2010年07月12日
トモカレ本栖湖・烏帽子岳ハイキング
トゥモローカレッジ チャレンジ・ザ・富士登山。
講座のオプションハイキングも3回目。当初の計画ではハイキングは2回でしたが、今回はメンバーのリクエストで急遽決定しました。
本番の富士登山が近づいてきて、これが最後の試行登山となります。
今回の目的地は本栖湖と精進湖の間に聳える烏帽子岳でした。
今回は本番を想定して10人乗りのワゴン車でワイワイと出掛けました。

湖畔で軽くストレッチをして準備しました。
先ずは足慣らしのため湖畔に沿って伸びている東海自然歩道を歩きました。
トモカレハイキングは山に登ぼって頂上に立つことが目的ではなく、富士登山本番に向けてシュミレーションすることで本番にどんな対策をすれば良いのかを皆さんそれぞれに考えていただくことなのです。

本栖湖畔にこのような溶岩帯の樹海があるとは知りませんでした。
ここは青木ヶ原樹海と同じような景観です。

30分ほどで烏帽子岳の登り口に到着しました。ここからは頂上までずっと登りが続きます。

外気温19度とかなり涼しいはずなのですが、湿度も高いので汗が噴き出してきました。
富士登山のコツは、できるだけ汗をかかないような、できるだけ息がハアハアしないような歩き方をすることなのです。
落ち着いた呼吸で酸素を充分に体に取り込むことができれば血中酸素飽和度を高く保つことができ、医学的に見ても高山病の心配はほとんどありません。

かなりスローなペースで登っているようですが、確実に歩んでいるので、道標の所要時間とほぼ同じ1時間ほどで烏帽子岳山頂に到達しました。

登山は「ウサギとカメ」と同じで、疲れない様に汗をかかないようにゆっくりと一定のペースで歩いた方が結果として速く到達できるのです。

さて、今日はもう少し上のパノラマ台まで行く予定でしたが、天気予報では雨が確実に降る予測が出ていたうえ、富士山にも雲が掛かり展望も良くないので烏帽子岳を最終地点にしました。
頂上の楽しみはお昼のお弁当です。

お弁当を食べていたら、部分的ではありますが、富士山が見えました。
左の裾野に小さなコブのようなものがありますが、これも宝永山のような富士山の寄生火山の噴火口のなごりなのです。
こうした噴火口から流れ出た溶岩で西湖と精進湖が分断され、青木ヶ原樹海となっている溶岩帯ができたのです。
さて、食事も終わり、下山準備をし、記念撮影をしようかと思っていたら、

パノラマ台方面から中高年の団体がやってきました。
団塊世代よりも上の世代で80歳代までいるようです。
凄いパワーで、怒涛の如く押し寄せました。・・・口も達者(@_@;)
小学校の遠足よりも賑やかでした(笑)
東京北区の新ハイキングクラブさんでした。

途中、団体さんに先に行ってもらい、我々はゆっくり下りました。

下りこそ転倒などの重大な事故が起きやすいのです。また、膝にかかる負担も大きいので、無理せずゆっくり下るのが得策です。
おかげで事故もなく下山できました。

やはり山やアウトドアの活動は、教室内での講義よりも、現場で身を持って体験するのが何よりの効果がありますね。
さて、今日はラッキーにも全く雨に降られず、時間も余裕がありました。
ぽとんさんの提案で、富士登山にはとても重要な場所に行くことになりました。

ここは溶岩洞窟の中です。
「人穴神社」に寄りました。
ここからは、ぽとん先生の案内です。神社の礼拝の仕方、修験者の除霊の方法などパワースポットマニア必見の講義。
静岡の民俗学研究の第一人者として知られる八木洋行先生直伝の(受け売りの)人穴の解説をしてくれました(笑)。
私はもうほとんど忘れてしまっていたんですが、ぽとんさんは知識をよく身につけています。
人穴のような溶岩洞穴は、富士山周辺にたくさんあります。その幾つかには「穴」ではなく「胎内」という名称が付けられています。
江戸時代に盛んだった富士山信仰では、ここ「人穴」は富士登山の前に必ずお参りする特別な場所だったのです。
つまり、暗い洞窟に入る = 死の世界に入る(死んで無になること)
洞窟内でみそぎをすること = 母の「胎内」で新たな命を授かること
洞窟を出ること = 生まれ変わって新たな人生を歩み出すこと(富士山の頂上を目指して歩き始めること)

このように富士山信仰において極めて宗教的に重要な役割を持っている場所だと言えるのです。
そんな場所に、これから富士登山を目指す皆さんを連れてくることは大きな意義がありました。
さて、天候もラッキーで、有意義な1日となりましたが、お約束のココへ当然いきました。

人穴から5分も下れば朝霧のミルクランドです。

やはり、朝霧ミルクアイスを食べないといけません。
これで3回のハイキングと3回の教室の講義が終わり、講座もあと1回の講義で終わりです。
今回のハイキングでは、メンバー同士の会話も弾み、登山パーティを組むには良い雰囲気になってきたと思います。
本番の富士登山がますます楽しみになってきました。
講座のオプションハイキングも3回目。当初の計画ではハイキングは2回でしたが、今回はメンバーのリクエストで急遽決定しました。
本番の富士登山が近づいてきて、これが最後の試行登山となります。
今回の目的地は本栖湖と精進湖の間に聳える烏帽子岳でした。
今回は本番を想定して10人乗りのワゴン車でワイワイと出掛けました。

湖畔で軽くストレッチをして準備しました。
先ずは足慣らしのため湖畔に沿って伸びている東海自然歩道を歩きました。
トモカレハイキングは山に登ぼって頂上に立つことが目的ではなく、富士登山本番に向けてシュミレーションすることで本番にどんな対策をすれば良いのかを皆さんそれぞれに考えていただくことなのです。

本栖湖畔にこのような溶岩帯の樹海があるとは知りませんでした。
ここは青木ヶ原樹海と同じような景観です。

30分ほどで烏帽子岳の登り口に到着しました。ここからは頂上までずっと登りが続きます。

外気温19度とかなり涼しいはずなのですが、湿度も高いので汗が噴き出してきました。
富士登山のコツは、できるだけ汗をかかないような、できるだけ息がハアハアしないような歩き方をすることなのです。
落ち着いた呼吸で酸素を充分に体に取り込むことができれば血中酸素飽和度を高く保つことができ、医学的に見ても高山病の心配はほとんどありません。

かなりスローなペースで登っているようですが、確実に歩んでいるので、道標の所要時間とほぼ同じ1時間ほどで烏帽子岳山頂に到達しました。

登山は「ウサギとカメ」と同じで、疲れない様に汗をかかないようにゆっくりと一定のペースで歩いた方が結果として速く到達できるのです。

さて、今日はもう少し上のパノラマ台まで行く予定でしたが、天気予報では雨が確実に降る予測が出ていたうえ、富士山にも雲が掛かり展望も良くないので烏帽子岳を最終地点にしました。
頂上の楽しみはお昼のお弁当です。

お弁当を食べていたら、部分的ではありますが、富士山が見えました。
左の裾野に小さなコブのようなものがありますが、これも宝永山のような富士山の寄生火山の噴火口のなごりなのです。
こうした噴火口から流れ出た溶岩で西湖と精進湖が分断され、青木ヶ原樹海となっている溶岩帯ができたのです。
さて、食事も終わり、下山準備をし、記念撮影をしようかと思っていたら、

パノラマ台方面から中高年の団体がやってきました。
団塊世代よりも上の世代で80歳代までいるようです。
凄いパワーで、怒涛の如く押し寄せました。・・・口も達者(@_@;)
小学校の遠足よりも賑やかでした(笑)
東京北区の新ハイキングクラブさんでした。

途中、団体さんに先に行ってもらい、我々はゆっくり下りました。

下りこそ転倒などの重大な事故が起きやすいのです。また、膝にかかる負担も大きいので、無理せずゆっくり下るのが得策です。
おかげで事故もなく下山できました。

やはり山やアウトドアの活動は、教室内での講義よりも、現場で身を持って体験するのが何よりの効果がありますね。
さて、今日はラッキーにも全く雨に降られず、時間も余裕がありました。
ぽとんさんの提案で、富士登山にはとても重要な場所に行くことになりました。

ここは溶岩洞窟の中です。
「人穴神社」に寄りました。
ここからは、ぽとん先生の案内です。神社の礼拝の仕方、修験者の除霊の方法などパワースポットマニア必見の講義。
静岡の民俗学研究の第一人者として知られる八木洋行先生直伝の(受け売りの)人穴の解説をしてくれました(笑)。
私はもうほとんど忘れてしまっていたんですが、ぽとんさんは知識をよく身につけています。
人穴のような溶岩洞穴は、富士山周辺にたくさんあります。その幾つかには「穴」ではなく「胎内」という名称が付けられています。
江戸時代に盛んだった富士山信仰では、ここ「人穴」は富士登山の前に必ずお参りする特別な場所だったのです。
つまり、暗い洞窟に入る = 死の世界に入る(死んで無になること)
洞窟内でみそぎをすること = 母の「胎内」で新たな命を授かること
洞窟を出ること = 生まれ変わって新たな人生を歩み出すこと(富士山の頂上を目指して歩き始めること)

このように富士山信仰において極めて宗教的に重要な役割を持っている場所だと言えるのです。
そんな場所に、これから富士登山を目指す皆さんを連れてくることは大きな意義がありました。
さて、天候もラッキーで、有意義な1日となりましたが、お約束のココへ当然いきました。

人穴から5分も下れば朝霧のミルクランドです。

やはり、朝霧ミルクアイスを食べないといけません。
これで3回のハイキングと3回の教室の講義が終わり、講座もあと1回の講義で終わりです。
今回のハイキングでは、メンバー同士の会話も弾み、登山パーティを組むには良い雰囲気になってきたと思います。
本番の富士登山がますます楽しみになってきました。
『富士山の花と緑を探る』しずおかの文化講演会に行きました
トモカレ リユニオン@南アルプス県民の森
トモカレ同窓会@須走口 後編
トモカレ同窓会@須走口 前篇
八菜でリユニオン
続・超絶、ダイヤモンド富士
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トモカレ同窓会@須走口 後編
トモカレ同窓会@須走口 前篇
八菜でリユニオン
続・超絶、ダイヤモンド富士
Posted by エディ タチカワ at 00:00│Comments(4)
│富士登山
この記事へのコメント
午後からの雨心配をディランさんとしていましたが 降られずよかったですね。
人穴 水滴光って
ないですね(笑)
人穴 水滴光って

Posted by kai at 2010年07月12日 03:51
kaiさん
御心配ありがとうございます。
本当にラッキーでした。
洞窟の中は結界が張られているのでぽとん導師の除霊のおかげで何も写らなかったのだと思います。
ただ、結界の外の神社の境内はいろんなものが飛んでいる雰囲気なので、怖くて写真がとれませんでした。
kaiさんが行ったらビンビンに感じると思いますよ。
御心配ありがとうございます。
本当にラッキーでした。
洞窟の中は結界が張られているのでぽとん導師の除霊のおかげで何も写らなかったのだと思います。
ただ、結界の外の神社の境内はいろんなものが飛んでいる雰囲気なので、怖くて写真がとれませんでした。
kaiさんが行ったらビンビンに感じると思いますよ。
Posted by エディ タチカワ at 2010年07月12日 14:31
東京の昔の若者も凄いですね~!
鍋島村でモロちゃん相手に、往復車の移動・・・
とっても差をつけられたような気になりました(*-*)
でも、マイペースで参ります(笑)
鍋島村でモロちゃん相手に、往復車の移動・・・
とっても差をつけられたような気になりました(*-*)
でも、マイペースで参ります(笑)
Posted by 山ちゃん at 2010年07月12日 16:38
山ちゃん
東京の昔の若者たちはホントに凄かったです。
捕まったら最後、山を下りれないかと思いました(>_<)
今回も鍋島村と日が重なってしまって残念でした。
私も行きたかったんですよ。
まあ、皆さんの期待は私よりぽとんさんの方だとわかってますが・・・。
東京の昔の若者たちはホントに凄かったです。
捕まったら最後、山を下りれないかと思いました(>_<)
今回も鍋島村と日が重なってしまって残念でした。
私も行きたかったんですよ。
まあ、皆さんの期待は私よりぽとんさんの方だとわかってますが・・・。
Posted by エディ タチカワ at 2010年07月12日 18:27