2018年02月02日

ベトナム ダナントリップ2018 その2

トリップ3日目(2月1日)
今朝起きて部屋から海をチェックすると、波は再び大きくなりほぼクローズ。

ベトナム ダナントリップ2018 その2

昨日の経験から無理して入ることもないなと判断して今日はサーフィンはやめてのんびり過ごすことに。
朝食後の散歩に出たら、日本人と思われるサーファー4人組が海に入っていくところでした。

ベトナム ダナントリップ2018 その2

CHU HOTELの正面メインポイントは強いリップカレントがあってそこだけ波が立たないチャンネルになっているのです。
しかし、エントリーするやいなや南(右方向)へあっという間に流されクローズセットの真っ白なスープの中に運ばれて行ってしまいました。何度も岸へ戻りエントリーしなおして何本か乗っていましたが、アウトに出る前に波に捕まってしまうとそのまま流され入り直しという状況でしたので今日は入らずに正解でした。

ベトナム ダナントリップ2018 その2

そうそう、昨日書き忘れたのですが、ベトナム航空・全日空・日本航空はボードチャージがかかるとのことです。
私が利用したベトナム航空は縦+横+高さの長さの合計が277cmまでが120ドル、それを超えると175ドルかかります。
私の場合、5'11のボードにたっぷりの梱包材で巻いて6'7のFCSの10ミリ厚保護材入りのファンボード用エクスプローラーケースに入れました。
ボードケースの3辺を計測したらギリギリ277cmだったのです。これでは厳密に計測されて277cmをオーバーしていると言われかねないので上の写真のように余っているノーズ部分を折り曲げてテープで止めて全長を短くしました。チェックインカウンターでは係員がメジャーで厳密に計測していました。
ちなみにこのサイズ内でもボードケースに2本入れた場合は2倍、3枚入れたら3倍の料金になるとカウンターで言われました。上記の航空会社を利用される方はご注意ください。
今回はベトナム航空と全日空の記念キャンペーンで航空運賃が安かったのとボードは1枚で充分だと思ったこと、乗継便は避けたかったことでベトナム航空を利用しましたが、ボードを2枚持ちたい方で時間の余裕があるならばキャセイ航空の香港乗継ならばボードチャージがかからないようですし、LCCのジェットスターを乗り継ぐという方法も良いかと思います。

あと、成田空港のセキュリティですが、ベルトのバックルが金属探知機に引っかかるのを避けるため、私はプラスチック製のバックルが付いたゴルフ用のベルトをしています。ところが今回、引っかかったんですね、プラスチックのバックルが。最新の装置は金属でなくても数ミリの厚みのある物体を探知できるようです。ポケットに入っているティッシュも探知できるみたいです。注意してください。

ベトナム ダナントリップ2018 その2

上の写真は昨日紹介できなかったダナンの空港です。まだピカピカの現代的な建築でした。

ベトナム ダナントリップ2018 その2

ホテルへ向かう道はこんな感じでした。
主要道路は広くて整備されています。車はトヨタを中心とした日本メーカーながら日本では走っていないアジアンカーや韓国車が多いですね。バイクもインドネシア等でよく見かけるホンダのアジアンバイクが非常に多いです。

交通マナーはインドネシアやフィリピン、スリランカなどよりは穏やかですが、やっぱり歩行者優先ではありません。横断歩道に立っても誰も止まってはくれません。

ベトナム ダナントリップ2018 その2

そのためか、CHU HOTEL前のHOLIDAY BEACH HOTELが昨年自前の地下道を建設しました。

ベトナム ダナントリップ2018 その2

観光客のためのものなので中はたいへんきれいに作られていました。
これで道路横断がとても安全になりました。こんなに積極的に使おうという気になる地下道も珍しいかもです(笑)

ベトナム ダナントリップ2018 その2

海岸側の歩道から渡ってきた道の向こうに見える真ん中の小さな白いホテルがCHU HOTELです。
左手前の建築中の建物はHOLIDAY BEACHの新館です。これのおかげでCHU HOTELの景観が損なわれたのですが、地下道を作ってくれたから良しとしなくてはいけませんね。

午後になって初めて太陽が顔を出しました。

ベトナム ダナントリップ2018 その2

これはHOLIDAY BEACHのビーチバー。

ベトナム ダナントリップ2018 その2

北(海に向かって左側)を見ると、海岸沿いに高層ホテルがたくさん見えます。

ベトナム ダナントリップ2018 その2
ベトナム ダナントリップ2018 その2
ベトナム ダナントリップ2018 その2
ベトナム ダナントリップ2018 その2

私が小学生だった1960年代、テレビでは連日ベトナム戦争の悲惨な報道が流れていました。
北爆、テト攻勢、ソンミ村虐殺事件、そしてサイゴン陥落。世界最大の軍事力と経済力を誇るアメリカがアジアの小国ベトナムに敗北した衝撃的な事実。それらの報道をリアルタイムで見聞きしてきた私の世代にとってベトナムの街並みのイメージは映画『地獄の黙示録』や『プラトーン』で描かれていた街並みなのです。
ベトナム戦争に勝利した解放戦線と共産党は社会主義国家を作りましたが経済復興は失敗して低迷。その後、改革開放路線『ドイモイ』に路線変更して成果を挙げたとは聞いていましたが、共産党の一党独裁は今でも続いている社会主義国家です。
ですから、目の前に広がるハワイのワイキキのような風景はたいへんな驚きでした。

今ではアメリカとも国交が回復していますが、ビーチバーから流れてくる音楽はアメリカン・トップ40です。でも私と同世代のベトナム人は爆弾が降り注ぐ中を逃げ、明日は戦場に立たなくてはならないかもしれない人たちです。ベトナムは急速に変わっているんだなと印象付けられました。

2016年のアジアの経済成長率ランキングを見ると、2位インド、6位中国、に続く8位ベトナムなんですね。成長率は6.7%です。活気があるのは当然かもしれませんが、それにしてもミーケビーチ周辺の高層ビルの半数は現在建築中です。こんなにどこもかしこも建築中という街は初めて見ました。
ちなみに我が日本はというとアジア25ケ国中21位の1.03%です。アベノミクスで景気が良くなったなんて言ってますが、アジアの元気さと比べると依然として一人負けの状態ではないでしょうか。

ベトナム ダナントリップ2018 その2

さて、太陽が出てくると、白人の水着のオネエさんが現れてビーチリゾートらしい風景になってきました。
この写真に写っている大きな籠のようなものがビーチのあちこちにあるので覗いてみたら、

ベトナム ダナントリップ2018 その2

漁師さんの網が積んでありました。竹のようなもので編んだ大きな籠なのですが、タールのようなもので防水処理してあり、これを海に浮かべて網を降ろして魚を捕る船のようなもののようです。

ベトナム ダナントリップ2018 その2

流行りのファットバイクでツーリング中の白人も。
ビーチの観光客は中国系が多いようですが、国際色豊かでした。

ダナントリップ その3につづく


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