2013年06月02日
蓼科ピラタス山歩き
去る5月28日と29日、車山泊で蓼科ピラタスへ行ってきました。
ずっと以前から、どんな所だろうと思い行ってみたかったのが、北八ヶ岳ロープウェイ(旧ピラタスロープウェイ)の上にある坪庭。
八ヶ岳のエリアでも南八ヶ岳は岩稜が聳えるアルピニズムの世界。
それに比べ北八ヶ岳の蓼科周辺は森林と高層湿原や池塘といったバックカントリーの世界。
私は大学時代に登山をやっていたけれど、アルピニズム派ではなくて、アメリカ・カリフォルニア文化の影響を受けたバックパッキング派(現在のバックパッカーとは違う自然回帰志向の強いアウトドア派)でした。
当時、北八ヶ岳は国内では有数のバックパッキングの理想郷でした。日本離れした風景ですからね。
貧乏学生だった私は遂に行くチャンスがなくて憧れの地で終わってしまいました。

新東名開通後は山梨県境近くまで高速道路で行けてしまううえ、中部自動車横断道路も増穂まで開通しているので八ヶ岳方面はとても近くなりました。途中の52号線沿いでも建設工事が進んでいて2017年には高速道路だけで長野へ行けるようになるようです。

八ヶ岳パーキング下り線は、美味しそうなモノの宝庫。
清里の牛乳ってだけで美味しそうに見えてしまいます。

中央高速道路を降りてメルヘン街道・ビーナスラインを登って行くと高原の別荘地へと入っていきます。

程なくしてピラタス蓼科スノーリゾートに到着しました。
スイス・ルツェルンのピラトゥス山にちなんで命名されたというだけあってスイス風のデザインの建物。

このロープウェイは日本で最初の定員100人越えの大型ロープウェイ。

片道切符で乗り込みました。
お客さんは我々を含めても10名ちょっとのガラガラ。
平日旅行の良いところです。

標高1771mから2237mまでの466mを7分で登ってしまいます。

梅雨の走りで雲が多く、南アルプスや中央アルプスは見えませんでしたが、
充分な高度感でダイナミックなパノラマが広がります。

山頂駅を降りるとそこは坪庭。
駅の周辺は観光地として整備されてしまっていますが、
このあたりは八ヶ岳でも最後の噴火があった場所とのことで、火山性の土地と高層寒冷地特有の植物相とあいまって独特の風景です。


2000mを超えているのでまだ登山道の脇には雪が所々に残っていました。


このエリア独特の縞枯れ現象が見られます。


縞枯山荘の方に寄り道してみました。

子供の頃から憧れた「高原」の風景ですね。
1時間ほど散歩して山を下ることにしました。

ここ2年くらい膝の痛みで富士登山のガイド業も休止状態ですが、
今年は少し良いので足慣しのために1時間半の下りを歩いてみました。
山は上りよりも下りの方がたいへんなのです。



山桜がまだきれいに咲いていました。
でもいちばん、目に鮮やかなのは


シラビソの若葉の緑でした。


1時間ちょっとで山麓駅まで降りてきましたが、やっぱりヒザがガクガクでした。

雨の予報も出ていましたが雲が切れ、八ヶ岳の主峰群も見ることができました。

クルマで白樺湖畔を通って、車山に。

宿にチェックインしました。
今日の宿はグルーポンで60%offになっていた宿。
メゾネットの部屋にはこんな暖炉がありました。
火を使っているのではなく、映像です。電気の温風が出てくる仕組み。
これ、欲しいかも。

宿のオーナーはあの三浦雄一郎さん一家と親しいらしく、記念の品が飾ってありました。

宿に泊まっているのは2組だけということで、貸切露天温泉も使い放題。
気づいたら雨が降ってきていました。
山歩きの時に天気がよくてラッキーでした。

ディナーはイタリアンのフルコース。
地元産ワインが美味しかったです。





一番美味しかったのは写真に写っていないスープでした。

翌朝、ホテルの中は穏やかですが

外はかなりの雨風となっていました。
朝食は



夫婦でオーベルジュに泊まるなんて20年ぶりくらいでした。
蓼科はスキーで来たことは何度もありましたが、雪のない夏のシーズンは初めてでした。
蓼科周辺には高層湿原や岩場のある山など多彩な自然があり、また訪れてみたいと思いました。
ずっと以前から、どんな所だろうと思い行ってみたかったのが、北八ヶ岳ロープウェイ(旧ピラタスロープウェイ)の上にある坪庭。
八ヶ岳のエリアでも南八ヶ岳は岩稜が聳えるアルピニズムの世界。
それに比べ北八ヶ岳の蓼科周辺は森林と高層湿原や池塘といったバックカントリーの世界。
私は大学時代に登山をやっていたけれど、アルピニズム派ではなくて、アメリカ・カリフォルニア文化の影響を受けたバックパッキング派(現在のバックパッカーとは違う自然回帰志向の強いアウトドア派)でした。
当時、北八ヶ岳は国内では有数のバックパッキングの理想郷でした。日本離れした風景ですからね。
貧乏学生だった私は遂に行くチャンスがなくて憧れの地で終わってしまいました。

新東名開通後は山梨県境近くまで高速道路で行けてしまううえ、中部自動車横断道路も増穂まで開通しているので八ヶ岳方面はとても近くなりました。途中の52号線沿いでも建設工事が進んでいて2017年には高速道路だけで長野へ行けるようになるようです。

八ヶ岳パーキング下り線は、美味しそうなモノの宝庫。
清里の牛乳ってだけで美味しそうに見えてしまいます。

中央高速道路を降りてメルヘン街道・ビーナスラインを登って行くと高原の別荘地へと入っていきます。

程なくしてピラタス蓼科スノーリゾートに到着しました。
スイス・ルツェルンのピラトゥス山にちなんで命名されたというだけあってスイス風のデザインの建物。

このロープウェイは日本で最初の定員100人越えの大型ロープウェイ。

片道切符で乗り込みました。
お客さんは我々を含めても10名ちょっとのガラガラ。
平日旅行の良いところです。

標高1771mから2237mまでの466mを7分で登ってしまいます。

梅雨の走りで雲が多く、南アルプスや中央アルプスは見えませんでしたが、
充分な高度感でダイナミックなパノラマが広がります。

山頂駅を降りるとそこは坪庭。
駅の周辺は観光地として整備されてしまっていますが、
このあたりは八ヶ岳でも最後の噴火があった場所とのことで、火山性の土地と高層寒冷地特有の植物相とあいまって独特の風景です。


2000mを超えているのでまだ登山道の脇には雪が所々に残っていました。


このエリア独特の縞枯れ現象が見られます。


縞枯山荘の方に寄り道してみました。

子供の頃から憧れた「高原」の風景ですね。
1時間ほど散歩して山を下ることにしました。

ここ2年くらい膝の痛みで富士登山のガイド業も休止状態ですが、
今年は少し良いので足慣しのために1時間半の下りを歩いてみました。
山は上りよりも下りの方がたいへんなのです。



山桜がまだきれいに咲いていました。
でもいちばん、目に鮮やかなのは


シラビソの若葉の緑でした。


1時間ちょっとで山麓駅まで降りてきましたが、やっぱりヒザがガクガクでした。

雨の予報も出ていましたが雲が切れ、八ヶ岳の主峰群も見ることができました。

クルマで白樺湖畔を通って、車山に。

宿にチェックインしました。
今日の宿はグルーポンで60%offになっていた宿。
メゾネットの部屋にはこんな暖炉がありました。
火を使っているのではなく、映像です。電気の温風が出てくる仕組み。
これ、欲しいかも。

宿のオーナーはあの三浦雄一郎さん一家と親しいらしく、記念の品が飾ってありました。

宿に泊まっているのは2組だけということで、貸切露天温泉も使い放題。
気づいたら雨が降ってきていました。
山歩きの時に天気がよくてラッキーでした。

ディナーはイタリアンのフルコース。
地元産ワインが美味しかったです。





一番美味しかったのは写真に写っていないスープでした。

翌朝、ホテルの中は穏やかですが

外はかなりの雨風となっていました。
朝食は



夫婦でオーベルジュに泊まるなんて20年ぶりくらいでした。
蓼科はスキーで来たことは何度もありましたが、雪のない夏のシーズンは初めてでした。
蓼科周辺には高層湿原や岩場のある山など多彩な自然があり、また訪れてみたいと思いました。
粟ヶ岳ハイク 5月10日(金)
伊豆松崎・下田 森のおくりもの 8月30日~31日
コロナ疎開 1日目~3日目 3月14日~16日
2020年1月1日 元旦は竜爪山へ。
3連休最終日は伊豆松崎でハイキング
井川de秋満喫の旅 11月10日~11日
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3連休最終日は伊豆松崎でハイキング
井川de秋満喫の旅 11月10日~11日
Posted by エディ タチカワ at 22:38│Comments(0)
│アウトドア