2013年09月12日
下り坂最高
まもなく台風になりそうです。

今度の3連休はお祭り状態でしょうか。
私は3日とも仕事と用事ですけど、混む時は入りたくないですから良いんですけど・・・。
とは言いつつも隙を狙ってまして・・・今日は夏の間にベタベタになったワックスを落としました。

今やメインボードとして快適に乗れているDocですが、当初は期待した速度が得られませんでした。
ボトムはシングル・ダブルをベースにしてテール部分にチャンネルを掘り、「速さ」を追求したデザインでしたので相当に速いだろうと予想していました。
しかし、意外な事に当初は遅く感じました。現在はシングルフィンの乗り方がわかってきたことで改善されましたがそれでもAviso JJ Rocketfishと比べるとスピード感が甘く感じます。

改めてAviso JJ Rocketfishをじっくり見ました。
このボードはオリジナルのシェープから少なくとも20年以上経っているデザインだと思います。
JJがRustyに勤めていた頃からシェイプしていたデザイン。
このボード、いろんな人に見てもらったり乗ってもらったりしたのですが、
反応は様々。一気に惚れ込んで買ってしまったcharさんのような人もいますが、
試乗しても興味を示さない方も多いのです。
多分、それは思いの外、特徴がない乗り味だからかもしれません。
フィッシュのようですがレトロフィッシュのような乗り味でもなく、
パフォーマンス系ショートボードと比べると乗り味がマイルド。
先鋭的な「クセ」の部分がないので特徴がつかめない。驚くような部分がないのですね。
でも私はそこに驚きました。速いのに安定している、長いボードなのに回転性が良い。万能過ぎて特徴がわかりにくいのです。
ボードのディテールをチェックしても深いコンケーブは見当たらず、初心者用のフラットボトムのようです。
でも、それは見た目なのです。
ストリンガーの無い黒いボードなのでボトム形状がわかりづらいのに加え、普通のボードに多いシングル・ダブルのコンケーブとはかなり異なったボトム形状なのです。

ノーズから30cmはフラットですが、そこからうっすらとV気味にコンベックスしてきます。
一見するとごく浅いダブルコンケーブのようにも見えますがVを頂点としたコンベックスです。これがボードの真ん中あたりまで続いています。
最近は古いデザインであるディスプレースメントハルの「速さ」に注目したカリフォルニアのシェーパーがノーズにコンベックスを採用して「速い」ボードを作ろうという試みを始めていますが、JJは多分、このような古いデザインを習慣的に使ってきたのかもしれません。

真ん中から後方は今時のダブルコンケーブですが、中央はVぎみに盛り上がっているというボトムデザイン。
最近、速さと乗りやすさをブレンドした最新のシェープとして登場しつつあるハル・エッグのボトム形状に近いものかと想像できます。
ひょっとしたらこのボトムがこのボードのキモなのかもしれません。
アウトラインはテイクオフが早い幅広ノーズですが、レトロフィシュと比べると厚みがないのでテイクオフの早さは劇的ではありません。その代わり薄目のノーズと絞られたテール、そして中央までコンベックスしているボトムが軽い回転性を生んでいるのだと思います。
ただ、5'9"ならショートボード的に乗れますが、この6'2"はかなりの幅広なので、ショートボード的なワイドスタンスでは浮力を押さえるのが大変です。ミッドレングス的なクローズドスタンスで乗らないと膝に負担がかかります。
ただ、中空構造なのでショックを吸収して基本的には普通のボードよりヒザには優しいボードです。

ボトムを足で踏むと3~4cmは沈みこみ驚きます。でもカーボン複合材の反発力で一瞬で元に戻ります。
これが加速力を生み出すと同時にショックアブソーバーになって振動を吸収してくれるのでヒザは楽なのです。
でも、短いボードに乗ると鋭角にターンしたりリップに当てたりしたくなるのでヒザに負担を掛けてしまいがちになるのです。
そこで、もう少しシングルフィンでクローズドスタンスの乗り方に慣れてから、またAviso JJに戻ろうかなと思っています。
ヒザが良くなるかどうか判りませんがね。

5年前までは5'10のパフォーマンスショートに乗っていて、この頃はどんな波でもリッピング。
ある意味でピークでしたね。(遠い目)
しかしこの頃からヒザが痛くなり、ヒザに負担がかかるショートボードの乗り方ができなくなってきました。
だんだんと膝に無理なく乗れるボードに変えてきましたが、今はちょっとヒザが危機的な感じがしています。
まあ、のんびりと今後も続けられるように無理をしないようにサーフィンをしたいと思います。
もう私は55歳。サーフィンも下り坂です。
でも、膝の痛みも、それを克服するための努力や工夫も、楽しめば良いのだなと思います。
NHKの番組で自転車旅をしている俳優の火野正平の名言があります。
「人生下り坂最高」
自転車もサーフィンも急斜面を降りる時が一番最高でしょ。
下り坂を楽しもう。

今度の3連休はお祭り状態でしょうか。
私は3日とも仕事と用事ですけど、混む時は入りたくないですから良いんですけど・・・。
とは言いつつも隙を狙ってまして・・・今日は夏の間にベタベタになったワックスを落としました。

今やメインボードとして快適に乗れているDocですが、当初は期待した速度が得られませんでした。
ボトムはシングル・ダブルをベースにしてテール部分にチャンネルを掘り、「速さ」を追求したデザインでしたので相当に速いだろうと予想していました。
しかし、意外な事に当初は遅く感じました。現在はシングルフィンの乗り方がわかってきたことで改善されましたがそれでもAviso JJ Rocketfishと比べるとスピード感が甘く感じます。

改めてAviso JJ Rocketfishをじっくり見ました。
このボードはオリジナルのシェープから少なくとも20年以上経っているデザインだと思います。
JJがRustyに勤めていた頃からシェイプしていたデザイン。
このボード、いろんな人に見てもらったり乗ってもらったりしたのですが、
反応は様々。一気に惚れ込んで買ってしまったcharさんのような人もいますが、
試乗しても興味を示さない方も多いのです。
多分、それは思いの外、特徴がない乗り味だからかもしれません。
フィッシュのようですがレトロフィッシュのような乗り味でもなく、
パフォーマンス系ショートボードと比べると乗り味がマイルド。
先鋭的な「クセ」の部分がないので特徴がつかめない。驚くような部分がないのですね。
でも私はそこに驚きました。速いのに安定している、長いボードなのに回転性が良い。万能過ぎて特徴がわかりにくいのです。
ボードのディテールをチェックしても深いコンケーブは見当たらず、初心者用のフラットボトムのようです。
でも、それは見た目なのです。
ストリンガーの無い黒いボードなのでボトム形状がわかりづらいのに加え、普通のボードに多いシングル・ダブルのコンケーブとはかなり異なったボトム形状なのです。

ノーズから30cmはフラットですが、そこからうっすらとV気味にコンベックスしてきます。
一見するとごく浅いダブルコンケーブのようにも見えますがVを頂点としたコンベックスです。これがボードの真ん中あたりまで続いています。
最近は古いデザインであるディスプレースメントハルの「速さ」に注目したカリフォルニアのシェーパーがノーズにコンベックスを採用して「速い」ボードを作ろうという試みを始めていますが、JJは多分、このような古いデザインを習慣的に使ってきたのかもしれません。

真ん中から後方は今時のダブルコンケーブですが、中央はVぎみに盛り上がっているというボトムデザイン。
最近、速さと乗りやすさをブレンドした最新のシェープとして登場しつつあるハル・エッグのボトム形状に近いものかと想像できます。
ひょっとしたらこのボトムがこのボードのキモなのかもしれません。
アウトラインはテイクオフが早い幅広ノーズですが、レトロフィシュと比べると厚みがないのでテイクオフの早さは劇的ではありません。その代わり薄目のノーズと絞られたテール、そして中央までコンベックスしているボトムが軽い回転性を生んでいるのだと思います。
ただ、5'9"ならショートボード的に乗れますが、この6'2"はかなりの幅広なので、ショートボード的なワイドスタンスでは浮力を押さえるのが大変です。ミッドレングス的なクローズドスタンスで乗らないと膝に負担がかかります。
ただ、中空構造なのでショックを吸収して基本的には普通のボードよりヒザには優しいボードです。

ボトムを足で踏むと3~4cmは沈みこみ驚きます。でもカーボン複合材の反発力で一瞬で元に戻ります。
これが加速力を生み出すと同時にショックアブソーバーになって振動を吸収してくれるのでヒザは楽なのです。
でも、短いボードに乗ると鋭角にターンしたりリップに当てたりしたくなるのでヒザに負担を掛けてしまいがちになるのです。
そこで、もう少しシングルフィンでクローズドスタンスの乗り方に慣れてから、またAviso JJに戻ろうかなと思っています。
ヒザが良くなるかどうか判りませんがね。

5年前までは5'10のパフォーマンスショートに乗っていて、この頃はどんな波でもリッピング。
ある意味でピークでしたね。(遠い目)
しかしこの頃からヒザが痛くなり、ヒザに負担がかかるショートボードの乗り方ができなくなってきました。
だんだんと膝に無理なく乗れるボードに変えてきましたが、今はちょっとヒザが危機的な感じがしています。
まあ、のんびりと今後も続けられるように無理をしないようにサーフィンをしたいと思います。
もう私は55歳。サーフィンも下り坂です。
でも、膝の痛みも、それを克服するための努力や工夫も、楽しめば良いのだなと思います。
NHKの番組で自転車旅をしている俳優の火野正平の名言があります。
「人生下り坂最高」
自転車もサーフィンも急斜面を降りる時が一番最高でしょ。
下り坂を楽しもう。
SURF 遠州灘 5月13日(火)
SURF 駿河湾内 5月4日(日) Golden Week
SURF 駿河湾内 4月24日(木)・25日(金) べらぼう展
SURF 下田白浜 4月17日(木)
SURF 駿河湾内 4月14日(月)
SURF 駿河湾内 4月7日(月)
SURF 駿河湾内 5月4日(日) Golden Week
SURF 駿河湾内 4月24日(木)・25日(金) べらぼう展
SURF 下田白浜 4月17日(木)
SURF 駿河湾内 4月14日(月)
SURF 駿河湾内 4月7日(月)
Posted by エディ タチカワ at 22:06│Comments(2)
│サーフィン
この記事へのコメント
前回外したので
リベンジ酒井港してきます。(笑)
リベンジ酒井港してきます。(笑)
Posted by プンプコ at 2013年09月13日 10:01
プンプコさん
日・月はかなりbigになりそうですね。
日曜は東風ビュービューにならないことを祈ります。
狙い目は月曜の台風通過直後ですかね。
私は某施設の14時間勤務ですけど(T_T)
日・月はかなりbigになりそうですね。
日曜は東風ビュービューにならないことを祈ります。
狙い目は月曜の台風通過直後ですかね。
私は某施設の14時間勤務ですけど(T_T)
Posted by エディ タチカワ
at 2013年09月13日 17:27
