2017年09月28日

遠いぜ~!Batukaras その4 グリーンキャニオン

3日目の朝食後、近くのグリーンキャニオンに出掛けることになりました。
せっかく長時間かけてやってきた異国の地、サーフィンばかりでは能がないですからね。

その前に海の様子。

遠いぜ~!Batukaras  その4 グリーンキャニオン

ビジターはロングが殆どですが、ローカルの3割くらいもロングに乗っていました。
波をよく知っているので延々とノーズライドしていきます。

遠いぜ~!Batukaras  その4 グリーンキャニオン
遠いぜ~!Batukaras  その4 グリーンキャニオン

ここにやってくるトリップサーファーの年齢層は高め。

女性も多いです・・・というか、ほとんどは夫婦で来ているような感じです。

遠いぜ~!Batukaras  その4 グリーンキャニオン
遠いぜ~!Batukaras  その4 グリーンキャニオン

ホテルの真上の部屋のニッキー。
私が部屋のテラスでのんびりしていると「エディ、いい波なのに何で行かないの!」と尻を叩かれてしまいます。

遠いぜ~!Batukaras  その4 グリーンキャニオン
遠いぜ~!Batukaras  その4 グリーンキャニオン

パワフルなオバサンサーファーが多いんです。波が来ても譲るしかありません(笑)

遠いぜ~!Batukaras  その4 グリーンキャニオン

これが30秒以上続く波なんです。ローカルはやっぱり上手いですね。
フィンレスでクルクル回る奴、頭セットはファーストブレイクからチューブを抜けてくる奴、華麗に延々とノーズライドする奴等。
波を知り尽くしている感じです。
でも、とってもフレンドリーで、遠慮がちなビジターには波を譲ってくれたりもします。
混んでいない時間帯にガッつかなければ誰でもウェルカムな雰囲気です。

さて、朝食後はレストランで知り合ったサーフガイドのハビビの案内でグリーン・キャニオンへ。
用意してくれた125ccのバイクに乗って出発です。
バツカラス村の周辺にはタクシーというものが存在しないようなのです。
観光客でも移動したいと思ったらバイクを借りるしかないようです。
日本なら自動2輪の免許が必要なクラスですが、どうやらこの辺りでは無用なようです。
小学生の男の子が赤ちゃんを背負ったお母さんを後ろに乗せて走っていく姿も見ましたし(笑)


遠いぜ~!Batukaras  その4 グリーンキャニオン

グリーンキャニオンはこの辺りで唯一の観光地のようです。
カヌーでジャングルの中の川を進んでいくと、

遠いぜ~!Batukaras  その4 グリーンキャニオン

コモド(ミズオオトカゲ)が居たりします。
アチェやチマジャ、スリランカでも見ましたね。
でも、周りのジャングルの雰囲気や船頭の兄ちゃんの風体で、往きの飛行機で観たパイレーツ・オブ・カリビアンな雰囲気(笑)

遠いぜ~!Batukaras  その4 グリーンキャニオン

奇岩の洞窟が迫ってくるとパイレーツ気分が盛り上がってきます。

遠いぜ~!Batukaras  その4 グリーンキャニオン

よく見れば、天井から無数の鍾乳石が垂れ下がっています。
ここは隆起珊瑚礁が雨で侵食されてできた巨大な鍾乳洞の跡だと気づきました。
その天井部分が崩落して渓谷のようになっているのです。

カヌーで行けるのはここまでで、希望があればその先へ泳いで行けるとのことで

遠いぜ~!Batukaras  その4 グリーンキャニオン

渓谷を遡るキャニオニングのスタートです。
一般客にはライフベストを貸し出していましたが、
我らサーファーには不要と思ったのでしょう。トランクス1枚でのキャニオニングとなりました。

遠いぜ~!Batukaras  その4 グリーンキャニオン

巨大な鍾乳石のテラス。この規模の鍾乳洞は日本だったら超有名観光地になったはず。

遠いぜ~!Batukaras  その4 グリーンキャニオン

このテラスからSugiさん飛び込みました。
私とまっさんは尻込み(笑)

遠いぜ~!Batukaras  その4 グリーンキャニオン

そしてもっと奥へ。

遠いぜ~!Batukaras  その4 グリーンキャニオン

日差しが当たると水面がキラキラして美しいです。

遠いぜ~!Batukaras  その4 グリーンキャニオン

こんなダイナミックな地形の鍾乳石の渓谷を歩いたり泳いで渡ったリできるとは。

遠いぜ~!Batukaras  その4 グリーンキャニオン
遠いぜ~!Batukaras  その4 グリーンキャニオン
遠いぜ~!Batukaras  その4 グリーンキャニオン
遠いぜ~!Batukaras  その4 グリーンキャニオン

ガイドのハビビがSugiさんの防水カメラでたくさんの写真を撮ってくれました。

帰りは急流の中を流れ下りました。面白いですキャニオニング。

遠いぜ~!Batukaras  その4 グリーンキャニオン
遠いぜ~!Batukaras  その4 グリーンキャニオン

それほど期待して行ったわけではなかったのですが、すごい場所があるものだと驚かされました。

遠いぜ~!Batukaras  その4 グリーンキャニオン

カヌーまで泳ぎ着き、帰路へ。
まさか、60歳近くなってこんなワイルドなキャニオニングを楽しむことになるとは・・・。
サーフィンに没頭するのも良いですが、好奇心は大事な経験をさせてくれるものだと思いました。

遠いぜ~!Batukaras  その4 グリーンキャニオン

川の途中に建つロスメンで軽いおやつ。

遠いぜ~!Batukaras  その4 グリーンキャニオン

グリーンキャニオン、お薦めです。

さて、一旦バツカラス村に戻る事になり、Sugiさんが調べてきた情報にあった

遠いぜ~!Batukaras  その4 グリーンキャニオン

この橋へ案内してもらいました。

遠いぜ~!Batukaras  その4 グリーンキャニオン

竹を編んで作られたバンブー・ブリッジです。
日本でも山奥に行くと細いつり橋を見かけますが、ここはバイクでも通行可なのです。

遠いぜ~!Batukaras  その4 グリーンキャニオン

バイクでバンブーブリッジを渡るSugiさん。
絵になってますね。しかし、橋を吊っているのはワイヤーではなく針金。

遠いぜ~!Batukaras  その4 グリーンキャニオン

バツカラスに戻り、遅めのお昼。

遠いぜ~!Batukaras  その4 グリーンキャニオン

お隣のテーブルでは、ハビビがスパニッシュガールをナンパ中(笑)

遠いぜ~!Batukaras  その4 グリーンキャニオン

せっかくバイクがあるので食後はハビビに他のサーフポイントへ案内してもらいました。
ただし、足腰が限界のオヤジ3人組はボードを持たずにチェックだけ。

遠いぜ~!Batukaras  その4 グリーンキャニオン

オヤジ暴走族が風を切る。

遠いぜ~!Batukaras  その4 グリーンキャニオン

細い山道をクネクネ登ったり下ったりして小一時間走るとやっと海岸へ出ました。

遠いぜ~!Batukaras  その4 グリーンキャニオン

インド洋からの南ウネリをブロックする岬があるバツカラスと違い、南ウネリをダイレクトに受けるこのリーフブレイクは、ダブルオーバーくらいの巨大な暴力波でした。
我々はまったくお呼びでない波です。
でも、巨大波が打ち寄せる誰もいない海岸はすがすがしかったです。
Sugiさんはビーチグラスを捜し歩いていましたが、見つからなかったようです。

遠いぜ~!Batukaras  その4 グリーンキャニオン

その海岸にあったモニュメント。
かつてアチェ沖を震源とする巨大地震によって起きたインド洋大津波のモニュメントです。
アチェで数十万人、スリランカやタイなどの沿岸諸国でも数万人の死者を出した大津波。
このジャワ島でも大きな被害が出ていたのですね。

遠いぜ~!Batukaras  その4 グリーンキャニオン

旅の記録はまだ続きます。帰路もまたハプニングが待っていたのでした。


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