2011年04月27日
Keep Left
今朝は出勤前の忙しい時間に母の動作が遅くて介護しながらちょっとイライラしていました。家を出て正面の学生服のやまだの三差路の信号待ちがこれまた長かったのです。ようやく青になって横断し、keep Leftで走り出しました。すると前方から2台の自転車が並列して逆走してきました。
私には古くからの自転車乗りとしてのプライドがあり、絶対に交通ルールは守る習慣があります。・・・・ですからKeep Leftは曲げないのです。
そこに前方から高校生が突っ込んできたので衝突寸前で止まりました。
まあ、そこで謝ってくれれば穏やかに収めるのですが、相手がぶつぶつ言っていたのです。そこで、
「バカヤロー!何やってんだ、反対だろう!」
久々に思いっきり大声で怒鳴りつけました。
爽やかな朝の交差点では良く響き渡りました。
近所の大石医院の順番待ちのお年寄りたちがいっせいにこちらを向きました。
いやあ、朝からスキッとしましたねえ。
☆☆☆☆☆☆☆
私の自転車暦は結構長くて、小学5年生の時家の新築で大岩2丁目に引越たころに遡ります。その頃はまだ近所に友達がいなかったので1人で母の自転車を引っ張り出し、未舗装だった近所の道を探検して走り回るのが楽しみでした。それを見た父が5段変速機のついたスポーツ自転車を買ってくれたのでした。
1人で自転車で走り回ることが大好きになった私はある本と出合いました。
確か1968年から5年間をかけて日本人初の世界一周自転車旅行を成し遂げた池本元光さんの旅行記『世界ペダル紀行』です。これが私に大きな影響を与えました。
私は中学時代の71年から自転車専門誌『サイクルスポーツ』(当時は唯一の自転車専門誌)を愛読していていました。当時の密かな計画は、高校を出たら夜学の大学に通って世界一周旅行の資金を貯め、自転車世界1周旅行をし、帰国後は八重洲出版(サイクルスポーツ出版元)に勤めるというものでした(笑)
最後にサラリーマンに戻ってしまうところが当時の世相を反映しているのかもしれません。
今も同じかもしれませんが世間では、人が目指すものとして、いい学校に入り、いい会社に入り、いい家庭をつくること、それが正しい人生の道(Right Way)と教えられていました。
日本の社会は今も昔も根本は同じなのかもしれません。
私はそのRight Wayには進みたくなかった。冒険に憧れた。でもそのための勇気が中途半端だった。
でもWrong way(間違った道・悪の道)にも行かなかった。
そんなこんなでRightでもWrongでもないLeftを進みたいのかもしれません(笑)
☆☆☆☆☆☆☆
最近また自転車に興味がいっています。
NHK Eテレの番組チャレンジ!ホビーでは『自転車で旅をしよう』というシリーズが始まっています。
司会は安めぐみと髭男爵。
安めぐみのまったりしたトークが講座番組の堅さを緩めてくれていい感じです。
交通ルールの講義は終わってしまいましたが、自転車にチャレンジしたい方は見ると良いですよ。
こういう番組を観ていると、また欲しいものがでてきてしまいます。
ただね、レースに出たいわけじゃないのでレーシングファッションと最先端のロードレーサーのデザインが欲しいわけじゃありません。
どちらかというと、街乗りや軽いツーリングに合うモノが欲しくなります。
自転車もクラシカルなロードやスポルティーフでお洒落に乗りたいですね。
でも、良い自転車はサーフボードよりも高価だからなあ。

クラシカルなイギリスのラーレーもいいがイタリアのGIOS VINTAGE VELOCEが渋くていい雰囲気だ
私には古くからの自転車乗りとしてのプライドがあり、絶対に交通ルールは守る習慣があります。・・・・ですからKeep Leftは曲げないのです。
そこに前方から高校生が突っ込んできたので衝突寸前で止まりました。
まあ、そこで謝ってくれれば穏やかに収めるのですが、相手がぶつぶつ言っていたのです。そこで、
「バカヤロー!何やってんだ、反対だろう!」
久々に思いっきり大声で怒鳴りつけました。
爽やかな朝の交差点では良く響き渡りました。
近所の大石医院の順番待ちのお年寄りたちがいっせいにこちらを向きました。
いやあ、朝からスキッとしましたねえ。
☆☆☆☆☆☆☆
私の自転車暦は結構長くて、小学5年生の時家の新築で大岩2丁目に引越たころに遡ります。その頃はまだ近所に友達がいなかったので1人で母の自転車を引っ張り出し、未舗装だった近所の道を探検して走り回るのが楽しみでした。それを見た父が5段変速機のついたスポーツ自転車を買ってくれたのでした。

確か1968年から5年間をかけて日本人初の世界一周自転車旅行を成し遂げた池本元光さんの旅行記『世界ペダル紀行』です。これが私に大きな影響を与えました。
私は中学時代の71年から自転車専門誌『サイクルスポーツ』(当時は唯一の自転車専門誌)を愛読していていました。当時の密かな計画は、高校を出たら夜学の大学に通って世界一周旅行の資金を貯め、自転車世界1周旅行をし、帰国後は八重洲出版(サイクルスポーツ出版元)に勤めるというものでした(笑)
最後にサラリーマンに戻ってしまうところが当時の世相を反映しているのかもしれません。
今も同じかもしれませんが世間では、人が目指すものとして、いい学校に入り、いい会社に入り、いい家庭をつくること、それが正しい人生の道(Right Way)と教えられていました。
日本の社会は今も昔も根本は同じなのかもしれません。
私はそのRight Wayには進みたくなかった。冒険に憧れた。でもそのための勇気が中途半端だった。
でもWrong way(間違った道・悪の道)にも行かなかった。
そんなこんなでRightでもWrongでもないLeftを進みたいのかもしれません(笑)
☆☆☆☆☆☆☆

NHK Eテレの番組チャレンジ!ホビーでは『自転車で旅をしよう』というシリーズが始まっています。
司会は安めぐみと髭男爵。
安めぐみのまったりしたトークが講座番組の堅さを緩めてくれていい感じです。
交通ルールの講義は終わってしまいましたが、自転車にチャレンジしたい方は見ると良いですよ。
こういう番組を観ていると、また欲しいものがでてきてしまいます。
ただね、レースに出たいわけじゃないのでレーシングファッションと最先端のロードレーサーのデザインが欲しいわけじゃありません。
どちらかというと、街乗りや軽いツーリングに合うモノが欲しくなります。
自転車もクラシカルなロードやスポルティーフでお洒落に乗りたいですね。
でも、良い自転車はサーフボードよりも高価だからなあ。

クラシカルなイギリスのラーレーもいいがイタリアのGIOS VINTAGE VELOCEが渋くていい雰囲気だ
Posted by エディ タチカワ at 13:00│Comments(7)
│自転車日記
この記事へのコメント
うちの家族はミーハーだから
ルイガノとかビアンキを欲しがりますねえ
とりあえずおちびの初じてんしゃは無印です
ブリティッシュグリーン・・にしてはちょっぴり色がうすいかな?
ルイガノとかビアンキを欲しがりますねえ
とりあえずおちびの初じてんしゃは無印です
ブリティッシュグリーン・・にしてはちょっぴり色がうすいかな?
Posted by マンマドルチェ at 2011年04月27日 22:12
マンマドルチェさん
おお、いよいよ自転車ですか、両替町近辺を通過するときは
カミカゼ娘の特攻自転車とぶつからないように気をつけます。
ルイガノは昔は存在しなかった新興ブランドなのでよく知らないんです。
ビアンキは昔から好きで、1974年に買った白い国産ロードレーサーの塗装が痛んだ時、あの緑のチェレステカラーに塗り替えて、なんちゃってビアンキにしたことがあります。私もミーハーです。
おお、いよいよ自転車ですか、両替町近辺を通過するときは
カミカゼ娘の特攻自転車とぶつからないように気をつけます。
ルイガノは昔は存在しなかった新興ブランドなのでよく知らないんです。
ビアンキは昔から好きで、1974年に買った白い国産ロードレーサーの塗装が痛んだ時、あの緑のチェレステカラーに塗り替えて、なんちゃってビアンキにしたことがあります。私もミーハーです。
Posted by エディ タチカワ at 2011年04月27日 22:29
エディさんこんばんわ。池本元光さんの「世界ペダル紀行」は私も中学生の頃読みました。おおいに刺激を受け、高校1年の時に、北海道と四国を一周しました。このままステップアップして(日本一周)、大学行ったら2年休学して世界を走るというプランを立てましたが、原付免許を取り楽チンなバイクに乗りと、自転車からは段々と遠ざかり、その上大学入試で2浪し、休学なんて叶わぬ夢に・・・。 私も素敵なスポルティーフが欲しいです。何時かは・・と思ってユーレーのディレイラーを所有しておりますが、フレーム・他パーツを手に入れるのは当分先になってしまいそうです・・・。
Posted by sasaki at 2011年04月27日 23:13
すみません! 字を間違えました。誤「バイクに乗りと」→正「バイクに乗ると」ごめんなさい!
Posted by sasaki at 2011年04月27日 23:16
sasakiさん
池本さんの紀行を読んでいらしたんですね。
当時でもよっぽど自転車好きな人でないと読んではいないのではないでしょうか。
私も大学時代に自転車から遠ざかってしまいました。自転車屋で働きながら夜学に通うというプランも親の反対で普通の大学になりましたし。
ユーレー・ジュビリーとかフランスのパーツも独特の雰囲気でいいですよね。
東叡社のフレームにそういうパーツ組んだらいいでしょうねえ。
池本さんの紀行を読んでいらしたんですね。
当時でもよっぽど自転車好きな人でないと読んではいないのではないでしょうか。
私も大学時代に自転車から遠ざかってしまいました。自転車屋で働きながら夜学に通うというプランも親の反対で普通の大学になりましたし。
ユーレー・ジュビリーとかフランスのパーツも独特の雰囲気でいいですよね。
東叡社のフレームにそういうパーツ組んだらいいでしょうねえ。
Posted by エディ タチカワ
at 2011年04月28日 18:27

今夜NHKでオランダの自転車事情を放送していました。
オランダでは危険な場所などを通報した場合、自治体が対応しなかった場合は自治体が通報者に罰金を支払うそうです。
以前警察にお願いに行ったことがあるのですが、なんだかんだ言い訳をされて対応してもらえなかったことがあります。
日本でも、取り締まる権限のある警察や自治体がきちんと対応してくれればいいのですが・・・。
オランダでは危険な場所などを通報した場合、自治体が対応しなかった場合は自治体が通報者に罰金を支払うそうです。
以前警察にお願いに行ったことがあるのですが、なんだかんだ言い訳をされて対応してもらえなかったことがあります。
日本でも、取り締まる権限のある警察や自治体がきちんと対応してくれればいいのですが・・・。
Posted by maruzoo
at 2011年04月29日 00:31

maruzooさん
ありがとうございます。番組は録画しましたので早速チェックしてみます。こういう面でも海外と比べて日本は「民度」が低いですね。
警察に言いに行くなんて、正義感の強いmaruzooさんらしいです。
次郎長親分を務めると、強い正義感に目覚めるのでしょうか(笑)
ありがとうございます。番組は録画しましたので早速チェックしてみます。こういう面でも海外と比べて日本は「民度」が低いですね。
警察に言いに行くなんて、正義感の強いmaruzooさんらしいです。
次郎長親分を務めると、強い正義感に目覚めるのでしょうか(笑)
Posted by エディ タチカワ
at 2011年04月29日 10:11
