2022年12月21日
SURF 下田白浜 & 伊東旅 12月17日(土)・18日(日) その1
先週末の土日を使って1泊の伊豆旅行に行ってきました。
Gakuさんが6月に伊東に移住してから初の伊東訪問です。

早朝の伊東市宇佐美海岸でGakuさんと待ち合わせしました。
今日は4時起きし、新東名を経由して亀石峠越え。改めてこの峠道のクネクネ度にびっくりしますが、前にも後ろにもクルマは来ず、一人旅状態でした。

Gakuさんと合流し、下田白浜の波が良くなってきそうなので予定通りクロスビーにGakuさんのボードを積み替えて出発しました。

小波予報だったせいか白浜はサーファー30名程度と空いていて、マリーナ前に人が集中していました。
ビーチ沿いの観光局の駐車場がガラガラだったので駐車しました。

天気は曇りですが風は北東寄りの微風程度で穏やかで寒くはありませんでした。
駐車場前から神社側はほとんどサーファーは居らず、昨夜の東風により風波が整うのをのんびり待ちつつ波チェック。



だんだん波が整ってきたので着替えることにしました。
今日から今シーズン初の3mmセミドライ着用です。
雨が降ってきても軒下で着替えができるようにトイレ横に駐車しました。
今年は胸~頭サイズの波を想定したJAZZBOの7'6"のボードを作ったわけですが、意外にも小波でもテイクオフが早くターンも自在ということで、今日のような小波でも楽しめています。
人が集中する人気のピークがある場所に入らなくても人が全然いない人気(ひとけ)のないピークからどんどん乗れてしまいます。
今日のように風波の残り波のようなタルい波でも早いテイクオフから掘れてくる小さなピークを乗りつないで行けばフィンが砂に着いてしまうインサイドまでフェイスを乗り継ぐことができてしまいます。
Gakuさんと2人ほぼ貸切状態で2時間ほどの間にかなりの本数に乗れました。私は筋肉痛が残りそうなくらい疲れました。


隣に入っていたなかなか上手い女性とGakuさんが話をしていたのですが、後で聞いたらシンガーでROXY Girlでもあるリサ・ハリムさんでした。彼女も人のいない場所を好んで選んで入るのだそうです。




さすがに狙うべき波を選んできれいに乗っていて、時折見せるハンドアクションも個性的で美しく乗っていました。
後日、彼女の歌をyoutubeで聞きましたが、魅力的な声でとても良かったです。また会えたらなと思いました。
11時を過ぎてお腹が減ったので、下田ではなく伊東でGakuさんの行きつけのお店で食べることにしました。

伊豆高原の桜並木にある天ぷらのお店『ゆき文』さんへ。
天麩羅定食を頼みました。このお店の特徴は、天麩羅定食であっても天麩羅が揚がる度に1品づつテーブルに持ってきてくれるので揚げたての熱々をいただけるのです。しかもボリューム充分でそれでいてリーズナブル。こういうお店を見つけるのはさすがにGakuさんです。美味しゅうございました。

食後に向かったのは『城ケ崎文化資料館りんがふらんか』です。
私設の文化交流施設です。資料館の奥には


江戸時代からの様々な民具などのコレクションやガラス絵、

唐突に恐竜の卵の化石やら

何故か静岡の駿河凧と牧之原の相良凧などもありました。
後から教えてもらったのですが、明治時代の教科書や地域の民間伝承を研究した図書なども収められています。
伊豆高原は様々な私設ミュージアムが建つエリアですが、元々は古くからの別荘地。
明治・大正・昭和と幾多の政治家・軍人・財界人・アーティストが別荘としてここに住んでいた蓄積があります。大都市で活躍してきた人たちが移り住んできてコミュニティを作ってきたのでしょう。
そして令和の時代、新たに伊東にやってきたアーティストがこちら

シーグラス アーティスト GLASSMANことGakuさんです・・・なんちゃって。

しっかりとGakuさんを紹介するパネルもありました。

お馴染みの作品が展示されていました。

この資料館、目玉というべき展示物はありませんが、一つ一つを見ていくとどんどん引き込まれていくものがありました。このシロクマの展示物は東京藝大の人たちの作品で、この白い部屋は北極をイメージしています。シロクマを追った女性写真家の地球環境への思いを様々なワークショップを通して子供たちに伝えていく役割を持っているのです。
私は通路裏にあったここ八幡野の歴史や民間伝承をまとめた資料などに興味を持ちました。この資料館は知的好奇心のある人ならきっと興味あるものを見つけられるのではないでしょうか。
さて、ここを訪れたのは、明日の日曜日にこの資料館の中にある『ITO まなびやStation』の代表の薄羽さんが主催するビーチクリーンに参加する予定になっているからで、ビーチクリーンの後には参加してくれた子供たち対象にGakuさんのシーグラスアートのワークショップが予定されているからなのでした。
資料館を後にして、近くの大室山に行きました。

伊東市の『移住促進アドバイザー』のGakuさんお薦めのビュースポットがここさくらの里なのです。
ここは私にとっても懐かしい場所です。
30年以上前のことになりますが、当時私はイルカ・クジラ研究を通して地球環境問題を考えるNPO『アイサーチ・ジャパン』に属していて『国際イルカ・クジラ会議』のボランティアスタッフをしていたりしたことがありました。昔の事ですが、ここ伊豆高原にアメリカの伝説的なイルカ研究者のジョン・C・リリー博士を招いて行ったワークショップに参加したことがありました。1970年代のアメリカ映画『イルカの日』やアイソレーションタンクを使った脳科学者を題材としたカルト的SF映画『アルタードステイツ』のモデルとなった博士です。ここで参加者たちとネイチャーゲームをしたことを思い出しました。
そしておやつタイム。

こちらもGakuさんの馴染みのお店。市役所での仕事帰りによく寄るのだそうで、本格的なハワイアン・スイーツが食べられます。
この店の業態がユニークで、「ベーカリー カフェ ランドリー」なのです。
半分はベーカリーで、もう半分はコインランドリー。その入り口にキッチンがありマラサダを揚げてくれます。

そして熱々のマラサダをランドリーの待合室のソファで食べることができるのです。不思議な組み合わせですが、

こんなアメリカンな感じにすると居心地が良い空間ですし、洗濯を待つ時間が楽しめますよね。

そしてこちらが現在Gakuさんが勤務している伊東市役所です。
伊東温泉のイメージとはかけ離れた建物です。めちゃオシャレですね。

その隣の公園内には立派な騎馬武者の像がありました。
大河ドラマ『鎌倉殿の13人』でも重要な登場人物のひとりで、新垣結衣が演じた『八重』の父親の伊藤祐親です。
当時の伊豆を代表する有力武将ですね。今も伊東の発展を見守っているようです。
今夜のホテルのチェックイン時間になったので一旦Gakuさんと別れ、宇佐美の高台にあるホテルへ向かいました。

全国旅行支援が行われているので伊東市街のビジネスホテルではなく、Gakuさんの家がある宇佐美で部屋が広くてサウナがあり一人でも泊まれるお手頃なホテルを探しました。
見つけたのがウィスタリアンライフクラブ宇佐美です。4人泊まれる和洋室をシングルユースできて温泉とサウナがありました。

部屋のテラスから宇佐美海岸を見下ろす良い景色でした。
残念だったのはサウナに冷水浴がなかったことと露天風呂がなかったこと。でも、広い部屋をゆったり使えて快適でした。
今日は朝早かったし、いろいろ回ったので流石に疲れて眠くなりブログを書ことは出来ませんでした。
そして夕飯。ホテルまでGakuさんが迎えに来てくれて、伊東市街の繁華街へ。

Gakuさんが予約を入れてくれてギリ入れた人気店『好きやねん』

刺身盛りがメチャ旨い。
焼き牡蠣は出てきた瞬間に食べてしまったので写真撮り忘れ。

お好み焼きも旨い。

締めで食べた鮭茶漬けの鮭が茶漬けにするのがもったいないくらい旨かったです。
ということで、初日から全開の盛りだくさんの1日でした。
Gakuさんは移住促進の仕事の関係上、観光課の仕事を手伝う事もあり、短期間で多くの伊東のキーマンに出会っているようです。
これまで伊東といえば伊豆高原のホテル・宇佐美のサーフィン・城ケ崎や富戸のダイビングくらいのイメージしかなかったですが、歴史や文化、そして人。
住んでもおもしろそうな街なのだなと思えるような1日となりました。明日も面白そうな1日になりそうです。
つづく
Gakuさんが6月に伊東に移住してから初の伊東訪問です。

早朝の伊東市宇佐美海岸でGakuさんと待ち合わせしました。
今日は4時起きし、新東名を経由して亀石峠越え。改めてこの峠道のクネクネ度にびっくりしますが、前にも後ろにもクルマは来ず、一人旅状態でした。

Gakuさんと合流し、下田白浜の波が良くなってきそうなので予定通りクロスビーにGakuさんのボードを積み替えて出発しました。

小波予報だったせいか白浜はサーファー30名程度と空いていて、マリーナ前に人が集中していました。
ビーチ沿いの観光局の駐車場がガラガラだったので駐車しました。

天気は曇りですが風は北東寄りの微風程度で穏やかで寒くはありませんでした。
駐車場前から神社側はほとんどサーファーは居らず、昨夜の東風により風波が整うのをのんびり待ちつつ波チェック。



だんだん波が整ってきたので着替えることにしました。
今日から今シーズン初の3mmセミドライ着用です。
雨が降ってきても軒下で着替えができるようにトイレ横に駐車しました。
今年は胸~頭サイズの波を想定したJAZZBOの7'6"のボードを作ったわけですが、意外にも小波でもテイクオフが早くターンも自在ということで、今日のような小波でも楽しめています。
人が集中する人気のピークがある場所に入らなくても人が全然いない人気(ひとけ)のないピークからどんどん乗れてしまいます。
今日のように風波の残り波のようなタルい波でも早いテイクオフから掘れてくる小さなピークを乗りつないで行けばフィンが砂に着いてしまうインサイドまでフェイスを乗り継ぐことができてしまいます。
Gakuさんと2人ほぼ貸切状態で2時間ほどの間にかなりの本数に乗れました。私は筋肉痛が残りそうなくらい疲れました。


隣に入っていたなかなか上手い女性とGakuさんが話をしていたのですが、後で聞いたらシンガーでROXY Girlでもあるリサ・ハリムさんでした。彼女も人のいない場所を好んで選んで入るのだそうです。




さすがに狙うべき波を選んできれいに乗っていて、時折見せるハンドアクションも個性的で美しく乗っていました。
後日、彼女の歌をyoutubeで聞きましたが、魅力的な声でとても良かったです。また会えたらなと思いました。
11時を過ぎてお腹が減ったので、下田ではなく伊東でGakuさんの行きつけのお店で食べることにしました。

伊豆高原の桜並木にある天ぷらのお店『ゆき文』さんへ。
天麩羅定食を頼みました。このお店の特徴は、天麩羅定食であっても天麩羅が揚がる度に1品づつテーブルに持ってきてくれるので揚げたての熱々をいただけるのです。しかもボリューム充分でそれでいてリーズナブル。こういうお店を見つけるのはさすがにGakuさんです。美味しゅうございました。

食後に向かったのは『城ケ崎文化資料館りんがふらんか』です。
私設の文化交流施設です。資料館の奥には


江戸時代からの様々な民具などのコレクションやガラス絵、

唐突に恐竜の卵の化石やら

何故か静岡の駿河凧と牧之原の相良凧などもありました。
後から教えてもらったのですが、明治時代の教科書や地域の民間伝承を研究した図書なども収められています。
伊豆高原は様々な私設ミュージアムが建つエリアですが、元々は古くからの別荘地。
明治・大正・昭和と幾多の政治家・軍人・財界人・アーティストが別荘としてここに住んでいた蓄積があります。大都市で活躍してきた人たちが移り住んできてコミュニティを作ってきたのでしょう。
そして令和の時代、新たに伊東にやってきたアーティストがこちら

シーグラス アーティスト GLASSMANことGakuさんです・・・なんちゃって。

しっかりとGakuさんを紹介するパネルもありました。

お馴染みの作品が展示されていました。

この資料館、目玉というべき展示物はありませんが、一つ一つを見ていくとどんどん引き込まれていくものがありました。このシロクマの展示物は東京藝大の人たちの作品で、この白い部屋は北極をイメージしています。シロクマを追った女性写真家の地球環境への思いを様々なワークショップを通して子供たちに伝えていく役割を持っているのです。
私は通路裏にあったここ八幡野の歴史や民間伝承をまとめた資料などに興味を持ちました。この資料館は知的好奇心のある人ならきっと興味あるものを見つけられるのではないでしょうか。
さて、ここを訪れたのは、明日の日曜日にこの資料館の中にある『ITO まなびやStation』の代表の薄羽さんが主催するビーチクリーンに参加する予定になっているからで、ビーチクリーンの後には参加してくれた子供たち対象にGakuさんのシーグラスアートのワークショップが予定されているからなのでした。
資料館を後にして、近くの大室山に行きました。

伊東市の『移住促進アドバイザー』のGakuさんお薦めのビュースポットがここさくらの里なのです。
ここは私にとっても懐かしい場所です。
30年以上前のことになりますが、当時私はイルカ・クジラ研究を通して地球環境問題を考えるNPO『アイサーチ・ジャパン』に属していて『国際イルカ・クジラ会議』のボランティアスタッフをしていたりしたことがありました。昔の事ですが、ここ伊豆高原にアメリカの伝説的なイルカ研究者のジョン・C・リリー博士を招いて行ったワークショップに参加したことがありました。1970年代のアメリカ映画『イルカの日』やアイソレーションタンクを使った脳科学者を題材としたカルト的SF映画『アルタードステイツ』のモデルとなった博士です。ここで参加者たちとネイチャーゲームをしたことを思い出しました。
そしておやつタイム。

こちらもGakuさんの馴染みのお店。市役所での仕事帰りによく寄るのだそうで、本格的なハワイアン・スイーツが食べられます。
この店の業態がユニークで、「ベーカリー カフェ ランドリー」なのです。
半分はベーカリーで、もう半分はコインランドリー。その入り口にキッチンがありマラサダを揚げてくれます。

そして熱々のマラサダをランドリーの待合室のソファで食べることができるのです。不思議な組み合わせですが、

こんなアメリカンな感じにすると居心地が良い空間ですし、洗濯を待つ時間が楽しめますよね。

そしてこちらが現在Gakuさんが勤務している伊東市役所です。
伊東温泉のイメージとはかけ離れた建物です。めちゃオシャレですね。

その隣の公園内には立派な騎馬武者の像がありました。
大河ドラマ『鎌倉殿の13人』でも重要な登場人物のひとりで、新垣結衣が演じた『八重』の父親の伊藤祐親です。
当時の伊豆を代表する有力武将ですね。今も伊東の発展を見守っているようです。
今夜のホテルのチェックイン時間になったので一旦Gakuさんと別れ、宇佐美の高台にあるホテルへ向かいました。

全国旅行支援が行われているので伊東市街のビジネスホテルではなく、Gakuさんの家がある宇佐美で部屋が広くてサウナがあり一人でも泊まれるお手頃なホテルを探しました。
見つけたのがウィスタリアンライフクラブ宇佐美です。4人泊まれる和洋室をシングルユースできて温泉とサウナがありました。

部屋のテラスから宇佐美海岸を見下ろす良い景色でした。
残念だったのはサウナに冷水浴がなかったことと露天風呂がなかったこと。でも、広い部屋をゆったり使えて快適でした。
今日は朝早かったし、いろいろ回ったので流石に疲れて眠くなりブログを書ことは出来ませんでした。
そして夕飯。ホテルまでGakuさんが迎えに来てくれて、伊東市街の繁華街へ。

Gakuさんが予約を入れてくれてギリ入れた人気店『好きやねん』

刺身盛りがメチャ旨い。
焼き牡蠣は出てきた瞬間に食べてしまったので写真撮り忘れ。

お好み焼きも旨い。

締めで食べた鮭茶漬けの鮭が茶漬けにするのがもったいないくらい旨かったです。
ということで、初日から全開の盛りだくさんの1日でした。
Gakuさんは移住促進の仕事の関係上、観光課の仕事を手伝う事もあり、短期間で多くの伊東のキーマンに出会っているようです。
これまで伊東といえば伊豆高原のホテル・宇佐美のサーフィン・城ケ崎や富戸のダイビングくらいのイメージしかなかったですが、歴史や文化、そして人。
住んでもおもしろそうな街なのだなと思えるような1日となりました。明日も面白そうな1日になりそうです。
つづく
SURF 遠州灘 5月13日(火)
SURF 駿河湾内 5月4日(日) Golden Week
SURF 駿河湾内 4月24日(木)・25日(金) べらぼう展
SURF 下田白浜 4月17日(木)
SURF 駿河湾内 4月14日(月)
SURF 駿河湾内 4月7日(月)
SURF 駿河湾内 5月4日(日) Golden Week
SURF 駿河湾内 4月24日(木)・25日(金) べらぼう展
SURF 下田白浜 4月17日(木)
SURF 駿河湾内 4月14日(月)
SURF 駿河湾内 4月7日(月)
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