2012年07月06日
苔むす森と静寂の池 その1
昨年はぽとんさんと南アルプスの茶臼岳と上河内岳に登って、毎年アルプスに登ろうと決めていたました。
ところが、今年は膝の痛みがあるので方針を変え、新しく入手した山道具のテストをメインにしたキャンプ&山歩きをアルプス以外の山ですることになりました。

クルマで登山口に向かう道を走っていると、
ぽとんさんが、この木は何々、あの木は何々と教えてくれます。
私が反応したのはこの木

なんの木かわかりますか?

これはマタタビだそうです。ネコにマタタビです。ネコ好きならご存知のネコのココロとカラダをとろけさす魔法の植物。
この葉っぱは乾燥してても効くのだそうで、持って帰りました。
山登りに行くのですが、我々は頂上を踏むのが目的ではなく、頂上はあくまで単なる目標物に過ぎません。
それよりも興味深いものがあれば、クルマを止めてそっちに夢中になるのです。

別荘地の中を走っていたら、鹿の群れに遭遇。
インサイトはブレーキを踏んで止まるとエンジンも止り無音になるので鹿も急には逃げません。

ようやく峠の駐車場に到着。
今回はテント泊なので大きな荷物ですが、装備品を今流行りのウルトラライトのモノに更新しているので昨年の山小屋泊の時よりも荷物が軽いのです。

今回の目的地は緑の回廊八ヶ岳の中でもこの時期高山植物と苔が美しい北八ヶ岳の白駒池なのです。

このあたりも鹿の食害が酷いのでしょう。森の緑を守るために柵が張り巡らされていました。

麦草ヒュッテで早くもお昼を食べようかどうかメニューをチェックするぽとんさん。

もうお気づきだと思いますが、山の装備をウルトラライトにしたのですが、食材はクーラーバッグに詰めてウルトラヘビー級です(笑)

森の中に入っていくと先ずはコメツガやトウヒなどの針葉樹の自然林と笹の群生の森が現れ、進むにつれ様々に植生が変化してきます。
私は植物の知識がどうしても頭に入らない人なのですが、森の植物に詳しい達人のぽとんさんと一緒だと面白い知識がいっぱい聞けてありがたいのです。

だんだん苔が多くなってきました。日本を代表する美しい苔むした森の風景が現れてきました。

するとにわかに視界が開けました。ここは白駒の奥庭と呼ばれる一角。

ゴツゴツした岩と低い様々な植物が、まるで腕利きの庭師が造ったような風景になりました。
いえ、もっと正確に言えば、腕利きの庭師でも創造できないような自然が作り出した美しさでしょうか。

松葉は普通は2枚ですが、この松は5枚。五葉松です。よく見ると、とても美しい。

こんな立ち枯れの木も、いかなる彫刻家やデザイナーでも作り出せない造形美ではないでしょうか。

インテリアとして流行のエア・プラントも自然に存在しています。

白駒の奥庭をすぎると白駒池駐車場横を通り、白駒池の分岐点へ。
そうなのです、白駒池に近い観光用の有料駐車場から歩くよりも、麦草ヒュッテ近くの無料駐車場から歩いたほうが遠いけど美しい風景を堪能することができるのです。

そして、いよいよ今夜の宿泊予定地の白駒池が見えてきました。
ここまで自然観察をしながらゆっくり歩いて約40分。
早くも写真18枚も紹介して長くなってしまったので、続きは続編とさせていただきます。
おたのしみに。
ところが、今年は膝の痛みがあるので方針を変え、新しく入手した山道具のテストをメインにしたキャンプ&山歩きをアルプス以外の山ですることになりました。

クルマで登山口に向かう道を走っていると、
ぽとんさんが、この木は何々、あの木は何々と教えてくれます。
私が反応したのはこの木

なんの木かわかりますか?

これはマタタビだそうです。ネコにマタタビです。ネコ好きならご存知のネコのココロとカラダをとろけさす魔法の植物。
この葉っぱは乾燥してても効くのだそうで、持って帰りました。
山登りに行くのですが、我々は頂上を踏むのが目的ではなく、頂上はあくまで単なる目標物に過ぎません。
それよりも興味深いものがあれば、クルマを止めてそっちに夢中になるのです。

別荘地の中を走っていたら、鹿の群れに遭遇。
インサイトはブレーキを踏んで止まるとエンジンも止り無音になるので鹿も急には逃げません。

ようやく峠の駐車場に到着。
今回はテント泊なので大きな荷物ですが、装備品を今流行りのウルトラライトのモノに更新しているので昨年の山小屋泊の時よりも荷物が軽いのです。

今回の目的地は緑の回廊八ヶ岳の中でもこの時期高山植物と苔が美しい北八ヶ岳の白駒池なのです。

このあたりも鹿の食害が酷いのでしょう。森の緑を守るために柵が張り巡らされていました。

麦草ヒュッテで早くもお昼を食べようかどうかメニューをチェックするぽとんさん。

もうお気づきだと思いますが、山の装備をウルトラライトにしたのですが、食材はクーラーバッグに詰めてウルトラヘビー級です(笑)

森の中に入っていくと先ずはコメツガやトウヒなどの針葉樹の自然林と笹の群生の森が現れ、進むにつれ様々に植生が変化してきます。
私は植物の知識がどうしても頭に入らない人なのですが、森の植物に詳しい達人のぽとんさんと一緒だと面白い知識がいっぱい聞けてありがたいのです。

だんだん苔が多くなってきました。日本を代表する美しい苔むした森の風景が現れてきました。

するとにわかに視界が開けました。ここは白駒の奥庭と呼ばれる一角。

ゴツゴツした岩と低い様々な植物が、まるで腕利きの庭師が造ったような風景になりました。
いえ、もっと正確に言えば、腕利きの庭師でも創造できないような自然が作り出した美しさでしょうか。

松葉は普通は2枚ですが、この松は5枚。五葉松です。よく見ると、とても美しい。

こんな立ち枯れの木も、いかなる彫刻家やデザイナーでも作り出せない造形美ではないでしょうか。

インテリアとして流行のエア・プラントも自然に存在しています。

白駒の奥庭をすぎると白駒池駐車場横を通り、白駒池の分岐点へ。
そうなのです、白駒池に近い観光用の有料駐車場から歩くよりも、麦草ヒュッテ近くの無料駐車場から歩いたほうが遠いけど美しい風景を堪能することができるのです。

そして、いよいよ今夜の宿泊予定地の白駒池が見えてきました。
ここまで自然観察をしながらゆっくり歩いて約40分。
早くも写真18枚も紹介して長くなってしまったので、続きは続編とさせていただきます。
おたのしみに。
粟ヶ岳ハイク 5月10日(金)
伊豆松崎・下田 森のおくりもの 8月30日~31日
コロナ疎開 1日目~3日目 3月14日~16日
2020年1月1日 元旦は竜爪山へ。
3連休最終日は伊豆松崎でハイキング
井川de秋満喫の旅 11月10日~11日
伊豆松崎・下田 森のおくりもの 8月30日~31日
コロナ疎開 1日目~3日目 3月14日~16日
2020年1月1日 元旦は竜爪山へ。
3連休最終日は伊豆松崎でハイキング
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Posted by エディ タチカワ at 23:05│Comments(0)
│アウトドア