2024年05月14日
粟ヶ岳ハイク 5月10日(金)
先週の金曜日の事になりますが、天気快晴ながら波も小さく風も吹くということで海はやめて妻と二人で山へ。
もう8年位前になりますが、妻の仕事の手伝いで東海道ウォーキングツアーのガイドをしたことがありました。
下調べを含めると三島から豊橋までの各区間で多い区間では10回くらい歩いたと思います。その中でも印象に残っているのが金谷から小夜の中山を経由して掛川に至るルートです。
そのルートを歩くと目に入るのが大井川西岸の粟ヶ岳の『茶』のランドマークです。国道1号線バイパスの大井川橋から良く見えます。
島田・掛川の人達にはとてもポピュラーな場所だと思いますが、これまで行く機会がありませんでした。

新茶シーズンの緑鮮やかな牧之原台地は最高に美しいシーズンではないでしょうか。
久々に藤枝島田バイパスを走り牧之原台地へ登りました。
せっかくここまで来たので諏訪原城へ寄ってみることにしました。

ここへ来るのは東海道ウォーキングツアーの最終回、5年前くらいでしょうか。
8年前はブルーシートが掛けられた発掘調査地という印象しかなかったのですが、5年前は発掘調査も進み、東側の薬師門やビジターセンターの建設中だったと思います。
この城の最大の特徴は武田氏の戦術の肝である丸馬出しを備えているところです。


東側の薬師門もきれいに整備されていました。敢えて塀を枠だけにしてあるのは

富士山が眺められるようにするためだと思います。

絶景です。

城の入口にあるビジターセンターにも寄ってみました。


地元の高校生たちが制作した諏訪原城のジオラマです。
丸馬出しは武田の築城術ですが、諏訪原城の大きな丸馬出しは武田から攻め取った諏訪原城を徳川家康が大改築して作った丸馬出しだそうです。
強敵に対抗するために敵から学んだ戦術を使うという頭の柔軟さが徳川家康を天下人に押し上げた要因だと思います。
この城に攻め寄せた武田勝頼は狼狽したでしょうね。
でも、その家康も大坂の陣では武田流丸馬出しの真田丸に苦しめられるのですから。
あれ、攻め手の武田軍団の中に、ちょっと変わった装備の兵が居ます。

武田の赤備えの兵に紛れ込んでいるのは、赤いエンゼルスのユニフォームのオオタニさんじゃないですか!
なかなかユーモアのある高校生たちの作品ですね。
さて、お茶畑の台地の上を走り粟ヶ岳へ向かいます

ビューポイントではゆるキャン△のメンバーがお出迎え。
思いの外迫力のある山です。

東山の集落へ入り、東山いっぷく処にクルマを止め、非常食に
茶饅頭を買いました。
8年前の東海道ウォーキングツアーでは金谷駅を出発しお昼ごろに日坂の集落に到着していました。ところが日坂宿には多人数が食事をできるような飲食店がありません。そのため他のツアー会社はお弁当の利用が殆どでした。でも小夜の中山を越えて歩き疲れたツアーの皆さんには暖かい食事をしてもらってゆっくり足を延ばして休んでいただきたいと思い日坂宿辺りを捜し歩きました。そんな時、同じ職場に東山に実家があるという方が居て、近隣の人たちが冠婚葬祭などで使う日坂の料理屋さんを紹介してくれて素晴らしい料理とお座敷を提供してもらうことができたのでした。東山の人達には少なからずご恩を感じています。


コンクリートの農道を登り始めましたが、この傾斜が結構キツイ坂道。すぐに汗が噴き出すのでゆっくり歩くことにしました。


途中、きれいな休憩所もあったりして美しい緑の中を歩くのは気持ち良いです。

やがて道は登山道っぽくなっていきます。傾斜はさらにキツクなり、これはある程度体力がある人でないと厳しいなと思いました。


途中に現れた大杉。根の保護のため近寄れず、幹に触れることができなくて残念でした。

小さな鳥居があり、大きな岩が。
その頃から頂上の方から雅楽の調べが聞こえてきました。

その先に現れたのは阿波々神社(あわわ)
粟ヶ岳の名の由来は、粟が先か阿波が先でしょうか。
奈良時代の天平8年(736年)に創設された由緒ある社です。
お参りした後はこちらへ。


2019年5月にオープンした『かっぽしテラス』(粟ヶ岳世界農業遺産茶草場テラス)です。

絶景です。視界が広大で、清々しいです。
大井川流域が見渡せます。この水源に掘られることが決まりそうなトンネルが将来に禍根を残すようなことが無い事を祈りますが、果たして無傷でいられるでしょうか。

テラスの下はカフェになっていて絶景を堪能しながら食事ができます。

思いの外オシャレで味も美味しいランチを頂きました。
こんな山奥の素晴らしい環境で絶景を眺めながら頂けるのは最高です。
ココへはクルマでも登って来られるので土日は交通規制がかかるほどの大人気というのは納得です。

でも、平日の午後のテラスには我々夫婦だけ。眼下に広がる緑を眺めながら

茶饅頭を頂きました。持参したお茶が美味しく感じてしまいます。

下山は摘み取り間近のお茶畑と茶草場が連なる景色を見ながらゆっくり下りました。
良き1日となりました。
もう8年位前になりますが、妻の仕事の手伝いで東海道ウォーキングツアーのガイドをしたことがありました。
下調べを含めると三島から豊橋までの各区間で多い区間では10回くらい歩いたと思います。その中でも印象に残っているのが金谷から小夜の中山を経由して掛川に至るルートです。
そのルートを歩くと目に入るのが大井川西岸の粟ヶ岳の『茶』のランドマークです。国道1号線バイパスの大井川橋から良く見えます。
島田・掛川の人達にはとてもポピュラーな場所だと思いますが、これまで行く機会がありませんでした。
新茶シーズンの緑鮮やかな牧之原台地は最高に美しいシーズンではないでしょうか。
久々に藤枝島田バイパスを走り牧之原台地へ登りました。
せっかくここまで来たので諏訪原城へ寄ってみることにしました。
ここへ来るのは東海道ウォーキングツアーの最終回、5年前くらいでしょうか。
8年前はブルーシートが掛けられた発掘調査地という印象しかなかったのですが、5年前は発掘調査も進み、東側の薬師門やビジターセンターの建設中だったと思います。
この城の最大の特徴は武田氏の戦術の肝である丸馬出しを備えているところです。
東側の薬師門もきれいに整備されていました。敢えて塀を枠だけにしてあるのは
富士山が眺められるようにするためだと思います。
絶景です。
城の入口にあるビジターセンターにも寄ってみました。
地元の高校生たちが制作した諏訪原城のジオラマです。
丸馬出しは武田の築城術ですが、諏訪原城の大きな丸馬出しは武田から攻め取った諏訪原城を徳川家康が大改築して作った丸馬出しだそうです。
強敵に対抗するために敵から学んだ戦術を使うという頭の柔軟さが徳川家康を天下人に押し上げた要因だと思います。
この城に攻め寄せた武田勝頼は狼狽したでしょうね。
でも、その家康も大坂の陣では武田流丸馬出しの真田丸に苦しめられるのですから。
あれ、攻め手の武田軍団の中に、ちょっと変わった装備の兵が居ます。
武田の赤備えの兵に紛れ込んでいるのは、赤いエンゼルスのユニフォームのオオタニさんじゃないですか!
なかなかユーモアのある高校生たちの作品ですね。
さて、お茶畑の台地の上を走り粟ヶ岳へ向かいます
ビューポイントではゆるキャン△のメンバーがお出迎え。
思いの外迫力のある山です。
東山の集落へ入り、東山いっぷく処にクルマを止め、非常食に

8年前の東海道ウォーキングツアーでは金谷駅を出発しお昼ごろに日坂の集落に到着していました。ところが日坂宿には多人数が食事をできるような飲食店がありません。そのため他のツアー会社はお弁当の利用が殆どでした。でも小夜の中山を越えて歩き疲れたツアーの皆さんには暖かい食事をしてもらってゆっくり足を延ばして休んでいただきたいと思い日坂宿辺りを捜し歩きました。そんな時、同じ職場に東山に実家があるという方が居て、近隣の人たちが冠婚葬祭などで使う日坂の料理屋さんを紹介してくれて素晴らしい料理とお座敷を提供してもらうことができたのでした。東山の人達には少なからずご恩を感じています。
コンクリートの農道を登り始めましたが、この傾斜が結構キツイ坂道。すぐに汗が噴き出すのでゆっくり歩くことにしました。
途中、きれいな休憩所もあったりして美しい緑の中を歩くのは気持ち良いです。
やがて道は登山道っぽくなっていきます。傾斜はさらにキツクなり、これはある程度体力がある人でないと厳しいなと思いました。
途中に現れた大杉。根の保護のため近寄れず、幹に触れることができなくて残念でした。

小さな鳥居があり、大きな岩が。
その頃から頂上の方から雅楽の調べが聞こえてきました。
その先に現れたのは阿波々神社(あわわ)
粟ヶ岳の名の由来は、粟が先か阿波が先でしょうか。
奈良時代の天平8年(736年)に創設された由緒ある社です。
お参りした後はこちらへ。
2019年5月にオープンした『かっぽしテラス』(粟ヶ岳世界農業遺産茶草場テラス)です。
絶景です。視界が広大で、清々しいです。
大井川流域が見渡せます。この水源に掘られることが決まりそうなトンネルが将来に禍根を残すようなことが無い事を祈りますが、果たして無傷でいられるでしょうか。
テラスの下はカフェになっていて絶景を堪能しながら食事ができます。
思いの外オシャレで味も美味しいランチを頂きました。
こんな山奥の素晴らしい環境で絶景を眺めながら頂けるのは最高です。
ココへはクルマでも登って来られるので土日は交通規制がかかるほどの大人気というのは納得です。
でも、平日の午後のテラスには我々夫婦だけ。眼下に広がる緑を眺めながら
茶饅頭を頂きました。持参したお茶が美味しく感じてしまいます。
下山は摘み取り間近のお茶畑と茶草場が連なる景色を見ながらゆっくり下りました。
良き1日となりました。
SURF 駿河湾内 5月19日(月)
愛知史跡巡り 犬山城と小牧城
SURF 遠州灘 5月13日(火)
SURF 駿河湾内 5月4日(日) Golden Week
SURF 駿河湾内 4月24日(木)・25日(金) べらぼう展
SURF 下田白浜 4月17日(木)
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