2007年12月10日
北欧デザイン国家 フィンランド

かなり以前から北欧の家具デザインは秀逸で、価格も高い有名ブランドが目白押しです。
現在では家具だけでなく、アパレルや工業製品のデザイン力も秀でています。
デザインの話はデザインの専門家にお任せするのが最適なのでここではしませんが、
なぜ、そのようなデザインをする力のある人材が育つのでしょうか。
伝統の力もあるでしょうが教育の力も大きいと思います。
意外と知られていないのではないかと思いますが、フィンランドの高等教育のレベルは世界第一位です。日本よりも教育レベルが高く、大学の受験戦争が厳しい韓国や香港をも上回っています。
ところが、大学受験戦争が(完全にないわけではありませんが)あまりないのだそうです。大学はすべて国立大学です。
フィンランドの国民性は他人と競争して相手を打ち負かすことよりも、自らを高めより高いレベルを目指すことに強い関心を持っているとのことです。他人より良い物を作ろうではなく、自分が納得できる物を作るのだという意識が強いのだと思います。

フィンランドで生まれたノルディックウォーキングも順位を競う競技種目ではありません。他人と競うためのスポーツではなく、自分の健康と周りの人たちとの楽しい生活のために行うものなのです。
ちょっと身近な物に目を向けてみましょう。昨日のウォーキング大会の商品のゲーム機。今まで売れてきていたものはリアルさを売り物にした対戦型ゲームが主流のプレイステーション。しかし近年大ヒットしているのは任天堂DSの脳トレやWii Fitのような自身を高める欲求を満たそうとする商品です。人々の志向が変わってきているのかもしれません。
20世紀以降のこれまでの文化はアメリカ主導の競争原理が支配していたと思います。しかしイラクでの躓きからブッシュ政権の行き詰まり。アメリカ追従のオーストラリアの政権交代、アメリカ経済を上回る規模のECの成立。時代はクールにチェンジしようとしているのではないでしょうか。


ノルディック&ウォーキング モニターツアー IN きくがわ 12月4日
SURF 外海 6月11日
菊川おんぱく ノルディックウォーキング
12月6日に花沢の里でノルディックやりますよ~。
菊川でノルディックウォーキング
ノルディックウォーキングのお知らせ
SURF 外海 6月11日
菊川おんぱく ノルディックウォーキング
12月6日に花沢の里でノルディックやりますよ~。
菊川でノルディックウォーキング
ノルディックウォーキングのお知らせ
Posted by エディ タチカワ at 18:56│Comments(0)
│ノルディック・ウォーキング