2012年01月24日
光輝く島 12
とうとう最終日になりました。

今日も暗いうちにヒッカドゥワ・メインリーフにパドルアウトして一番乗りを果たしました。すぐにドイツ人(たぶん)夫婦が来てしまいましたが、挨拶したのをきっかけに和気藹々といい波を譲り合いながらハッピーな時間を過ごしました。3人で「ワオー!見事な日の出だ」なんて叫びながら真っ赤な太陽が椰子の林の中から上がってくるのを見ました。

30分ほどは本当にハッピーな時間を送れたのですが、隣の部屋の日本人夫婦が来た直後に入ってきたイタリア人(そんなふうに見えた)4人組ががっつきサーファーで、急に波取り争いが始まってしまいました。あのドイツ人夫婦も堪らず帰ってしまいました。

これは、こいつらの仲間に加わってしまった方が争わなくて済むなと思ったので話しかけてみることにしました。イタリア人用の話なら車ネタでいけそうなのでとっさに考えたところで話しかけてみました。
Good Morning.where you guys from?
当然、「イタリー」と返事が来ると思っていたのですが、
France
と返ってきてしまいました(大汗)
・・・・・何話せばいいんだ・・・・とりあえず、ビアリッツはいい波が来るみたいですね。とか、ボルドーなんですか・・・ワイン美味いですねとかなんとか取り繕い、そこから先は何言ってるかわからないので、「え、聞こえないんだけど・・・・あ、波来たよ」なんて調子で話したおかげで、とりあえず私の狙う波は横取りされずに済みました。
ヨーロッパのサーファーは筋骨隆々でパドル力も強く、ラテンの血が燃えるのかとてもコンペティティブなのです。プロサーフィンの世界の上位44位までに日本人は一人も入っていないのですが、フランスやスペインをはじめとしたヨーロッパ勢は入っていますから。日本と比べてもサーフィンのレベルは断然フランスの方が上です。

朝一も1時間ほどで上がりました。
今回、もう一回メリッサに行きたいと思っていましたが、もう波乗りは充分にしたという満腹感なのでまたの機会にしようと思います。

後はのんびり過ごそうかと思っていたらアルガンベイから帰ってきたババちゃん兄弟とお二人の日本人の奥さんが赤ちゃんをあやしながらバーカウンターにいました。
肌の色が本当に黒いので最初はびっくりしますが、よく見るとババちゃんもお兄さんも目が大きく鼻は高く掘りは深い、インド・ヨーロッパ語族のアーリア系の顔。かなりのイケメンです。
写真はサーフトリップワールドのHPより
食事をしたらボードを片付けようと思っていたのですが、
今日が最後だからもう一回行ってきた方が良いよとババちゃんが薦めるので、
最後にもう一回波乗りに行くことにしました。
肩の痛みと脚力も限界にきていましたが、最後ですから。

もうあまり気合が入っていなかったのでグーフィー側の小さめをリラックスして乗りました。そうしたら隣の白人サーファーが話しかけてきました。
「どこから来たの?」
「日本です」
「あんたは何処から?」
「イタリアです」
ビンゴです、用意してあったネタを取り出しました。
「おお、イタリアですか、私の友達がランチャ・デルタに乗ってるんだ、それも12年も愛し続けていてね」
「ランチャ・デルタかい、ノーマルなのかそれともラリーかい?」
「そう、ラリー仕様だよ。あちこちパーツを変えてるんだ」
「ラリーなら4WDか?インテグラーレか?」
「そうだ、インテグラーレだ。」
「おお、グレート!」
ちょっと尾ひれを付けてしまって話してますが、どうせイタリア人相手なんでそのくらいデカく話してもいいでしょう(笑)tatsuyaさん。
陽気な奴で歌を歌いだすやら、私の目の前でわざと派手にコケてみたり楽しいイタリア人を絵に書いたみたいな彼のおかげで周りのサーファーも彼の仲間には波取り争いはしてこないのです。
おかげで私も最後のサーフィンを楽しく乗ることができました。

この波が15分に一回くらいレギュラー側に外れてワイドに入ってくる波です。
メインリーフの中央で波待ちしているとグーフィー側しか間に合いません。
これを私だけレギュラー側に外れて待っているのです。
この波のおかげでオイシイ思いもできました。
スリランカの波乗りは楽しかったです。終了です。

2階の部屋の前のテラスでのんびりしていたら、先日のフランス人夫婦が去った後空いていた部屋の前で白人男性が一人でボードを修理していました。リペアキットを持っていないかと尋ねてきましたが、あいにく持ってきてはいません。
彼はニュージーランド人なのですが、中国で仕事をしていて休みを取ってきたのだそうで、ニュージーランドはオークランドに自宅があるそうです。
「オークランドはガーデン・シティって言われているんだよね」
「そうさ、美しい街だよ」
「私はマス釣りも好きだから行ってみたい場所なんだ」
なんて話が弾みました。
私ももう少し長くここに滞在できれば、一緒に波乗りに行ったりして良い友達になれたかもしれません。ハワイのマウナロアに一緒に登ったマーシャル・パーマーを思い出しました。
一緒にトゥクトゥクに乗ってメリッサで波乗りしたら楽しいだろうな。
ニュージーランドにも行ってみたいし、中国の海南島で落ち合うのも面白いかも。

やはり8日間(現地6日間)では足りませんでした。
ようやく波に慣れてきた頃でしたし、
これからどんどん友達ができてきそうな雰囲気でした。
残念ですが、時間切れです。
でも、また必ずスリランカに行きたいと思います。

今日も暗いうちにヒッカドゥワ・メインリーフにパドルアウトして一番乗りを果たしました。すぐにドイツ人(たぶん)夫婦が来てしまいましたが、挨拶したのをきっかけに和気藹々といい波を譲り合いながらハッピーな時間を過ごしました。3人で「ワオー!見事な日の出だ」なんて叫びながら真っ赤な太陽が椰子の林の中から上がってくるのを見ました。

30分ほどは本当にハッピーな時間を送れたのですが、隣の部屋の日本人夫婦が来た直後に入ってきたイタリア人(そんなふうに見えた)4人組ががっつきサーファーで、急に波取り争いが始まってしまいました。あのドイツ人夫婦も堪らず帰ってしまいました。

これは、こいつらの仲間に加わってしまった方が争わなくて済むなと思ったので話しかけてみることにしました。イタリア人用の話なら車ネタでいけそうなのでとっさに考えたところで話しかけてみました。
Good Morning.where you guys from?
当然、「イタリー」と返事が来ると思っていたのですが、
France
と返ってきてしまいました(大汗)
・・・・・何話せばいいんだ・・・・とりあえず、ビアリッツはいい波が来るみたいですね。とか、ボルドーなんですか・・・ワイン美味いですねとかなんとか取り繕い、そこから先は何言ってるかわからないので、「え、聞こえないんだけど・・・・あ、波来たよ」なんて調子で話したおかげで、とりあえず私の狙う波は横取りされずに済みました。
ヨーロッパのサーファーは筋骨隆々でパドル力も強く、ラテンの血が燃えるのかとてもコンペティティブなのです。プロサーフィンの世界の上位44位までに日本人は一人も入っていないのですが、フランスやスペインをはじめとしたヨーロッパ勢は入っていますから。日本と比べてもサーフィンのレベルは断然フランスの方が上です。

朝一も1時間ほどで上がりました。
今回、もう一回メリッサに行きたいと思っていましたが、もう波乗りは充分にしたという満腹感なのでまたの機会にしようと思います。

後はのんびり過ごそうかと思っていたらアルガンベイから帰ってきたババちゃん兄弟とお二人の日本人の奥さんが赤ちゃんをあやしながらバーカウンターにいました。

写真はサーフトリップワールドのHPより
食事をしたらボードを片付けようと思っていたのですが、
今日が最後だからもう一回行ってきた方が良いよとババちゃんが薦めるので、
最後にもう一回波乗りに行くことにしました。
肩の痛みと脚力も限界にきていましたが、最後ですから。

もうあまり気合が入っていなかったのでグーフィー側の小さめをリラックスして乗りました。そうしたら隣の白人サーファーが話しかけてきました。
「どこから来たの?」
「日本です」
「あんたは何処から?」
「イタリアです」
ビンゴです、用意してあったネタを取り出しました。
「おお、イタリアですか、私の友達がランチャ・デルタに乗ってるんだ、それも12年も愛し続けていてね」
「ランチャ・デルタかい、ノーマルなのかそれともラリーかい?」
「そう、ラリー仕様だよ。あちこちパーツを変えてるんだ」
「ラリーなら4WDか?インテグラーレか?」
「そうだ、インテグラーレだ。」
「おお、グレート!」
ちょっと尾ひれを付けてしまって話してますが、どうせイタリア人相手なんでそのくらいデカく話してもいいでしょう(笑)tatsuyaさん。
陽気な奴で歌を歌いだすやら、私の目の前でわざと派手にコケてみたり楽しいイタリア人を絵に書いたみたいな彼のおかげで周りのサーファーも彼の仲間には波取り争いはしてこないのです。
おかげで私も最後のサーフィンを楽しく乗ることができました。

この波が15分に一回くらいレギュラー側に外れてワイドに入ってくる波です。
メインリーフの中央で波待ちしているとグーフィー側しか間に合いません。
これを私だけレギュラー側に外れて待っているのです。
この波のおかげでオイシイ思いもできました。
スリランカの波乗りは楽しかったです。終了です。

2階の部屋の前のテラスでのんびりしていたら、先日のフランス人夫婦が去った後空いていた部屋の前で白人男性が一人でボードを修理していました。リペアキットを持っていないかと尋ねてきましたが、あいにく持ってきてはいません。
彼はニュージーランド人なのですが、中国で仕事をしていて休みを取ってきたのだそうで、ニュージーランドはオークランドに自宅があるそうです。
「オークランドはガーデン・シティって言われているんだよね」
「そうさ、美しい街だよ」
「私はマス釣りも好きだから行ってみたい場所なんだ」
なんて話が弾みました。
私ももう少し長くここに滞在できれば、一緒に波乗りに行ったりして良い友達になれたかもしれません。ハワイのマウナロアに一緒に登ったマーシャル・パーマーを思い出しました。
一緒にトゥクトゥクに乗ってメリッサで波乗りしたら楽しいだろうな。
ニュージーランドにも行ってみたいし、中国の海南島で落ち合うのも面白いかも。

やはり8日間(現地6日間)では足りませんでした。
ようやく波に慣れてきた頃でしたし、
これからどんどん友達ができてきそうな雰囲気でした。
残念ですが、時間切れです。
でも、また必ずスリランカに行きたいと思います。
SURF 遠州灘 5月13日(火)
SURF 駿河湾内 5月4日(日) Golden Week
SURF 駿河湾内 4月24日(木)・25日(金) べらぼう展
SURF 下田白浜 4月17日(木)
SURF 駿河湾内 4月14日(月)
SURF 駿河湾内 4月7日(月)
SURF 駿河湾内 5月4日(日) Golden Week
SURF 駿河湾内 4月24日(木)・25日(金) べらぼう展
SURF 下田白浜 4月17日(木)
SURF 駿河湾内 4月14日(月)
SURF 駿河湾内 4月7日(月)
Posted by エディ タチカワ at 05:00│Comments(4)
│サーフィン
この記事へのコメント
メローな雰囲気での波乗りは、たとえ短い時間であっても幸せな気持ちになりますね・・・
自分もいつかトリップに出掛けたい!
いや、出掛けます!!
エディさんのブログを毎日拝見してて思いました。
時間が無いのではなく、時間は自分で作るものなんですね^^
改造後の経過が安定したら、とりあえず多々戸にGO-v
また詳しく聞かせてくださいまし^^
自分もいつかトリップに出掛けたい!
いや、出掛けます!!
エディさんのブログを毎日拝見してて思いました。
時間が無いのではなく、時間は自分で作るものなんですね^^
改造後の経過が安定したら、とりあえず多々戸にGO-v
また詳しく聞かせてくださいまし^^
Posted by そのじ
at 2012年01月24日 09:22

そのじさん
お店を持っているとお客さんのためにも休めないですよね。
そのじさんのお蕎麦は大人気ですし。
でも、いつかは行ける日もくるでしょう。
その日のためにもkeep on surfingですね。
スリランカはハワイやバリやロンボクよりもメローでした。
スリランカはアルガンベイにも行ってみたくなりました。
お店を持っているとお客さんのためにも休めないですよね。
そのじさんのお蕎麦は大人気ですし。
でも、いつかは行ける日もくるでしょう。
その日のためにもkeep on surfingですね。
スリランカはハワイやバリやロンボクよりもメローでした。
スリランカはアルガンベイにも行ってみたくなりました。
Posted by エディ タチカワ at 2012年01月24日 16:01
静岡はここ数日寒いですぞ~(チャリ走行は)(*-*)
そのおつもりでお帰り下さい(笑)
そのおつもりでお帰り下さい(笑)
Posted by 山ちゃん
at 2012年01月25日 00:12

山ちゃん
帰ってきてました。寒いです。
完全防備です。でも寒いです。
帰ってきてました。寒いです。
完全防備です。でも寒いです。
Posted by エディ タチカワ at 2012年01月25日 06:51