2018年01月31日

ベトナム ダナントリップ2018 その1

一人旅の海外トリップは昨年1月のマレーシア チェラティンビーチ以来の1年ぶり。
昨年向こうで知り合ったトラベルサーファーから「今年もチェラティンにいるよ~」とメールが来ましたが、今年はベトナムと決めていました。
昨年もマレーシアにするかベトナムにするか悩んだのですが、MSWをチェックしていてベトナムの1~2月は一番寒い季節でオンショア・クローズの日も多いとわかりました。やはりトランクス1枚でサーフィンをしたいのでマレーシアを選んだのでした。
そして今年は、そろそろベトナムも人気デスティネーションになりつつあり、格安航空会社が参入してくると一気に混雑する場所になりかねないと思ったのでした。今のうちに行っておいた方が良さそうだなと決めました。

ベトナム ダナントリップ2018 その1

ベトナムでサーフィンといえば、中部のダナンの街です。
現地に移り住みサーフィンの情報を流していた元教師の森田さんのHPも以前よりチェックしていていつかは行ってみたいと思っていました。

ベトナム ダナントリップ2018 その1

今回は出発前日の29日土曜日の夕方に成田入りしました。
昨年同様前泊です。当日でもギリギリ間に合うのですが、この冬の時期、いつ雪が降って高速道路や鉄道がストップするかわからないためです。

ベトナム ダナントリップ2018 その1

今年は成田空港第2ターミナル横にあるカプセルホテル『ナインアワーズ』の早割4000円です。
4000円で飛行機に間に合わなくなるという不安が払拭されるなら安いものです。
出発ギリギリまで寝てられるのも嬉しいところです。

ベトナム ダナントリップ2018 その1

今回はネットでチケットやホテルの予約をしました。
きっかけは全日空のメールでした。全日空がベトナム航空と提携しコードシェア便を飛ばすことになり記念のセール価格になるとのお知らせでした。全日空が所属するアライアンスはスターアライアンス(ユナイテッドやルフトハンザ等)、一方のベトナム航空はスカイチーム(デルタやガルーダやチャイナ等)です。アライアンスを超えた提携もあるんですね。
さて、問題はマイレージをどこのカードに入れるかです。サーファーが多用しそうな航空会社はガルーダですよね。でも最近は格安チケットは通常マイレージの30%しかマイレージがつかなかったりしてなかなか貯まりません。そのうちに期限切れになっておしまいなんです。
そこで、デルタ航空のカードを使うことにしました。デルタはマイレージの期限が無いのです。いつかはコスタリカにも行きたいからマイルが貯めやすいかと。もしも貯まったらハワイにでも行きたいなと(笑)。

ベトナム ダナントリップ2018 その1

30日の午前10時発のダナン行きに搭乗しました。
隣のホーチミン行は最新型のB787。ダナン行きのA321が小さく見えます。
搭乗ゲートが閉まってから40分かかってようやく離陸しました。
成田は離陸待ちの飛行機で誘導路が渋滞しますからね。かなりのタイムロスです。

ベトナム ダナントリップ2018 その1

なななんと、座席にモニター画面がありません。
6時間ちょっとのフライトに映画が無しとは今時めずらしいですね。
おかげで世界遺産を見に行くというお隣のリッチなご婦人とお話しできました。
陶芸がご趣味で、どうやら東京のほかにオーストラリアにもお家があるみたいです。

フライトは順調で、エクスぺディアで予約した送迎車もちゃんと来ていました。
でも、運転手がホテルの場所を知らなくて、Google Mapで予習していた私が道を教えるというていたらくでした。

ベトナム ダナントリップ2018 その1

ホテルはサーフトリップ ワールドのツアーでも使われている『CHU HOTEL』です。
最近、目の前に巨大なホテルが建築されて海が見えにくくなったと聞いていたので、パーシャル・オーシャンビューのあるデラックスの部屋を予約してありました。やっぱり朝一部屋の窓から波をチェックできるのは有利ですから。

波は巨大でセット頭半、見た目乗れそうですがかなりパワフルなブレイクでサーファーは誰も入っていませんでした。

ベトナム ダナントリップ2018 その1

夕食はホテルのカフェで。
お洒落でまあまあリーズナブルなので地元の人や白人の観光客が利用していました。
初日なので無難なところで焼き飯と嬉しいたっぷり野菜サラダを頼みました。
タイガービールで一人で乾杯ですが、焼き飯もサラダも早速パクチーの洗礼を受けました。
私は苦手ではありませんが、パクチー苦手な人は多いので、ベトナムに来たら難問ですね(笑)

ベトナム ダナントリップ2018 その1

翌31日の朝。
風はゆるいオフショア。波もだいぶサイズダウンしてきました。
朝飯前の散歩に出ました。

ベトナム ダナントリップ2018 その1

朝から楽しそうな中国人観光客。

ベトナム ダナントリップ2018 その1

ダナンのサーフィンの中心ミーケ ビーチのメインポイントと言われているのが『Lion Sea Hotel』の正面です。
でもサーファーはまだ誰も入っていませんでした。
まだ頭オーバーのセットが炸裂していました。

ベトナム ダナントリップ2018 その1

夏には気温が40℃ちかくまで上がる猛暑のダナンなのですが、1月は一番寒い時期。
気温20度くらいで地元民はみな長袖防寒着に長ズボンなんですが、いるんですよね白人観光客で裸で泳ぐ人(笑)

ベトナム ダナントリップ2018 その1

ミーケ ビーチはまるでハワイのワイキキの一角であるかのように高層ホテルが並んでいるのですが、

ベトナム ダナントリップ2018 その1

実はその7割くらいはまだ営業前の建築中なのです。
そのため工事の音と埃がうっとおしいのです。

ベトナム ダナントリップ2018 その1

朝食はホテル代込みなのでホテルのカフェで。
食べていて、うっかり自分の舌を噛んでしまい出血。
何やってるんだろうね。痛いので当分の間辛いものは食べられそうもありません。

ベトナム ダナントリップ2018 その1

食後もビーチチェック。
だいぶ波が収まってきました。

ベトナム ダナントリップ2018 その1

そして、遂に第一波乗り人発見。

ベトナム ダナントリップ2018 その1

そしてロングボードの人も来て、出ようとしましたが、

ベトナム ダナントリップ2018 その1

インサイドの巻き巻き波に敢無くギブアップ。
観ていた私に「Strong!Strong!」と言い訳をしていましたが、御前崎の台風接近中みたいな波で、ショートボードでないと出られそうもない波でした。

ベトナム ダナントリップ2018 その1

インサイドはこんな感じでしたが、200m~300m沖のブレイクはパーフェクトな形なので入ることにしました。

ホテルに戻りボードのセットをしてビーチに出ました。
CHU HOTEL正面に白人のショートが2人だけ。
私は200mくらい右のアウトサイドブレイクを目指しました。
アウトに出るまで20発以上ダックダイブを強いられましたが、なんとか出られました。
セットは頭半くらいありました。ブレイクは水深で割れるのではなく、川のように流れる沖出しのリップカレントとぶつかって一挙に掘れ上がる波でした。爆発音のような大音響とともに崩れる波にビビりながら、ちょっと小さめを狙って乗りました。
インサイドまで乗ると沖に戻るのが大変なので、途中でプルアウトしましたが、それでも平均で頭・頭ちょいの100mライドとなりました。カットバックする暇もない高速ブレイクで自己記録的な速度が出ました。
50分で5本乗ったところで左の2人のサーファーもいなくなってしまったので恐くなって上がりました。
でも、大満足の初日となりました。もうお腹いっぱいです。

明日も安全第一でゆっくりやろう。

ダナントリップ その2につづく


同じカテゴリー(サーフィン)の記事画像
SURF 遠州灘 5月13日(火)
SURF 駿河湾内 5月4日(日) Golden Week
SURF 駿河湾内 4月24日(木)・25日(金) べらぼう展
SURF 下田白浜 4月17日(木)
SURF 駿河湾内 4月14日(月)
SURF 駿河湾内 4月7日(月)
同じカテゴリー(サーフィン)の記事
 SURF 遠州灘 5月13日(火) (2025-05-14 10:24)
 SURF 駿河湾内 5月4日(日) Golden Week (2025-05-04 20:45)
 SURF 駿河湾内 4月24日(木)・25日(金) べらぼう展 (2025-04-25 19:49)
 SURF 下田白浜 4月17日(木) (2025-04-19 09:48)
 SURF 駿河湾内 4月14日(月) (2025-04-14 20:06)
 SURF 駿河湾内 4月7日(月) (2025-04-07 21:48)

この記事へのコメント
こんにちわ、いつも楽しく拝見しています。 今回、板は何ですか?
Posted by 永嶋 at 2018年02月01日 16:24
永嶋さん

読んでいただきありがとうございます。
当初は小波を想定したfurrowの6'4"quadだったのですが、どのポイントでも競争相手は居ないのと、波が大きくなると予報が出ていたので一番短いマンダラの5'11エッジにしました。
浮力が小さくダックダイブが楽なのでアウトに出られました。
Posted by エディ タチカワエディ タチカワ at 2018年02月01日 20:50
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
ベトナム ダナントリップ2018 その1
    コメント(2)