2013年03月24日
バンダアチェトリップ その2
バンダアチェ・トリップ詳細編再開です。
3月12日朝の成田までの道中はバンダアチェトリップ その1で。
2013年3月12日
遂に念願のバンダアチェに向け、ガルーダ855便のエアバスA300は首都ジャカルタに向け飛び立ちました。
機内の楽しみは食事だけだという感覚があったのですが、
今は座席のモニターで好きな時に好きな映画が観れるので飽きません。
アクション物ばかり『007スカイフォール』『ミステリアスアイランド』そして『プロメテウス』の3本を観てしまいました。
SF好きの私としては『プロメテウス』を観られて良かったです。
今ひとつ話題にはならなかったですが、リドリー・スコット監督の・・・・といえば代表作の『エイリアン』。この映画はその前日談で、異星人による遺伝子組み換えでエイリアンが誕生するまでの話。
実は、今年のアカデミー賞受賞の『アルゴ』が映画リストにあったのです。
ただ、これから世界でも最も敬虔なイスラム教徒が多い場所に行くのに、この映画はちょっとということで、帰りの便のお楽しみにしようと思います。
7時間半のフライトで食事は2回、映画と食事で全く寝る暇がありませんでした。
ジャカルタに到着は夕刻。
親方親子が磐田を出発してから約22時間が経過していました。
今夜の宿は空港ターミナルの2階にあるエアポートホテル。
重くて大きな荷物を抱える我々には、ホテルが近いというのがとてもありがたいです。
さすがにサーフトリップの老舗OMツアーはサーファーのこと良くわかってアレンジしているというか、サーフトリップの大先輩の知恵が詰まっていますから。
それでも気温30度の蒸し暑さと重い荷物で汗だくになりました。
狭いダブルルームにトリプルユースなので部屋の中はギュー詰め。
先ずは腹ごしらえと言うことで、フードモールで軽く。
目に付いたクロワッサン、甘くて美味しかったです。
翌朝は朝の早い便なので早めに寝ました。
そして朝5時起床。
何と親方が鍵のケースの中にレストランのミールクーポンが入っているのに気付き、急いでレストランに。朝食付とは知りませんでした。
朝からガッツリで、この旅でも太りそうだな。
ジャカルタからはガルーダの国内線でメダン経由バンダアチェ行きへ搭乗。
ボーイング737-800はほぼ満席。チェックインが遅かったので3人ともバラバラの座席へ。
親方子方ともに隣は太った男性だったようでたいへんだった様子。
私の隣は小柄の若い女性だったのですが、イスラム教徒のフードの付いた服を着ていたので、
下手に話しかけることもできずに別の緊張感がありました。
海峡を越え、スマトラが見えてきました。
機内食はナシゴレン。またまたブロイラー状態で満腹。
メダンはインドネシア4番目の大都市と聞いていたのですが、
空港はいかにもローカル線と言う感じ。
一旦降りて、再び搭乗し、
いよいよバンダアチェへ。地図を見ても判るとおり首都ジャカルタよりもシンガポールやマレーシア、タイのプーケットからのほうが近いのです。
そしてお昼前に遂に到着です。
10年来の念願が遂に叶いました。まるでモスクのようなデザインのターミナル。
その名もイスカンダル・ムダ王空港。
メダンよりも小さな都市ですが、空港はボーディングブリッジを備えた近代的な立派で美しい建物でした。
今回お世話になる宿の管理人ムクリスさんが待っていてくれました。
彼は2年間日本で研修を受けたことがあり、日本語が話せます。
いかにも真面目で人が良さそうなナイスガイ。
一応、バンダアチェ到着記念に1枚撮ってもらいました。
インドネシアの国民車とでも言えそうな、トヨタ・キジャンに6本のボードを積み。
美しい水田地帯を抜け、クルマは走りました。
驚いたのがクルマの少なさと、運転マナーの良さ。
インドネシアとは思えないジェントルな運転です。
アチェの人々と他のインドネシア人とはやはり根本的に違うのかもしれません。
街は質素ですが、活気はありました。
とても数年前まで国軍が展開しゲリラが活動する危険な戦場だったとは思えない平和で明るい町並み。
途中、親方のリクエストでフルーツのマーケットに寄ってもらいました。
スイカなんて200円くらいですよ。
パパイヤやバナナ、その他諸々のフルーツを買いました。
そこから程なくロンガ村の宿に到着。
DVDで観たとおりのOZゲストハウス。
ムクリスさんが言うには、
「今日は波が小さくて、今はオンショアの風でできないよ」とのことでしたが、
とりあえず海を見に行こうということでボードをセットアップしました。
ムクリスさんの案内で、徒歩でメインポイントのチェマラ・レフトへ
ゆっくり歩いても10分ほどでビーチに出ました。
美しい白砂の浜、松の緑。
波が小さいことと午後のオンショアのせいでしょう、チェマラ・レフトのポイントにはサーファーが一人だけ。その奥のA-FRAMEのポイントは2人だけ。
遂にこの場所に立つことができました。夢のようです。
泥沼の内戦と、史上最悪の津波被害を受けた悲劇の街バンダアチェ。
悲劇の歴史を繰り返してきたのにそれを全く感じさせない美しい海と気持ちよく歓迎してくれる暖かい人々がおりました。
3月12日朝の成田までの道中はバンダアチェトリップ その1で。
2013年3月12日
遂に念願のバンダアチェに向け、ガルーダ855便のエアバスA300は首都ジャカルタに向け飛び立ちました。
機内の楽しみは食事だけだという感覚があったのですが、
今は座席のモニターで好きな時に好きな映画が観れるので飽きません。
アクション物ばかり『007スカイフォール』『ミステリアスアイランド』そして『プロメテウス』の3本を観てしまいました。
SF好きの私としては『プロメテウス』を観られて良かったです。
今ひとつ話題にはならなかったですが、リドリー・スコット監督の・・・・といえば代表作の『エイリアン』。この映画はその前日談で、異星人による遺伝子組み換えでエイリアンが誕生するまでの話。
実は、今年のアカデミー賞受賞の『アルゴ』が映画リストにあったのです。
ただ、これから世界でも最も敬虔なイスラム教徒が多い場所に行くのに、この映画はちょっとということで、帰りの便のお楽しみにしようと思います。
7時間半のフライトで食事は2回、映画と食事で全く寝る暇がありませんでした。
ジャカルタに到着は夕刻。
親方親子が磐田を出発してから約22時間が経過していました。
今夜の宿は空港ターミナルの2階にあるエアポートホテル。
重くて大きな荷物を抱える我々には、ホテルが近いというのがとてもありがたいです。
さすがにサーフトリップの老舗OMツアーはサーファーのこと良くわかってアレンジしているというか、サーフトリップの大先輩の知恵が詰まっていますから。
それでも気温30度の蒸し暑さと重い荷物で汗だくになりました。
狭いダブルルームにトリプルユースなので部屋の中はギュー詰め。
先ずは腹ごしらえと言うことで、フードモールで軽く。
目に付いたクロワッサン、甘くて美味しかったです。
翌朝は朝の早い便なので早めに寝ました。
そして朝5時起床。
何と親方が鍵のケースの中にレストランのミールクーポンが入っているのに気付き、急いでレストランに。朝食付とは知りませんでした。
朝からガッツリで、この旅でも太りそうだな。
ジャカルタからはガルーダの国内線でメダン経由バンダアチェ行きへ搭乗。
ボーイング737-800はほぼ満席。チェックインが遅かったので3人ともバラバラの座席へ。
親方子方ともに隣は太った男性だったようでたいへんだった様子。
私の隣は小柄の若い女性だったのですが、イスラム教徒のフードの付いた服を着ていたので、
下手に話しかけることもできずに別の緊張感がありました。
海峡を越え、スマトラが見えてきました。
機内食はナシゴレン。またまたブロイラー状態で満腹。
メダンはインドネシア4番目の大都市と聞いていたのですが、
空港はいかにもローカル線と言う感じ。
一旦降りて、再び搭乗し、
いよいよバンダアチェへ。地図を見ても判るとおり首都ジャカルタよりもシンガポールやマレーシア、タイのプーケットからのほうが近いのです。
そしてお昼前に遂に到着です。
10年来の念願が遂に叶いました。まるでモスクのようなデザインのターミナル。
その名もイスカンダル・ムダ王空港。
メダンよりも小さな都市ですが、空港はボーディングブリッジを備えた近代的な立派で美しい建物でした。
今回お世話になる宿の管理人ムクリスさんが待っていてくれました。
彼は2年間日本で研修を受けたことがあり、日本語が話せます。
いかにも真面目で人が良さそうなナイスガイ。
一応、バンダアチェ到着記念に1枚撮ってもらいました。
インドネシアの国民車とでも言えそうな、トヨタ・キジャンに6本のボードを積み。
美しい水田地帯を抜け、クルマは走りました。
驚いたのがクルマの少なさと、運転マナーの良さ。
インドネシアとは思えないジェントルな運転です。
アチェの人々と他のインドネシア人とはやはり根本的に違うのかもしれません。
街は質素ですが、活気はありました。
とても数年前まで国軍が展開しゲリラが活動する危険な戦場だったとは思えない平和で明るい町並み。
途中、親方のリクエストでフルーツのマーケットに寄ってもらいました。
スイカなんて200円くらいですよ。
パパイヤやバナナ、その他諸々のフルーツを買いました。
そこから程なくロンガ村の宿に到着。
DVDで観たとおりのOZゲストハウス。
ムクリスさんが言うには、
「今日は波が小さくて、今はオンショアの風でできないよ」とのことでしたが、
とりあえず海を見に行こうということでボードをセットアップしました。
ムクリスさんの案内で、徒歩でメインポイントのチェマラ・レフトへ
ゆっくり歩いても10分ほどでビーチに出ました。
美しい白砂の浜、松の緑。
波が小さいことと午後のオンショアのせいでしょう、チェマラ・レフトのポイントにはサーファーが一人だけ。その奥のA-FRAMEのポイントは2人だけ。
遂にこの場所に立つことができました。夢のようです。
泥沼の内戦と、史上最悪の津波被害を受けた悲劇の街バンダアチェ。
悲劇の歴史を繰り返してきたのにそれを全く感じさせない美しい海と気持ちよく歓迎してくれる暖かい人々がおりました。
SURF 遠州灘 10月31日(木)
SURF 駿河湾内 10月24日(木)・遠州灘 25日(金)
SURF 遠州灘 10月10日(木)
SURF 駿河湾内 10月8日(火)
SURF 遠州灘 10月7日(月)
SURF 駿河湾内 10月2日(水)
SURF 駿河湾内 10月24日(木)・遠州灘 25日(金)
SURF 遠州灘 10月10日(木)
SURF 駿河湾内 10月8日(火)
SURF 遠州灘 10月7日(月)
SURF 駿河湾内 10月2日(水)
Posted by エディ タチカワ at 20:49│Comments(0)
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