2018年03月21日

SPLバリトリップ2018 その3

4日目(3月16日)

明日のニュピを前に島はオゴオゴの日。
オゴオゴは悪の神を祀る日。島全体がお祭りの準備のためにざわついています。

SPLバリトリップ2018 その3

とはいえ我々は海へ。今日もガイドのichiの元、SPLの3人とタカ君の5人です。

SPLバリトリップ2018 その3

いつもの道を東に向かいました。
お祭りの準備で道路が一時通れなくなる可能性もあるので近場に行って早めに帰ってくる予定です。

SPLバリトリップ2018 その3

スーパーに寄ると店員さんが店の駐車場にお供え物をしているところでした。

SPLバリトリップ2018 その3

これは年中毎朝行われます。バリでは善悪様々な神がいるのであちこちに「チャナン」と呼ばれるお供え物をするのです。

SPLバリトリップ2018 その3

バリのスーパーのパンは意外と美味しかったです。

SPLバリトリップ2018 その3

朝からお祭りの衣装の人も見かけます。

SPLバリトリップ2018 その3

道の途中でオゴオゴの巨大な人形の神輿の準備をしている人たちが居ました。
各地域でこの神輿を1か月近くかけて毎年作ります。竹を編んで作った輪郭に紙粘土のようなもので肉付けし、色を付けてあるのですが、どれも芸術的な素晴らしいレベルのもので、各地で毎年作るのは人材も労力も大変なものだと思います。

SPLバリトリップ2018 その3

今日のポイントはパンダワ。大きなリゾートのビーチです。
我々の目から見ると、ちょっとタル目の乗りやすそうなブレイクが見えてきました。

SPLバリトリップ2018 その3
SPLバリトリップ2018 その3

崖を下っていく道路沿いに巨大な像が幾つも並んでいます。

SPLバリトリップ2018 その3

ガイドのichiによれば見えていたブレイクは「あれはサーフィンスクール用の波だよ」
とのことで、その代わりに指さしたブレイクは

SPLバリトリップ2018 その3

パキっと壁になる掘れた早いレフトの波。

SPLバリトリップ2018 その3

私はアウトのカタ~アタマにブレイクするタル目のライトの波に乗りたいのですが、
ガイドのichiは左のカタくらいのレフトに入ろうと言います。
どちらに入るか相談の結果、正面沖のライトの波に入り、良くなかったら左のレフトの波に入ろうと決まりました。

SPLバリトリップ2018 その3

今日は乗れても乗れなくてもマンダラ アークテールエッジボード5'10"をバリの波で試してみようと思ってこれ1本。
みんなからプレゼントされた赤いベストを着てエントリー。

SPLバリトリップ2018 その3

入ってみると台風接近前の御前崎のタル目のアタマサイズの波とそっくりの波質。
リーフ波らしからぬ左右にシフトしてブレイクの予測しにくい波。
私が最も得意とする波でした。

SPLバリトリップ2018 その3

途中タルくなるセクションをカットバックで繋ぐと、ハイスピードでロングライドできました。
GPSのデータでは123mのライディングを含めてだいたい80m以上のライディングができました。
やっぱり大き目でタルい波大好きです。
ジミーは途中からレフトの波に移動し、パキッと張ったレフトを高速で走り抜けることができたようで大満足顔でした。

SPLバリトリップ2018 その3

ケンジロウも上がってきたのでビンギンのシークレットガーデンに戻りました。

SPLバリトリップ2018 その3

午前中のサーフィンを早めに切り上げたので、

SPLバリトリップ2018 その3

ビンギンの崖の上で波チェック。
しかし、干潮でヒザほどの水深のガリガリリーフではサーフィンは不可能。

SPLバリトリップ2018 その3

早めにビンタンタイムとなりました。

SPLバリトリップ2018 その3

いつも我々にぴったりと付き添うように遊さんの2匹の犬がくっついてきます。
手前のポポちゃんは、遠くに居てもichiのクルマを見つけると走って帰ってきます。結構離れた家にも行っているようで、そちらでは別の名前で呼ばれているらしいです(笑)

SPLバリトリップ2018 その3

夕飯は遊さんが明日のニュピに備えてカレーライスを作り置きしてくれていました。
毎晩美味しい日本食が食べられるおかげでインドネシア料理も飽きずに美味しく頂けます。

SPLバリトリップ2018 その3

夜は遊さんにバイク2台を借りて、SPL3人とタカ君の4人でブキット半島地区のオゴオゴを見に行きました。

SPLバリトリップ2018 その3

華やかな民族衣装の人たちが各地区ごとに1台の神輿を担いでやってきます。

SPLバリトリップ2018 その3

広場には数十台の神輿が集結していてたいへんな賑わいでした。
年中祭りだらけのバリですが、オゴオゴは地域社会にとっても最も大事で盛大なお祭りです。

SPLバリトリップ2018 その3
SPLバリトリップ2018 その3
SPLバリトリップ2018 その3
SPLバリトリップ2018 その3
SPLバリトリップ2018 その3
SPLバリトリップ2018 その3

そんな盛大なお祭りなのですが、この地区のオゴオゴを見た日本人は非常に少ないと思います。
お祭りは島のほぼ全域で地域ごとに行われ、バスもタクシーも交通機関はほぼストップ。
島民のお祭りですから観光客のことはほぼ考えられてはいないのです。
また、翌日のニュピはバリの正月にあたるのですが、これまた奇祭と言われています。
どう珍しいのかと言うと、ニュピ前日に盛大にお祭りをするのに、ニュピ当日は「静かに1日瞑想をしながら世の中の平和を神様に祈る特別な日」なのです。
これが徹底していまして、観光客も含めて一切外出禁止。明かりや火を使ってもいけない。レストランやスーパーも全て例外なく休業。バスやタクシーのみならず、デンパサールの国際空港も閉鎖です。
街は警察や監視員が巡回をしているので道路に出ることも禁止です。
だからホテルに缶詰めになるのを嫌う観光客はニュピを避けて旅行のスケジュールを立てています。
それで往きの飛行機がガラガラだったことを納得できますね。

SPLバリトリップ2018 その3

ガイドのichiが加わっているビンギン地区のチームがやってきて、盛り上がりは最高潮になりました。

酔っぱらっての帰り道、沿道のサーフショップの店先にあったこれで写真を撮りました。

SPLバリトリップ2018 その3

ジミー(50歳代)

SPLバリトリップ2018 その3

ケンジロウ(50歳代)

SPLバリトリップ2018 その3

エディ(60歳代)

まあ、こんなしょーもない酔っぱらいのオッサンたちの旅は続きます。


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