2007年06月10日

ホクレア 2

ホクレア 2右の写真は2004年に発行されたホクレアについて特別編集のTarzanです。
発行された当時、このような企画をした出版社があることに驚きつつ急いで買いに行きました。
わたしはかなり前からこの船に興味を持っていました。
だから焼津に寄港できなかったのはとても残念でした。

ホクレアは1976年に完成した古代ポリネシアの外洋カヌーの復元船です。この船がその後の南太平洋の文化に多大な影響を与えたことは以前書きました。

私がホクレアの存在を初めて知ったのは1979年、小説によってでした。
その年に発刊された片岡義男の小説「波乗りの島」です。ハードカバーの本で、翌1980年には文庫本も出ました。6つの話があるのですが、その中の1話は1978年のホクレアの航海で起きたエディ・アイカウの遭難死の事件を元に小説化した物語でした。この小説にはハワイのサーファーの魂とハワイの美しさが見事に描かれていて何度も読み返しました。いつも本棚の一番目立つ場所に置いてあったこの本もいつしか何処かへ行ってしまいましたが、この本から受けた影響が後自分の人生に大きな影響を与えました。

昨日、この本が残っていないか母の家で荷物の片づけをしてみました。本は既に処分してしまったようでとても残念ですが、代わりにこの写真を発見しました。80年代の初め頃撮った写真です。

ずっとこの船のことに興味を持っていたある日NHK教育テレビの番組欄にホクレアの名前を見つけました。76年のホクレアの第一回航海のドキュメンタリー番組でした。当時はまだビデオが普及していませんでしたのでテレビに向かって写真を撮りました。
ホクレア 2ホクレア 2
ホクレア 2ホクレア 2
ホクレア 2ホクレア 2
そんな小説やテレビの中の伝説のような存在が20年の歳月を経て、自分のすぐそばの町までやって来たということが信じられないような気持ちです。


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Posted by エディ タチカワ at 17:07│Comments(2)ハワイ
この記事へのコメント
大自然を相手に夢のような、生き方に感動です。
趣味も生きがいに、なるまで、には、、大変な努力が必要
と思っていますから。
Posted by ひまわり at 2007年06月11日 11:59
ひまわりさん、こんにちわ。
趣味も人に勧められてとかじゃなく、
憧れて始めたものならば、次々に追いかけたい夢が広がってくると思います。
夢はイマジネーションを働かせて自ら作り出すものだと思います。
「好き」という気持ちが全てですかね。
あとは、これが自分のアイデンティティーだと思い込むことでしょうか。

ホクレアの航海も当初の目的であるタヒチ→ハワイの実証実験だけで終わらず、30年近く多くの人が携わり、様々な場所で多くの人に影響を与えました。これからもどんどん夢の航海が続くんだと思います。夢は尽きない物だと思います。
Posted by エディ at 2007年06月11日 19:24
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