2016年12月11日
Live life on the edge.
今月前半は忙しく、今日の日曜日、久々の日曜休みでしたので家でのんびりしました。
菊川のノルディックの翌日から妻がコーディネイトに動いている東京の旅行社の『東海道五十三次ウォーキングツアー』のお手伝いで薩埵峠を何度か越えて歩きました。

これが意外と楽しかったのです。
ウォーキングのインストラクターの仕事ですが、名所旧跡について東京から来ているツアー客の皆さんに質問されて答えられないのも地元民としては癪なので、徹底して調べて勉強しました。これも意外と興味深い史実を知ることができて面白かったのです。
先週の雨風が強い日は観光ガイド不在のため、ガイドさんの代わりに説明をしたのですが、ベテランの添乗員さんから「ガイドよりも話の伝え方が上手い」と褒めていただきました。荒天や騒音の中でお客さんに的確に指示を出さなくてはならない登山ガイドやダイビングガイドの経験が活きました。

それが会社にも伝わったようで、このまま立川夫妻に京都までウォーキングのガイドを続けてほしいという依頼まで来てしまいました。
行ってみたい気もやまやまですが、今のペースで暮らしたいので現在の仕事の量を減らさないと無理ですね。
さて、そんな日々ですし、このところ波も立たないのでサーフィンはしばらく行っていませんが、着々と次の準備は進んでいます。
1週間前にフォローしているインスタグラムにこんな写真が載りました。


サンディエゴのFURROW Surf Craftのインスタなのですが、Custom for Eddieって書いてありますね。
そうなんです。オーダーしたのはこの私。
2本目のエッジボードです。

ハワイで買ってきて10月に届き乗り始めたマニー・カロのエッジボード。
これに最初に乗った日からそのスピードと乗り味に驚いてしまったのです。
本当はこの非常に珍しいボードを見つけた時は「これをハワイで買って試し乗りしてからでも日本でオークションにかけたら高く売れて儲かるし」という気持ちで買っちゃったんですよ。
ところが乗れば乗るほど今までにないスピードと乗り味にすっかりハマってしまい、4日後にはもう一本オーダーすることにしたのです。
一時は持っている全てのサーフボードをエッジボードに全取っ換えしたいと思ったほどです。
ただし、マニー・カロにオーダーしたらまた1年以上待たなくてはなりません。
他のシェイパーもエッジボードを作り始めていますが、やはりマニーに一日の長があると感じます。
何故ならマニーもグリノーのテンプレートで試作して乗ってみたものの上手く機能せず、一度はこのデザインを断念するつもりだったようなのです。ところが周りから研究を続けてと頼まれてシェイプを続け、現在の素晴らしいボードに仕上げてきました。(マニーはエッジボードの開発に没頭していたため、私のスタビーが1年4か月もかかったのかもしれませんね)
そのノウハウを持っているシェイパーはやはりマニーだけと思うのですが・・・いるんですもう一人。
マニーの奥様のクリスティーン・カロです。

専門誌『Blue.』の6月号でも紹介されている新進気鋭の女性シェイパーです。
夫婦仲は良さそうなので(笑)絶対にエッジボードのノウハウを知っているはず。
私がオーダーしたモデルは大きい波に対応できるようにグリノーテンプレートよりもやや幅を絞ってスカッシュテールにしたクリスティーンのオリジナルテンプレートのStubbie Squash。

ボックスのシングルフィンで旅用に使えるボードを想定しています。
先日から乗っているマニー・カロのスーパースタビーはオンフィンなので飛行機に載せられませんから。


多分、クリスティーンにとってもStubbie Squashのエッジボード化は初めての試みだと思います。
初号機の出来上がりが楽しみです。
それにしても10月末にオーダーの仕様が確定して1か月ちょっとでシェイプまで進むとは思いもよらずでした。
マニーのように1年4か月も待たされると乗りたいボードが変わってしまいますからね。
冬のトリップに間に合ってくれるといいなと思います。
さて、今日のタイトルの『Live life on the edge』とは、もちろんedge boardにかけてのタイトルなんですが、
「ワクワクするような人生を生きよう」って意味かな、良い方に捉えれば・・・。
菊川のノルディックの翌日から妻がコーディネイトに動いている東京の旅行社の『東海道五十三次ウォーキングツアー』のお手伝いで薩埵峠を何度か越えて歩きました。

これが意外と楽しかったのです。
ウォーキングのインストラクターの仕事ですが、名所旧跡について東京から来ているツアー客の皆さんに質問されて答えられないのも地元民としては癪なので、徹底して調べて勉強しました。これも意外と興味深い史実を知ることができて面白かったのです。
先週の雨風が強い日は観光ガイド不在のため、ガイドさんの代わりに説明をしたのですが、ベテランの添乗員さんから「ガイドよりも話の伝え方が上手い」と褒めていただきました。荒天や騒音の中でお客さんに的確に指示を出さなくてはならない登山ガイドやダイビングガイドの経験が活きました。

それが会社にも伝わったようで、このまま立川夫妻に京都までウォーキングのガイドを続けてほしいという依頼まで来てしまいました。
行ってみたい気もやまやまですが、今のペースで暮らしたいので現在の仕事の量を減らさないと無理ですね。
さて、そんな日々ですし、このところ波も立たないのでサーフィンはしばらく行っていませんが、着々と次の準備は進んでいます。
1週間前にフォローしているインスタグラムにこんな写真が載りました。


サンディエゴのFURROW Surf Craftのインスタなのですが、Custom for Eddieって書いてありますね。
そうなんです。オーダーしたのはこの私。
2本目のエッジボードです。

ハワイで買ってきて10月に届き乗り始めたマニー・カロのエッジボード。
これに最初に乗った日からそのスピードと乗り味に驚いてしまったのです。
本当はこの非常に珍しいボードを見つけた時は「これをハワイで買って試し乗りしてからでも日本でオークションにかけたら高く売れて儲かるし」という気持ちで買っちゃったんですよ。
ところが乗れば乗るほど今までにないスピードと乗り味にすっかりハマってしまい、4日後にはもう一本オーダーすることにしたのです。
一時は持っている全てのサーフボードをエッジボードに全取っ換えしたいと思ったほどです。
ただし、マニー・カロにオーダーしたらまた1年以上待たなくてはなりません。
他のシェイパーもエッジボードを作り始めていますが、やはりマニーに一日の長があると感じます。
何故ならマニーもグリノーのテンプレートで試作して乗ってみたものの上手く機能せず、一度はこのデザインを断念するつもりだったようなのです。ところが周りから研究を続けてと頼まれてシェイプを続け、現在の素晴らしいボードに仕上げてきました。(マニーはエッジボードの開発に没頭していたため、私のスタビーが1年4か月もかかったのかもしれませんね)
そのノウハウを持っているシェイパーはやはりマニーだけと思うのですが・・・いるんですもう一人。
マニーの奥様のクリスティーン・カロです。

専門誌『Blue.』の6月号でも紹介されている新進気鋭の女性シェイパーです。
夫婦仲は良さそうなので(笑)絶対にエッジボードのノウハウを知っているはず。
私がオーダーしたモデルは大きい波に対応できるようにグリノーテンプレートよりもやや幅を絞ってスカッシュテールにしたクリスティーンのオリジナルテンプレートのStubbie Squash。

ボックスのシングルフィンで旅用に使えるボードを想定しています。
先日から乗っているマニー・カロのスーパースタビーはオンフィンなので飛行機に載せられませんから。


多分、クリスティーンにとってもStubbie Squashのエッジボード化は初めての試みだと思います。
初号機の出来上がりが楽しみです。
それにしても10月末にオーダーの仕様が確定して1か月ちょっとでシェイプまで進むとは思いもよらずでした。
マニーのように1年4か月も待たされると乗りたいボードが変わってしまいますからね。
冬のトリップに間に合ってくれるといいなと思います。
さて、今日のタイトルの『Live life on the edge』とは、もちろんedge boardにかけてのタイトルなんですが、
「ワクワクするような人生を生きよう」って意味かな、良い方に捉えれば・・・。
SURF 遠州灘 5月13日(火)
SURF 駿河湾内 5月4日(日) Golden Week
SURF 駿河湾内 4月24日(木)・25日(金) べらぼう展
SURF 下田白浜 4月17日(木)
SURF 駿河湾内 4月14日(月)
SURF 駿河湾内 4月7日(月)
SURF 駿河湾内 5月4日(日) Golden Week
SURF 駿河湾内 4月24日(木)・25日(金) べらぼう展
SURF 下田白浜 4月17日(木)
SURF 駿河湾内 4月14日(月)
SURF 駿河湾内 4月7日(月)
この記事へのコメント
ファローのエッジ、めちゃくちゃ楽しみですね!
エディさんが、俺が妄想していたことを具現化してくれているので、助かってます(笑)
って、あんなに騒いでたくせに、まだ一度もエッジボードに乗ってない自分が言うのも変ですね。
妄想していた事を体験できる可能性が高いっていうだけで、とてもハッピーな気分です!
ありがとうございます!
っていうのも変ですね(笑)
エディさんが、俺が妄想していたことを具現化してくれているので、助かってます(笑)
って、あんなに騒いでたくせに、まだ一度もエッジボードに乗ってない自分が言うのも変ですね。
妄想していた事を体験できる可能性が高いっていうだけで、とてもハッピーな気分です!
ありがとうございます!
っていうのも変ですね(笑)
Posted by Char at 2016年12月11日 22:12
やっぱりそうですよね~
これだけボトムに引っ掛かり構造作ってしまうと一筋縄ではいかないと思ていましたw
ハルボトムですらちょっとの違いで違いがもろに出てしまうので、僕はハルに特化していければ、面白いシェーパーかな~なんて思っています~
今度、エッジ乗らせてくださいw
これだけボトムに引っ掛かり構造作ってしまうと一筋縄ではいかないと思ていましたw
ハルボトムですらちょっとの違いで違いがもろに出てしまうので、僕はハルに特化していければ、面白いシェーパーかな~なんて思っています~
今度、エッジ乗らせてくださいw
Posted by verde at 2016年12月12日 11:54
Char
返事が遅くなりました。すまん。
私は元々エッジボードなんか機能しないだろうと否定的でCharと意見が違ってましたよね。それが実際に乗ってみたらビックリでハマりました。
それ以来何故エッジボードが速いのか、緩斜面やスープの中でもスピードが落ちないのか不思議でいろんな資料や流体力学や造船工学の本を読み漁っているんですが納得できていません。だからますます深みにハマっていくんでしょう。キーワードは『水中ハイドロフォイル』だと思いますが、グリノーは天才かどうかはわかりませんが凡人ではないことだけは確信できました。
返事が遅くなりました。すまん。
私は元々エッジボードなんか機能しないだろうと否定的でCharと意見が違ってましたよね。それが実際に乗ってみたらビックリでハマりました。
それ以来何故エッジボードが速いのか、緩斜面やスープの中でもスピードが落ちないのか不思議でいろんな資料や流体力学や造船工学の本を読み漁っているんですが納得できていません。だからますます深みにハマっていくんでしょう。キーワードは『水中ハイドロフォイル』だと思いますが、グリノーは天才かどうかはわかりませんが凡人ではないことだけは確信できました。
Posted by エディ タチカワ
at 2016年12月13日 11:18

verdeさん
そうなんですよね。
乗って気づいたのはあの形状でも全く引っかからないこと。
サーフボードは横へは進みませんからエッジが引っかかることはないんですね。
スピードが落ちない理由を考えましたが、グリノーの発想は『水中ハイドロフォイル』なんです。
我々凡人はサーフボードは水面を滑るものと考えますよね。
グリノーは水面より1cm潜ればそこは水中だと考えて水中を如何に滑らせるのか発想したのだと思います。
イルカの水中映像を撮っていた頃から他のシェイパーとは違う着眼点が生まれたのではないかと思います。
そうなんですよね。
乗って気づいたのはあの形状でも全く引っかからないこと。
サーフボードは横へは進みませんからエッジが引っかかることはないんですね。
スピードが落ちない理由を考えましたが、グリノーの発想は『水中ハイドロフォイル』なんです。
我々凡人はサーフボードは水面を滑るものと考えますよね。
グリノーは水面より1cm潜ればそこは水中だと考えて水中を如何に滑らせるのか発想したのだと思います。
イルカの水中映像を撮っていた頃から他のシェイパーとは違う着眼点が生まれたのではないかと思います。
Posted by エディ タチカワ
at 2016年12月13日 11:32

なるほどですね!水中ハイドロ
僕のハルボトムの解釈と同じですね!
ハルボトムもエッジボードもサーフボードへの考案者はグリノー博士
自称フィッシャーマン流石です。これを1960年代すでにやっていたというのが、凄すぎですね!
僕のハルボトムの解釈と同じですね!
ハルボトムもエッジボードもサーフボードへの考案者はグリノー博士
自称フィッシャーマン流石です。これを1960年代すでにやっていたというのが、凄すぎですね!
Posted by verde at 2016年12月14日 11:03
なるほどですね!水中ハイドロ
僕のハルボトムの解釈と同じですね!
ハルボトムもエッジボードもサーフボードへの考案者はグリノー博士
自称フィッシャーマン流石です。これを1960年代すでにやっていたというのが、凄すぎですね!
僕のハルボトムの解釈と同じですね!
ハルボトムもエッジボードもサーフボードへの考案者はグリノー博士
自称フィッシャーマン流石です。これを1960年代すでにやっていたというのが、凄すぎですね!
Posted by verde at 2016年12月14日 11:04