2013年12月06日

ニライカナイの島 その7

今回の旅で予定していなかったのに行って良かった場所がありました。
沖縄といえば、

ニライカナイの島 その7

建物の門や屋根にいるシーサーです。

妻の所にシーサーを買ってきてという連絡が来たので、

ニライカナイの島 その7

読谷村にあるやちむんの里に行ってみました。
やちむんとは沖縄独特の焼き物。400年の歴史があるそうです。

観光ガイドには必ず載っている場所なので、テーマパークのような場所だと思っていましたが、

ニライカナイの島 その7

とても静かで、沖縄を代表するような陶芸作家の工房が集まっている地域でした。

ニライカナイの島 その7

赤瓦の立派な登り窯。

ニライカナイの島 その7

もちろん売店があっていろんな作家さんの作品を買い求めることができます。
どれも良い色合いの素晴らしい食器類。
つい欲しくなりますが、家には使いきれないほどの食器があるので諦めました。
2年前、実家に引っ越してきた際、食器棚2台分の食器類を処分したばかりですから。

ニライカナイの島 その7

お目当てのシーサーもいっぱいありました。
国際通りのお土産やにたくさん並んでいるシーサーは
型おこしで作った量産品。
ここにあるものは作家さんが1体1体手作りで作ったものなので、
ひとつとして同じ顔の物がありません。
じっくり見ていくうちに、何故かとても愛おしいもののように思えるようになりました。

ニライカナイの島 その7

シーサーは悪霊を追い払う魔除けです。
起源はエジプトのスフィンクスや中国の石獅、日本の狛犬などと同じだそうです。

お土産物屋のシーサーには全然興味を持たなかったのですが、
作家さんの手作りのシーサーの表情を見ていると、生きているような、魂が宿っているような、そんな感じがして、
何故かかわいくて、ペットの猫に感じるような暖かな心もちが生まれてきました。

静かで、本物の焼き物職人たちの真剣な空気の満ちているやちむんの里
そこにいるシーサー達には魂(マブヤー)が宿っているのでしょう。


追伸: 沖縄の地域ヒーロー 琉神マブヤーの主人公カナイは、ここやちむんの里で焼き物作りの修行に励む青年という設定で、ロケもここで行われているのですよ。


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Posted by エディ タチカワ at 22:11│Comments(2)沖縄
この記事へのコメント
工房好きにはたまらない場所ですよ!(笑)

今までは量産品のシーサーしか見たことが無かったけど
職人さんがひとつひとつ丁寧に作ってくれるシーサーは
私もきっと見入っちゃうと思います。


それにしてもリュウジンマブヤー君、焼き物作りの修行青年だったとは?(爆)
貼ってあったリンク、興味深く見ちゃいました(笑)
Posted by じゃすみんじゃすみん at 2013年12月07日 13:39
じゃすみんさん

今年もいっぱい さんぴん茶 飲んできましたよ。
やちむんの里、想像していたのと違って、とても良かったです。
職人さんの手作りのシーサー、実はびっくりするほどお値打ち価格。
職人さんの日当にもならないじゃんと思うくらいの値段で立派で個性的なシーサーが並んでいました。シーサーは美術品や装飾品ではなく、一般家庭に必ずある家の魔除けという生活に欠かせない必需品という考えだからなのでしょう。だから有名な作家さんの作品でも日用品の価格なのだと思います。

琉神マブヤーはハマりますよ。設定が興味深い。関わっているスタッフがもの凄い。オール沖縄で盛り上がってる感じがすばらしいです。
そうだ、マブヤーのDVDを観ながら泡盛を呑む会というのをやりましょうか。
Posted by エディ タチカワエディ タチカワ at 2013年12月07日 23:24
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