに譲って、一番左端のアウトに出てエディシフトでたまに入るワイド気味の大き目セット狙いにしました。
狙いは的中で、ワイドセットは私しか乗れないポジショニングでした。
思いの外アウトで割れる波が混じり、そういう波は全力でアウトサイドへパドルして刺し乗りでギリギリ間に合う感じでした。
ショルダーは張らないので左脚がかなり疲れました。

実は3月に新しいボードのオーダーをしていて、今回はやや長めのポイントノーズのミッドレングスのシングルフィンなのです。
目指すはデボン・ハワードのような波の上下をフルに使うターンを主に、大きなカットバックを加えたマニューバ―系の乗り方を目指したいなと思っています。そこで、より深いボトムターンと、トップターンでは上半身の使い方を意識したターンを練習しています。これも静波SURF STADIUMの及川コーチのアドバイスのおかげです。

1時間半ほどで疲れて上がりました。岸に上がったらふらつきましたface10



帰り道、朝昼兼用のフィッシュバーガーとアイスラテをコンビニで買い、いつもの昼寝ビーチへ。
朝が早かったので昼寝することにしました。



昨日の小児救急救命法講座で受講生から提出されたクラス評価アンケートを読みました。
デスクで読むと、仕事モードでデスクを離れられなくなるので、こうした誰も来ないビーチでのんびりアンケートを読むのが気楽で良いのです。
来年には幼稚園の先生や保育士さんとして他人のお子様を守る仕事に就く学生たちのご意見や感想、そして熱意は私にとって本当に仕事の励みになるのです。
これは至福の時間ですね。


  


2022年07月22日

SURFSTADIUM SHIZUNAMI 7月20日(水)

水曜日、先月に引き続きSURF STADIUMへ予約を入れてありました。
プールは午後からですが、朝から海へ出かけました。



朝2で出発し、片浜をチェック。しかし南西の風が入っていたので南下しました。
いい波だよとの情報が入っていた場所は小波ながら確かに良い波が入っていました。



ただ、ベストなピークは非常に狭いエリアに限定されていて、顔見知りの上手いロングボーダーが殆ど。
全体で20名ほどと少な目ですが、ベストのピークは私的には5人が限度。前日にはマナー違反のサーファーが注意されて逆切れしたとの話も聞いていたので、無理して入ることもないなと思い、少し離れた場所で昼寝をすることにしました。



午後にはもっとサイズのあるパーフェクトな波のプールでサーフィンできるので、気持ち的に余裕が持てます。
午前中はビーチでのんびりして早めのランチ。給油や洗車までして静波に向かいました。




海は前日から海水温がかなり下がってシーガルが必要な冷たさだったようですが、プールは28℃と暖かでした。



SURF STADIUMには世界で戦い頭角をあらわしている村田嵐プロが来ていて、その圧倒的なパフォーマンスが目の前で披露されていました。





もう別次元です。 これで苦手のバックサイドですって。

さて、今回は前回と同じ上級コース(ライトだけの1時間)なのですが、今回どうしても受けたかったのがSURFSTADIUMと新たに契約したコーチの及川さんのコーチングです。

私は齢64。40年以上サーフィンを続けてきて未だ目標にほど遠いスキルレベルです。
始めたころはまだサーフィンはスポーツという概念からは外れ、単なるレジャーと見られていました。スキーも水泳も教えてくれるスクールがあって運動理論を学んだインストラクターに教えてもらうことができます。
しかしサーフィンはこれだけの愛好者数がいるのに、現在に至るまで運動理論や指導方法を学んだコーチというものが殆ど存在してこなかったのが現状です。世界に出ていくトッププロサーファーなどはちゃんとコーチが付いて理論からきっちり学んでいるのに、それが一般サーファーには広がっていません。
サーフィンは広い海で行われ自然条件にも左右され、季節や波が無かったり風が強すぎたりしたらできないことも多いです。それゆえサーフィンのコーチ業が成り立ちにくいことも確かです。

私はせっかくサーフィンをするのなら今以上に上手くなりたいと思っています。運動理論をしっかり学んだコーチの指導を受けたいと以前から思っていました。しかし、何千円も交通費をかけて湘南や千葉へ受けに行っても波が無かったら無駄足になってしまいます。
そんな思いを持っていましたが、静波のウェーブプールのSURF STADIUMが遂に千葉から専属コーチを招聘したという知らせを頂きました。これは千載一遇のチャンスです。


13:00からのコースは10人で、そのうち5人がコーチングを受けました。
事前にコーチの及川さんから何を目指しているかと聞かれましたが「私は基本を1から学びたい」と答えました。
40年以上続けてきて正しい運動理論の元で基本を学ぶ機会はありませんでしたから。

さて、プール内でテイクオフの位置や角度・タイミングを教えてくれるアトラクション・ナビゲーターのスタッフが、偶然にもこの回は最近一緒にサーフィンしている桑江君ということで、とても安心できました。



1本乗ったらプールサイドで撮影をしている及川さんのところに行って動画のチェックです。動画を見ながらここをこう直した方が良いとアドバイスをくれます。そして急いでプールに戻り次の波で試してみます。
その繰り返しですが、アドバイスが的確で、半信半疑で試してみてもカラダの動きがスムースになり変化が実感できました。




実は、1本目で及川さんからテイクオフのボードの角度とパドルの仕方を直すように指摘されました。
私はテイクオフの早さは他の人たちよりも早いということが強みだと思っていましたが、最初の最初がテイクオフの修正だとは。でも、実際その指示に従ってやってみると違いがはっきり分かるのでした。



そんなこんなで今日は3本も乗りそびれがありました。でもそれはミスではなく新しいやり方にチャレンジしたための失敗なのです。
ウェーブプールでは失敗するとせっかく払ったお金がもったいないと慎重なサーフィンになりがちですが、上手くなるためには失敗を恐れずコーチのアドバイスを試してみることが重要だとわかってきます。だから失敗してもミスではなく正しい方向にチャレンジしたのだから、お金がもったいなかったとは思わなくなります。なんだかとてもポジティブな考え方になりワクワクしてきます。

あっという間の1時間でしたが、疲れました。充実度はこれまでの2倍以上かな。
この後、村田嵐プロも加わった次の組のライディングを及川さんの隣で話をしながら見ることができました。
充実の1日でした。これは定期的に受けなくてはと思うプログラムでした。



これを受けてみようと思ったのは、スタッフとして及川さんのコーチを受けた桑江君の話からでした。
プロのスノーボード指導者である桑江君が興味深い良い講習だったと言っているのですから確かだと思ったこともありました。普段は海の波やポイントの選び方を桑江君に教えている私ですが、やはりサーフィンは正しいカラダの使い方を知らなくては上達しないと思います。
ありがとう桑江君。

  


Posted by エディ タチカワ at 19:01Comments(0)お気に入り・お楽しみEdge BoardSURF STADIUM

2022年07月01日

SURF STADIUM SHIZUNAMI 6月30日(木)

6月も最終日で今年ももう半年が過ぎてしまいました。
例年なら6月30日は梅雨の真っ最中。日本の南岸に前線が居座ると南方からのウネリがブロックされ小波の日が続いてしまいます。
多分、波が上がらずに気分が晴れないことになるだろうと2ヶ月ほど前からこの日にウェーブプールへ行こうと予約していました。



前回は昨年の11月末。まさかの水温9℃という経験したことのない冷たい水。用意していた3mmジャージのフルスーツでは寒くてカラダがガチガチで全く動けなかったです。
現在は猛暑も手伝って水着推奨の水温28℃。でも、昨年の冷水のトラウマがあるのでショートジョンを持って行きました。




今回もフライデー君(SOLOSHOT3)を持って行きました。ただ、直近2回の撮影ではターゲットがズレていて上手く撮れていませんでしたが、今回はそれほど遠い距離での撮影ではないので大丈夫ではないかと思っていました。しかし、見事期待を裏切りターゲットがズレていて私のライディングが撮れていませんでした。そのため、私自身の写真はありません。



快晴の上猛暑のプールサイド。前回大人気だった温かいジャグジーには誰も入ろうとしませんでした。



スタッフいわく「今日は風が無いので面がきれいでラッキーですよ」とのこと。
私は初めて上級コース(ライト波のみ)にエントリー。7か月ぶりのウェーブプールです。
10人の定員いっぱいでしたが、スタート前のブリーフィング(ルールや注意事項の説明)を受けたのは私独りだけ。他の人は何度もリピートしている人たちばかりでした。



今回もfurrow 5'10"カーボンエッジで入りました。
波は改良されたようで、以前よりも乗りやすくなっていて、1本目から気持ち良く乗れました。
ただ、テイクオフが楽ですぐにショルダーに出てしまうので、3本目にレイト気味のテイクオフしてフェードを掛けて、一番ハードな場所でテイクオフしたのですが、猛烈に掘れあがりビビりました。
私は上級コース初心者なのでゼッケンは8番。9と10は小学生でした。
波は1回に2本づつ立ち上がりますが、1本目と2本目はやや波質が違うので7番の若者と交互に順番交代して条件を公平にしました。



順調にミスなく乗れてとても楽しかったです。ミスなしのパーフェクトかと思ったら、ラスト2本目で波が来たのに勘違いしてパドルせずに波が行き過ぎてしまうというチョンボをしましたが、リピーターでもなかなか乗れない人が居る中、初の上級コースでパーフェクトでは可愛くないのでまあ良しとしましょう。
やっぱり水が暖かいとカラダが動きますね。

バディを組んだ7番の若者のサーフィンを見ていると波の一番パワーのあるポジションを上手く乗り継いでいました。
後で、スタッフと話をしましたが、私のライディングはテイクオフが非常に早いとのこと。
板も走るのでパワーゾーンのカールから離れてしまうのだと思います。やっぱりパフォーマンス・ショートボードに合わせて波もデザインされているのでしょう。次回はもっとカールに近い部分をキープできるように縦の動きを大きくする練習をしたいと思います。


追伸:この前日の水曜日。
伊東に移ったGakuさんが、仕事の研修の為に静岡市に来ました。



私も勤務が5時で終わる日だったので、駅前のモディのDADAで一緒に食事をしました。

私 「今日はイタリア料理だけど、アッラ・フォンターナでなくてすまん」
Gaku 「原田美枝子の前では緊張して食べられないからよい」
と、朝ドラ『ちむどんどん』ネタで、「沖縄行きたいね」話が盛り上がりました。
  


Posted by エディ タチカワ at 20:36Comments(2)お気に入り・お楽しみEdge BoardSURF STADIUM