2009年02月22日
第1回サーフィンサイエンス&テクノロジーシンポジウム
行ってきました。昨日静波からUターンして家に戻り、国土交通省の独立行政法人港湾空港技術研究所主催のシンポジウムに行ってきました。
このシンポジウムはサーフィンに関するあらゆる分野を統合して研究を進めて意見交換していこうという試みです。一つ目のテーマはサーフィンと様々な科学や工学、技術との結びつきを確認し、その結びつきを深める場を創ることです。
もう一つのテーマは、サーフィンをとりまく環境です。ダムや人口構造物による海岸侵食、水質汚染や生態系の破壊などです。また、生涯教育やライフスタイルとしてのサーフィンもその範疇に入ってきます。
海洋土木の研究者だけでなく、気象学や教育・体育の専門家、海岸の美化や町おこしを進めている人たち、環境問題の活動家、そしてサーファーが集まりました。
私はサーフライダー・ファウンデーションからのメールでこのシンポジウムを知りました。
会場は神奈川県の湘南海岸の江ノ島にあるかながわ女性センターの研修室で行われました。
今日の鵠沼は頭オーバーでエクセレントコンディションということですが、海は大混雑が予想されますのでサーフィンする気にはなりません。藤沢まで電車で行きました。
路線バスで江ノ島に。

実は私は大学生の時、鵠沼海岸に1年間住んでサーフィンを始めました。とても懐かしい場所です。

江ノ島はずいぶん様変わりしましたが、参道の賑わいはいつの時代も変わりません。

ヨットハーバーのそばにかながわ女性センターがあります。
ここも約20年ぶりです。以前、アイサーチ・ジャパンというNGOに属していたことがあり、ここで開催された第4回国際イルカ・クジラ会議のスタッフをしたことがあります。ジャック・マイヨールやジョン・C・リリー博士など世界のイルカ・クジラ研究の第一人者である研究者やアーティストを集めたシンポジウムでした。
3日間研究者たちとここに合宿して親交を深めた思い出の地でした。
さて、今回のサーフィンサイエンス&テクノロジーシンポジウム。
司会進行は和歌山サーフィン連盟の梅本利樹さん。
最初のプレゼンはサーフライダー・ファウンデーション・ジャパンの副会長の許正憲さんでした。

これまでほとんどが経験値のみで発展してきたサーフィンの世界に、科学の知識や技術を盛り込んでいこうという基調講演でした。
サーフボードに造船工学やコンピューターシェープ、ウェットスーツに新素材、運動工学に加速度センサーを使ったプロサーファーの動きの解析、波を読むための科学的知識や気象学、海岸侵食からサーフポイントの環境を守るための自然科学の知識や研究、海洋土木技術の研究成果など、スポーツ科学と自然科学、それを元に生み出される土木工学の知識と技術を知って、正しく活用していく道筋を見出したいというのがこのシンポジウムの主旨ではないかと思いました。

各方面の方々のプレゼンはどれも外せないものでした。様々な研究が行われ、応用する試みがされていることを知りました。

最後に参加者が自由に意見を言える時間が1時間ほどありました。
波情報会社「波伝説」の加藤社長やドジ井坂さん、南紀サーフィンクラブのシェーパーの角さんなどもいらっしゃいました。


みな、なんとか良くしていこうという様々な提案をされていて、現状を憂い真剣に海を守ろうとしていることが良くわかりました。
みなさんから素晴らしいバイブレーションを感じた1日になりました。
これからも参加して、自分なりの提案をできるようにしたいです。
このシンポジウムはサーフィンに関するあらゆる分野を統合して研究を進めて意見交換していこうという試みです。一つ目のテーマはサーフィンと様々な科学や工学、技術との結びつきを確認し、その結びつきを深める場を創ることです。
もう一つのテーマは、サーフィンをとりまく環境です。ダムや人口構造物による海岸侵食、水質汚染や生態系の破壊などです。また、生涯教育やライフスタイルとしてのサーフィンもその範疇に入ってきます。
海洋土木の研究者だけでなく、気象学や教育・体育の専門家、海岸の美化や町おこしを進めている人たち、環境問題の活動家、そしてサーファーが集まりました。

会場は神奈川県の湘南海岸の江ノ島にあるかながわ女性センターの研修室で行われました。
今日の鵠沼は頭オーバーでエクセレントコンディションということですが、海は大混雑が予想されますのでサーフィンする気にはなりません。藤沢まで電車で行きました。
路線バスで江ノ島に。

実は私は大学生の時、鵠沼海岸に1年間住んでサーフィンを始めました。とても懐かしい場所です。

江ノ島はずいぶん様変わりしましたが、参道の賑わいはいつの時代も変わりません。


ここも約20年ぶりです。以前、アイサーチ・ジャパンというNGOに属していたことがあり、ここで開催された第4回国際イルカ・クジラ会議のスタッフをしたことがあります。ジャック・マイヨールやジョン・C・リリー博士など世界のイルカ・クジラ研究の第一人者である研究者やアーティストを集めたシンポジウムでした。
3日間研究者たちとここに合宿して親交を深めた思い出の地でした。
さて、今回のサーフィンサイエンス&テクノロジーシンポジウム。

最初のプレゼンはサーフライダー・ファウンデーション・ジャパンの副会長の許正憲さんでした。

これまでほとんどが経験値のみで発展してきたサーフィンの世界に、科学の知識や技術を盛り込んでいこうという基調講演でした。
サーフボードに造船工学やコンピューターシェープ、ウェットスーツに新素材、運動工学に加速度センサーを使ったプロサーファーの動きの解析、波を読むための科学的知識や気象学、海岸侵食からサーフポイントの環境を守るための自然科学の知識や研究、海洋土木技術の研究成果など、スポーツ科学と自然科学、それを元に生み出される土木工学の知識と技術を知って、正しく活用していく道筋を見出したいというのがこのシンポジウムの主旨ではないかと思いました。

各方面の方々のプレゼンはどれも外せないものでした。様々な研究が行われ、応用する試みがされていることを知りました。

最後に参加者が自由に意見を言える時間が1時間ほどありました。
波情報会社「波伝説」の加藤社長やドジ井坂さん、南紀サーフィンクラブのシェーパーの角さんなどもいらっしゃいました。


みな、なんとか良くしていこうという様々な提案をされていて、現状を憂い真剣に海を守ろうとしていることが良くわかりました。
みなさんから素晴らしいバイブレーションを感じた1日になりました。
これからも参加して、自分なりの提案をできるようにしたいです。
SURF 遠州灘 5月13日(火)
SURF 駿河湾内 5月4日(日) Golden Week
SURF 駿河湾内 4月24日(木)・25日(金) べらぼう展
SURF 下田白浜 4月17日(木)
SURF 駿河湾内 4月14日(月)
SURF 駿河湾内 4月7日(月)
SURF 駿河湾内 5月4日(日) Golden Week
SURF 駿河湾内 4月24日(木)・25日(金) べらぼう展
SURF 下田白浜 4月17日(木)
SURF 駿河湾内 4月14日(月)
SURF 駿河湾内 4月7日(月)
Posted by エディ タチカワ at 22:59│Comments(2)
│サーフィン
この記事へのコメント
「有識者が集うシンポジウム」。。。
普段だと敬遠しちゃいそうですけど、こと波乗りがらみとなると親近感が湧いちゃうのが不思議です。
それにしてもエディさんが鵠沼でサーフィンを始めたってのが意外でした。
普段だと敬遠しちゃいそうですけど、こと波乗りがらみとなると親近感が湧いちゃうのが不思議です。
それにしてもエディさんが鵠沼でサーフィンを始めたってのが意外でした。
Posted by Nagase at 2009年02月23日 23:15
Nagaseさん
波があるのにシンポジウムに行く気になったのは
やはり波乗りがらみだからでしょう。
大学が小田急沿線で電車一本で通えたので鵠沼松ヶ岡2丁目に住んでました。海に行くと佐賀兄弟や善家誠、小林チビタさん、林利夫さんなんかが波乗りしてましたね。あの世代の人は神様に見えました。
波があるのにシンポジウムに行く気になったのは
やはり波乗りがらみだからでしょう。
大学が小田急沿線で電車一本で通えたので鵠沼松ヶ岡2丁目に住んでました。海に行くと佐賀兄弟や善家誠、小林チビタさん、林利夫さんなんかが波乗りしてましたね。あの世代の人は神様に見えました。
Posted by エディ タチカワ
at 2009年02月24日 21:09
